見出し画像

旅と写真について 2


こんにちわ!
やっと時差ボケも治り、体調も良くなってきました@sanomariです。


さて、前回は、

・旅の事前準備
・inspiration集めについて
・インプットした写真をどうするか
について書いていきました。

前回の記事はこちらから

今回は、こちらについて書いていきます。

・実践!どうやって撮影しているの?

まずは、一緒に行っている友達を撮影する!

モデル(友達)を立たせてカメラを構えたら、構図・高さ・距離感を決める


こんな感じで実際に撮影して、友達に見せる。
ここには1枚しか載せませんが実際は動いてもらうので何十枚も連写してます。

ここから自分で決めたカメラの位置から動かさないでモデル(友達)にカメラを渡します。
そこからモデルが立っていた場所に自分が移動しシャッターを連写で押してもらうだけ。

メリット⇨自分の理想の写真が撮れるし、撮り直しも少ない!!

この時は、後ろにあるモロッコの国旗とタクシーを入れたかったのでこの位置にしました。


次に、

・奥行きを出すこと!!

なぜかというと、シンプルに
「奥行きのある写真の方が上手く見えるから!笑」

※奥行きとは手前に何か物を持ってきたら奥行きは簡単に作れます。

こちらを踏まえて
1.あえて人物をぼかす
2.手前に被写体 についてお話ししていきます。

1. あえて人物をぼかす
人に焦点を当てれば良いのか、背景に焦点を当てれば良いのか自分でカメラを構えて見ることも私がよく撮影するときに気にするポイントです。

たとえばこちらの写真

Tinchirという村を上から見下ろせるスポットに行ったのですが

ここで写真を撮るのに、人にピントを合わせると町の建物のデザインや向こう側まで続く壮大さも伝わらなそうだったので、

あえて背景にピントを当てて撮影してもらいました。

その時の写真がこちら


最近は、人以外に焦点に当てて撮影するのも流行っているので、撮影してもらうときに、ここに焦点を当ててほしいことを伝えると撮影の幅が広がると思います。

このように、壮大な感じを見せたいからあえて自分をぼかすこともありますが、私自身は旅のときでしか撮らない手法です。



2. 手前に被写体


こちらの写真は自分を手前に持ってきて自分にピントを合わせて背景をぼかしているパターンです。

自分にピントを合わせるときはファッションを見せたいときが多いかも。普段撮影するポートレートなどもそうですが、例えばハットを見せたいとか、ピアスを見せたいなど“見せたいもの”は様々。


このように、背景に焦点を当てても自分に焦点を当ててもOKなので念の為両方撮っておくと後でSNSにUPするときに選びやすくて◎


【ここまでのまとめ】

自分をぼかすか・風景をぼかすか

・風景を表現したいなら人をぼかしてを載せる
・ファッションを見せたいなら背景(又は物)をぼかして載せる

ここまでで、奥行きがポイントなのはわかっていただけたと思います。
それ以前に私がとくに意識しているポイントとしては、

見ている人が一緒に旅をしているかのように、錯覚する写真をテーマとしています。



・ポージングについて

これに関しては、とにかく連写しています(笑)
そして自分が動きます!!

上画像は一部ですがこんな感じで動いてます。笑

撮る側に脇しめて動かさないで撮ってもらう事と、自分の動きもなるべくゆっくりめで!がポイント。


【自然で撮る場合】
結構走っている写真が多いです。笑

【街で撮る場合】
自分で構図を決めているので前後に歩いたり
スカートを履いて入ればスカートを持ち上げて離したり、
くるくる回ってひらひらしたスカートの感じを写したり、!


また、動きが出る写真が好きなので、髪の毛に少し動きがあるとか、横向いている写真、下向いている写真、全身が映る写真...

などなど、とにかく構図はかなり考えてます。


そのときに、動きが出る服を着ること。

なるべく軽い素材のものを着ると動きが出やすくなります。(シフォン系など)
スカートの袖を掴んで離すを繰り返しながら連写し、
歩き回ったりして風でなびかせるとかわいいです。


何十枚も写真を撮っていてどうやって写真を選んでいるのか

一度全部編集(レタッチ)⇨レタッチした色味に写真がマッチするかを判断
⇨その中からお気に入りをピックアップ⇨Instagramのフィードに合うか

これを繰り返しながら一枚に絞っていきます

・3:4で撮ること



なぜ??
★正方形よりフィードに流れてきたとき迫力がある=目に留まりやすい
★ストーリーズのことも考える
★ブログや記事には横の写真が使いやすい

ブログや記事は写真が横だと見やすいんですよね。
iPhoneの小さい画面の中でスクロールは少なければ少ないほど見てもらえるそう。

なので撮影する際は縦と横の両方で撮影するのがベスト!!

・撮影するときの光

太陽に背を向けて撮る
太陽を横にして相手を撮る

太陽の位置を変えるだけで写真の写り方が全然違いますよね!!これはカメラをやっている方が割と当たり前に意識していると思うのでここでは省きます。


・最後に


長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
何に関してもそうですが、旅行に行ったり本を読んだり自分の好きな時間を日々過ごして、色々な”好き”を自分の中にストックしていかないと
どんどん煮詰まって、新しいものが発信できなくなってしまうなあと感じます。

実はこの記事、随分と下書きに保存されてたんだけど

ある高校生には公開前からシェアしていました。

ある高校生の女の子に、

旅にでてみたいこと、写真が好きなこと、早くそんな大人になりたいと、そしてどうやって撮影しているのかなどと、以前からかなり熱くメッセージをもらっていたので思いきって書いてみました。


その子には、

私自身、高校生の頃思い描いていた大人にはなれていないけど実際そんなものだから、あまり深く考えないで目の前の楽しい事を素直に楽しんでね。とだけ言いたいな。
今の”好き”が、いつか何か仕事に繋がるかもしれないから“好き”をどんどん積み重ねていってくれたらな。



私が何年か前に感じた、自立している女性って素敵!という自分の中の新しい定義や
” あの場面で見た、あそこに行ってみたい! ”
という気持ちから湧いた一人で旅に出る勇気。
それと
” また絶対ここに来る!!!”
” 絶対いつかあんな生活を送る!! ”という
何にも代えがたいパワフルなパワーをどんどん感じてほしい。


私も本当は、Instagramにもっと色々載せたい。
ブレてブサイクな変な顔の写真も、友達と大笑いしてる写真も、恋人とニコニコしてる写真も、変なモノを見つけた時の写真も、普段のもっともっと生活感満載な写真も。
たくさんたくさんあるけれど、


目指すものがあって、自分の世界観があって、「写真は作品だ、SNSは自分が持つメディアだ。」と考えるようになってから、
それらは一切封印してしまいました。
正直、少し寂しく感じる時もある。

だけど、今の仕事は自分で守り続けてきたSNSのおかげであって、自分でしっかりブランディングしてきた結果なのと、こうやって客観的に記事を書いてみて、セルフプロデュースの大切さに改めて気付かさせれたから、これからも自分らしくブレずにやっていきたいな☺️。


では、需要があればまたいつか書きます!



サポートありがとうございます!頂いたサポートはこれからの写真活動や企画運営、旅の生活費として使用させて頂きます!!よろしくお願いします。