なんだかバタバタしていて、日記を書いていなかった。そういうときもある。今年を振り返ってみるか……。（希死念慮や鬱の話をしているので、そういうのが苦手な方は読むのを控えた方がいいかもです）

一昨年の秋から体調が悪く、今年の初めには鬱になっていた。何にも興味が湧かず、歩くことさえできなかった。でも2ヶ月ほど休んだら、だいぶ体調を取り戻した。しかし、希死念慮は常にあり、それと戦った一年だった。12月の今は希死念慮は薄くなり、薬も減らしてもらいながら体調を管理している。
2021年が絶好調の年だったので、それと比べて何が違ってこんなことになってしまったのだろうと考える。2021年は比較的ルーティン通りに生活していた。毎朝8時に起き、勉強をして、仕事や制作をして、アイデアを考え、読書をする。これが崩れかけていくのと同時に鬱がやってきた。鬱だからルーティン通りに生活できなくなったのか、ルーティンを崩したから鬱になったのかはわからない。でも、鬱の時は薬の影響もあっただろうが、朝起きれず、どこにも行けず、何もできず、そんな自分を肯定することさえできなかった。でも、カベポスターのラジオを聴いたり、塗り絵をやったり、紙粘土で遊んだりして、どうにか自分を保っていた。今年の11月に入ってから、ようやく鬱から抜けた感じがある。特効薬はないけれど、いつか平穏な日々が戻ってくるものだ。1年は苦しんでいた。苦しかったけれど、がむしゃらになって苦しみから逃れようとしていたときに出会ったものや、喋った人、眠ったときに見た夢は、私を構成しているし、その副産物としていろんな物を作れた。やっぱり創作すると心が安定する。鬱のときは、誰にも見せない文章を書いたり、紙粘土でぐちゃぐちゃな物を作ったりしていた。それは本当によかった。人というのは、何もしなくても何かしている。だから、安心して流れに身を任せて、たまに重い腰をあげて何かしてみようぜ。

結婚もした。人生のけっこう大きなイベントだけれど、式などは挙げていないので、あまり実感がない。私は彼と結婚してから目に輝きが戻ったと、友人や母は言う。気のせいじゃないかと思うが、結婚生活はギスギスすることもあるけれど、おおまかに見れば楽しい。結婚には利点なんて求めていない。別に楽しくなくても、一緒にいれればいい。

10キロ太った。これはさすがに大変なことなので、来年は10キロ落とすことを目標に頑張る。ブラックピンクかルセラフィムに加入したいので、それを目標にしている。今は食事管理とジムで筋トレをしているが、来年からはピラティスを始める予定だ。

今年は勉強や読書があまりできなかったので、来年は気合を入れていろいろ学ぶつもりだ。ずっと放置していたC言語の勉強や溶接、モデリング、プロセッシングを学びたい。あとは、石を拾いに行ったり、凧揚げをしたり、そういうこともやっていく。鬱のときに、生産性のないものは悪だという自己否定が定着してしまったので、特に仕事と関係のないことで一年を充実させていきたいなと思っている。ちょっとでも興味のあることにたくさん時間を使っていきたい。

仕事もゴリゴリやっていく。面倒だけれど、お金をたくさん稼ぎたい。よーし。来年は凪のように、毎日をゆったりと過ごし、でも、生活を舐め回すように楽しみたい。