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商業漫画は一軍で、広告漫画は二軍か?

…という挑戦的なタイトルをつけてみましたが、結論として「そもそもジャンルが違うので一軍も二軍もない」と両方やってみた私は考えます。
それぞれのジャンルで一流の人やベテランがいて、それぞれのジャンルで新人や志望者がいます。


ただし、一般的に"漫画家"としてイメージされたり、作品とともに認知度が高まるという点では商業漫画のほうが仕事として知られているのはあるかと思います。
また、私のように始めは商業漫画家を目指していたけど挫折して、広告漫画界に入門した人も多いのは事実でしょう。


自分の中から湧き出るものを形にしていく商業漫画の水が合っている人もいるし、クライアントの手助けをする形で漫画を役立てる広告漫画の水が合っている人もいるので、自分がここが合ってると思える場所で活躍できるのがいいですよね。
ちなみに私は後者のほうが合っているなぁと自分では思います。


そしてここから私が訴えたいところなのですが、商業だろうが広告だろうが「漫画の要は『ネーム』である」ってことなんです。記事のタイトルそれにしろって感じなんですが。

何を伝えたい・伝えるべきで、そのためにはどういう表現・演出が効果的なのか?
これを考えるのは商業漫画でも広告漫画でも同じですよね?


でも、最近の広告漫画、特に個人で受注していて間に編集者や制作会社が入っていない場合、ネームができていない人が多い印象です。依頼主は漫画制作のプロではないので、直しが入らないのも原因だと思います。

私の肌感では商業漫画家を本気で目指していて、そこから広告に流れた人はちゃんと基礎ができていると感じます。ネームの訓練を積みますからね。

ネームの訓練って何したらいいのかわからないですよね。万人に共通の正解があるわけでもないですしね。そのうち私がやってきたネームの練習で効果があったものについても記事を描きたいと思います。

絵ばかり練習しがちですが、ネームも忘れずに…!
ネームを描けるほうが食いっぱぐれません。


↓ あと、私はこういう者です。


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