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チャンギ空港からマリーナベイ・サンズへのアクセス事情

こんにちは。マリーナベイサンズ公式note運営チームです。

投稿第2回目は、シンガポールが初めてでも、あるいは海外旅行が初めてでも安心な、シンガポール・チャンギ国際空港からマリーナベイ ・サンズまでのアクセス方法について、ステップバイステップで書いてみたいと思います。

まず、シンガポールに行ってみたい・噂のマリーナベイ・サンズに行ってみたい、と思った時、必ず通らなければならないのがシンガポールの空の窓口、チャンギ国際空港 (Changi International Airport)

チャンギ国際空港は、毎年連続で世界のベスト空港を受賞しているほど満足度ナンバーワンの国際空港です。今年の6月にはジュエル(JEWEL)と呼ばれる総合ショッピングモールが完成し、空港としてはもちろん、観光スポットとしてもますます注目を浴びています。

新しい見どころが増え、観光スポットとしても充実しているチャンギ国際空港ですが、やはり一番重要なのは基本情報。そこで今回のnoteは「チャンギ国際空港からマリーナベイ・サンズまでどのようなルートで行くべきか」をテーマに、リアルなアクセス事情をお届けしたいと思います。

これさえ押さえておけば、シンガポールチャンギ国際空港は初めて!という人でも(リアルすぎて)困ることはないはず!

1 : シンガポールチャンギ空港の4つのターミナル

シンガポールチャンギ国際空港には4つのターミナルがあります。今回はまだ新しくて1番情報量が少ないターミナル4での写真をベースに紹介します。ターミナル4はエアアジアなど、LCAに搭乗する際利用するターミナルで、2017年10月に完成しました。

可能なかぎり、対人手続きを排除する自動化の工夫が各所に施されているので、エアアジアのチェックインなどは端末でほぼすべて完了してしまえます。

まずは、機内で配布される入国カードについて。入国カードの内容は国によって微妙に異なるので、フライト経験が多くても戸惑うことが多いもの。

間違わないように、と消せるボールペンで記入する人も少なくありませんが、これは機械操作に影響が出る場合があるので使用を避けましょう。

また、記入例を見ながら書きたいということで入国審査前のカウンターで書く人も多いですが、備え付けのボールペンはインクが切れたりしていて書けない場合も。自分のボールペンを持参しておくと安心です。

なお、入国カードを書くカウンターの横には、パスポート提示で空港の無料Wi-Fiが利用できるキオスクがあります。パスポートをスキャンするだけで簡単にWi-Fiアクセスコードを取得できます。

日本から旅行先ですぐに繫げられるWi-Fiルーターをレンタルしていない場合は、まずここでWi-Fi環境を整えるととても便利です。完全無料なので、利用しない手はありません。

入国審査が終了すると目の前にトイレがありますが、ここは何故かいつも混んでいるので、「荷物ピックアップ」の横で済ませて起きましょう。その後効率よく移動することができます。

2 : 美味しいレストランがいっぱいのターミナル内

チャンギ国際空港には、各ターミナル毎に美味しい食事が楽しめるレストランが数多く入っていて、毎回選択に迷ってしまうほどです。現在は2019年6月にオープンしたばかりのジュエル(JEWEL)が話題ですが、ターミナル4でも様々な食事を楽しむことができます。

特にターミナル4出発ロビーのエスカレーターを上がった所にあるレストランはゆったりしていて、チェックイン前後の大きな荷物持参でも快く座ることができるのでおススメ。

空港到着後にまずおすすめしたいのは、シンガポールのローカルフード「肉骨茶(バクテー)」。肉骨茶とはシンガポールがまだイギリス植民地だった頃、中華系移民たちを中心に、肉体労働に関わっていた苦力(クーリー)たちが主に食べていた料理で、非常にざっくり言うと「豚肉のスープ」のこと。胡椒が効いているのにお腹に優しいので、旅の始まりの体調を整える食事にオススメです。

肉骨茶といえば、今年3月に日本全国ロードショーされ、俳優の斉藤工さんと女優の松田聖子さんの競演で話題となったシンガポール・日本・フランスの合作映画「家族のレシピ(原題:RAMEN TEH)」で初めて名前を聞いた、という方も少なくないのではないでしょうか。

実はこの映画、ガラプレミアはマリーナベイ・サンズで開催され、主演の斉藤工さんや松田聖子さんもマリーナベイ・サンズを訪れています

3 : 空港で旅の環境を整える

SIMロックを解除したスマートフォンをお持ちで、旅行用SIMが必要な場合は、プリペイドのSIMカードを空港で購入することをおススメします。

シンガポールは、他の東南アジア諸国に比べてみてもSIMの値段が高めのため、中心部でも空港でも価格差はあまりありません。いっそ空港で購入した方が時間短縮にもなってお得です。設定はカウンターで全て行ってくれます。なお、設定を依頼する際、言語設定を「英語」にしておくとよりスムーズに設定することが可能です。

ただし、設定してもらった後、カウンターを離れる前に自分で接続確認してみるのを絶対忘れずに。もしちょっとでもおかしいなと思ったら、購入したカウンターで確認してもらいましょう。

SIMカード購入カウンターのすぐそばには両替所もあります。まだシンガポールドルで現金の用意がない場合には、ぜひここで最低5000円ほど両替しておきましょう。空港レートは特にお得ではないですが、レートは適正ですし、両替窓口に電光掲示板で表示されているので安心して利用できます。また、中心部への移動時にキャッシュがあった方が何かと安心です。

4 : 現金替えた、ネット環境できた、そしてお腹も満たされた、いざ移動!

では、シンガポール都心のマリーナベイサンズまで移動してみましょう。
移動手段としては、

1.タクシー
2.Grab
3.バス
4.MRT(電車)

など、4つの手段がありますが、取り敢えずここではバスと電車は選択肢から外すことをおススメします。というのも、この2つは他の選択肢に比べてどうしても余分に時間がかかってしまうからです。

例えばバスは、36番のバスで行けるのですが、所要時間はなんと約1時間。MRT(電車) も、マリーナベイ・サンズまでは2回乗り換えが必要で、こちらも待ち時間を入れると全体でやはり約1時間。大きな荷物を持っての長時間移動はオススメできません。ここでオススメしたいのはやはりタクシーとGrabです。

Grabの乗り方は別note記事でじっくりご紹介したいので、今回は誰でも出来るタクシーの利用方法をご紹介します。

タクシーを選択する場合「現金を持っているか」はとても重要なポイントです。これは、タクシーの場合「現金払いのみ」という車も存在しているからです。カード決済可能と表示はありますが、実際には現金で、というドライバーさんは多いです。少しの現金を用意しておくだけで、気持ちよく利用できます。

そして、タクシーの場合はまず乗車人数、荷物の数をタクシー乗り場の係員に伝えましょう。言葉が出来なくても、手振りで示せば理解してくれますから大丈夫。その人数、荷物の数に応じて「◯番の車に行ってください」と指示をしてくれるのでその指示に従ってください。(人数や荷物の数に応じて乗車の順番が変わることがあります。)念の為、荷物を積まれたことを目視確認してから乗車しましょう。

次は行き先の伝達ですが、場所の名前を伝えれば、ほぼ大丈夫。「通じるか心配」という人は住所や建物を英語で表記したメモを事前に用意しましょう。

ここで、Googleマップは?と思う人もいると思いますがそれはあまりオススメしません。タクシーの運転手さんの場合、基本的なランドマークは頭にインプットされているので、日本語の地図を見せられるよりも英語のメモ書きの方がわかりやすいのです。特に郵便番号(Postal code)は必ずメモしておきましょう。郵便番号がわかるとタクシードライバーは車内の検索システムで簡単に住所を検索することができます。

ちなみにマリーナベイ・サンズの「住所」は 10 Bayfront Avenue Singapore 018956 です。マリーナベイ・サンズの住所その他のアクセス情報の詳細は、公式サイトのこちらで確認できます。

そしてタクシーなら、チャンギ国際空港からマリーナベイ・サンズまでは交通渋滞のない限り20分以内で到着します。

1. 空港からの移動手段にタクシーを選択
2. 行き先が不安な場合は、運転手に文字(英語)で示す
3. 念のため、現地通貨で現金を用意

この3点を押さえておけばチャンギ国際空港からマリーナベイ・サンズまで、たとえ生まれて初めての海外旅行でも問題なくスムーズに移動できるはずです。ぜひご活用ください。

ちなみに。タクシーに乗車して、降車時に急にメーター表示額より多い金額を請求される場合がありますがご心配なく。東京23区ほどの面積しかないシンガポールでは、交通渋滞緩和のため様々な料金形態が設定されており、これが到着時にメーター表示料金に加算される仕組みになっているのです。この料金体系、実に複雑な仕組みとなっているため、ぜひ別のnote記事でわかりやすくご紹介する予定です。

如何でしたでしょうか。この公式noteでは、このように、マリーナベイ・サンズだけでないシンガポールへの旅行そのものを楽しんでいただくための話題や情報を様々な角度からお伝えしていきます。

では皆さまのお越しをお待ちしております。

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