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👘着物にお着替えの順番

皆様、こんにちは。
ごきげんいかがですか。

大和なでしこプロデューサーのマリナです。

生徒さん👧🏻「マリナ先生は着物姿になるとき、メイクが先ですか? お着替えが先ですか?」

とご質問いただきましたので、私が着物に着替えるまでのプロセスをご紹介。

前日までにアイロンをかけておく

まず初めに、着物を着る前日までに、着付けに必要なものにアイロンをかけておきます。

【アイロンをかけるもの】
着物
◆帯
腰紐こしひも
襦袢じゅばん
肌襦袢はだじゅばん
すそよけ

当日慌てないように、着付けに必要な小物や持ち物を用意しておきます。

#1 顔を作る(メイクアップ)

着物を着る前にメイクをします。

着物を着てからメイクをすると着物を汚してしまうかもしれないので、着物を着る前にメイクを完成させます。

基本的には普段と同じメイクでいいと思いますが、日本女性の伝統的なメイク方法は赤白黒の三色ですので、アイシャドウはピンクまたは赤または紫を薄く乗せるといいと上品です。

※この時点では、まだ口紅はしません。
着物を着た最後に唇に乗せます。

#2 髪をまとめる(ヘアセット)

メイクが完成したら、髪をアップにします。

肩に髪がつかないようにして、前髪は上げるか横に分けるのが着物美人の基本です。

平安時代から前髪があるのは幼い女の子の証なので、大人の女性であれば前髪は上げるか分けた方がいいですよー。

★髪が肩につかないショートヘアの方

後ろ髪をまとめる必要はありませんが、ブラシで丁寧にとかして、ヘアバームやヘアオイルを少しとってツヤを出しておきましょう。
前髪は上げるか分けましょう。

★髪が肩につくセミロング・ロングの方

後ろ髪を全部まとめてアップスタイルにします。

最初にヘアバーム(髪の毛が少ない方)やヘアオイル(髪の毛が多い方)を少量つけて、ブラシで丁寧にとかします。

先程、お伝えしたように、前髪はすべて上げてしまうか、左右一方にナナメに流して分けておくと上品です。

三つ編みをくるくる丸めてヘアピンでとめたり、夜会巻きにしてかんざしをさしたり、毛先や後れ毛がないようにまとめあげて、スプレーで固めましょう。

きものヘアセット


#3 足袋をはく

足袋をはきます。
なんで下着や着物を着る前にはくのかというと、足袋はかがんではくので、着物を着たあとですと、着崩れしやすいので先にはいてしまうといいです。

足を垂直に立てて爪先から足袋を被せます。
こはぜ(足袋の足首あたりについている金具)は下から上にむかって全部とめます。

#4 下着を着る

ご自身がお持ちの着物用下着を着ます。

ご参考までに、私の場合は以下のとおりです。

ノンワイヤーブラ
レースショーツ

裾除け

肌襦袢

補正用タオル

腰紐で肌襦袢の上からタオルを結んで固定

襦袢

腰紐と伊達締めで結んで衿を固定

#5 着物を着る

着物を着ます。

#6 口紅をつける

口紅は最後につけます。

口紅の色は赤系がオススメです。
ピンクやベージュだと着物の雰囲気に負けてしまうので、自分にあうレッドを探しましょう。

私は【舞妓はん リキッドマットリップ】の苺色を愛用してます。
マットな仕上がりで色が良く、長時間色が長持ちするので気に入ってます。

口紅つけなくてもいいかなと思ったときもあったんですけど、赤い口紅をつけないと着物の華やかさに顔が負けてしまい、印象が薄くなってしまうので、色々試した結果、つけた方が映えます。

洋服だとつけない人でも、着物のときはつけてみることをオススメします。


はい。これで完成です!

あくまでも私の順番なので、皆様はやりやすいように素敵に着物を着て楽しんでくださいね。


あらあらかしこ(*ˊᗜˋ*)ノシ


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