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今ロンドンで起きていること

 デイヴィッドアテンバラという90歳を超えた司会者がいる。彼はBBCのブループラネットというネイチャー番組の司会者として知られているが、近年番組の中で、自然が人間の手によって破壊されている切羽詰まった現状を紹介した。そもそも番組として非常に評判が良く、その美しい画面を通して伝わるメッセージは強い。日本でいうみのもんた(!)あたりのワイドショーの影響力の数十倍と思ってくれればわかりやすいかも。番組放送後、直ちにプラストローの使用が禁止された。メイ首相の一番の功績!!

日本でも一瞬話が出ましたねー。でもたかだかストローでゴニョゴニョ言う消費者=ワイドショーがいるから二の足を踏んでいる。シンプルに頭が悪すぎて信じられない。

 ロンドンはリベラル派が多く、民族や国、性的指向などの多様性が広い。文化に対しても寛容だと思うし、日本にある窮屈な同調圧力が存在しない。割と個人が若い時から意思を持っているからわがままだけれど健全だ。

 ただいまロンドン主要道路を占拠中のエクスティンクト・レベリオンというグループがいる。エクスティンクト・レベリオンとは絶滅への反乱とでも訳しましょうか、気候変動の回避、生物多様性の喪失の防止、および人間の絶滅と生態学的崩壊のリスクを最小限に抑えるための非暴力的な抵抗を利用することを目的とした社会政治的運動です。-wikiより- たくさんの学者も協力しており、2018年に発足されました。名前の通り反乱を掲げている。かつてのマーチンルーサーキングやガンジーの市民権運動をインスピレーションとしているらしいです。

ワクワクします。

「人生をかけて反抗」

 ロッケンロールの真髄は反抗=レベル(Rebel)。かつてロックを生んだイギリスで再びレベルの火が付いている。私たちはいつも正解だ!正論を盾にした保守的思想、表層的な社会、貧富の差、スモールマインド、ベトナム戦争、男尊女卑。そして今回は搾取的な資本主体の世界。ピンクやブルーの髪の人のが聡明で明瞭的確にメッセージを伝えている。そこに浅はかで利己的な考えはない。

本当のヒッピー!自由だ、ラブ&ピースだ、脇毛ボーボーだ。

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