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【東工大電気電子系2024】 東京工業大学大学院 工学院 電気電子系 【電気回路】 解答集

概要

この記事では,「東京工業大学大学院 工学院 電気電子系」の「電気回路」の解答例を公開しています。

電磁気学および数学の解答集はこちらになります。

作成したのは,2020年に東京大学大学院 工学研究科,東京工業大学 工学院 電気電子系に合格した筆者です。
受験に際し,東京工業大学,東北大学,北海道大学の院試問題を解いていたため,その時に作った解答をまとめたものになります。

解答例については,東京大学の電気系の解答を公開していますが,毎年50名以上に売れており好評をいただいております。

解答例について

解答例はWordで作成したものになります。
そのため,可読性が高く理解がしやすいと思います。

構成としては,「表紙」「概要」「各年度の解答例」となります。
簡単に内容を紹介します。

表紙

表紙は以下のようになっています。2024年1月に初版を書いており,新しい年度が追加された場合や,過去年度の執筆が完了した場合には追加されます。
一度購入していただくと,追加された年度も無料で見ることができます。
(更新後に再ダウンロードをする必要があります)

概要

表紙の次のページには,概要を載せています。

内容としては,出題概要注意点各年度大問ごとの難易度(主観)となっています。

解答例

次に,各年度の解答例となります。

解答は2段組で作成しており,できるだけ途中式も書いております。

グラフについてもsvg画像を貼り付けているためイメージしやすいと思います。

解答のイメージを掴んでいただくために,2017年度の第1問の解答例を以下に示します。(noteではPDFでプレビューできないのでpngで貼っています)

東工大の電気回路の特徴など

最後に東工大の電気回路について所感をつらつらと書きます。

東工大の電気回路の出題は主に「RLC回路(回路方程式)」「分布定数回路」「三相交流」「オペアンプ・MOSFET等」が出題されます。

近年では「RLC回路」の出題が多く,もう1つの選択科目である量子力学/物性基礎と比較して解きやすい科目だと思います。

難問も過去10年程度では見当たらず,大コケが少なそうな印象です。

近年ではラプラス変換による電圧/電流の求解について多く主題されており,オペアンプやMOSFETの出題は減っている印象です。

点差が付きそうな問題としては,複雑な積分や極限で解を求める問題・稀に出る分布定数回路くらいです。

かなり良心的な科目なので10年分を2周もすれば安心ですが,もっと演習がしたい方は,「東京大学 工学研究科 電気系工学専攻」や「東北大学 工学研究科」の問題が傾向も似ていておすすめです。

合格者平均は8割くらいある気がしますので,高得点を狙えるまで演習するのが良いと思います。

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