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『13の理由』

無視していた自分のネガティブな部分をありありとみたような、そんな気分になった。
はあー、疲れた。
頭がいっぱいいっぱいだ。

シーズン1のハンナにとっての真実、シーズン2のそれぞれの真実。
「真実は人の数だけある」という言葉が印象的だった。

自分にとっての真実と他人にとっての真実は違う。
とても難しくて、当たり前で、他人と全く同じ世界は見れないことに絶望した。いや、悲しかった?わからない。けど、自分の真実は自分が信じないとなくなってしまう危ういものだと気づいた。

自分が自分を気にしないと、気にかけないと、育てないと、自分なんて他人の中に埋もれてしまうし、見つけられなくなってしまうし、見えなくなっていつの日か消えてしまうものなんだなあって漠然と思った。

じゃあ、自分にとっての真実ってなに?
どうすれば自分を大切にできるの?
正直、自分のを大切にする感覚も方法もよくわからない。
大切にされるってどういう感覚?
逆に、相手を大切にするときになにをする?
どうすれば相手を大切にしている事になる?

エーリッヒ・フロムは
「自分を愛するようにしか、他人を愛することはできない」
という。

じゃあ、自分を愛するってなに?
気持ちわる!と思ってしまう。
自分の愛し方なんて知らんし、なんかもう、わからんって。

気にかけるってことかなあ?
よりよくなるように願うってことかなあ?
心を大切にってことかなあ?
素直に生きようってことかなあ?
心を守るってことかなあ?

心を守る、気にかける、がしっくりくるなあ。

ハンナは心がズタボロになって死んでしまった。
でも、ハンナが悪いかっていうと、それもまた難しい。
悪いとか良いとか、そんな白黒はっきり着くようなことじゃない。
複雑だ。
その中からシンプルさを見つけると頭に入るから、多少見過ごしていてもシンプルにしよう。

でもその前にもう少し書きたい。考えるために書いてみたい。

そう、あーっと、なんだろう、こう、言いたいことがわからなくてモヤモヤしている感じ。ゴミみたいな、黒いもやがかかっていて胸に燻っている感覚。気持ち悪いというか、不愉快?不快?悲しい?悔しい?辛い?無力感?絶望?価値がない?
ずっと、ずぅーっとモヤモヤしている。悩んでいるのかもしれないなあ。
なにに悩んでいるのか正直よくわからない。いや、わかっているけれど直視できないのかもしれない。だって取り返しがつかないから。どうしようもないから。過去には戻れないから。悩んでいるのは、後悔と向き合いたくないから?絶望したくないから?もうしてるけどね。多分。わからないけれど。

悩み、悩み、悩み。
悩みと向き合ってこなかったのだろうか。
見過ごして、今になってその代償がきたのかもしれない。そうだなあ。それだなあ。いろんな道がある中で、望んでもいないものに飛びついてしまった自分を恥じている。恥ずかしいのか!惨めだと思っているんだろうか。屈辱だろうか。悲しいのだろうか。不幸な感じだ。

自分とハンナを重ねてしまった。
怖かった。
まるで他人事じゃない感覚だった。
恐ろしかった。
悲しかったのかもしれない。
自分がまともな精神状態じゃない可能性があることが。
救いを求めていたのかもしれない。
たかがドラマだけれど、ドラマの中だけでも救われたかったのだろうか。
希望を持ちたかったのかもしれない。
そこから立ち直る物語を見て。
希望を委ねていたのかもしれない。
自分の代わりに誰かが救われることで。
逃げていたのかもしれない。
絶望的な現状から。自分の弱さから。過去の過ちから。
無力感に苛まれて。
なにもできないと思い込まされて、信じ込んで、コントロール感覚がなくなって。
自分の周りの人を味方だと思い込んでいたのかもしれない。
勝手な思い込みで。そうあるべきだと信じ込んで。
馬鹿だった。無駄だって気づいた。意味なんてなかった。

自分が本音を大切にしていなかった代償かなあ、と思った。
他人にねじ曲げられてることに気がつかなかった。
他人が都合よく解釈した自分像を受け入れてしまっていたんだろうか。
馬鹿だなあ。
他人は他人をわかりやすくラベリングして把握した気分になって安心したいだけなのになあ。これもきっとそうなんだろうけど。

きっと誰も、自分自身のことなんてわからないし、他人のことなんてわからない。
ただ、それぞれに感情はあるし、真実だってあるし、本音だってある。
ちゃんと聞かないと、自分の話も、他人の話も。ねじ曲げずに、否定せずに、ありのままに。

自分の話を自分で聞くなんて、難しいけれど。
他人の話をちゃんと聞くなんて、難しいけれど。
話ができていれば、不安や恐怖が和らいでいることもあるはずだから。
見えるものが違ってくるはずだから。
「それぞれがそれぞれの真実を持っている」
これを心に刻んで生きていきたい。
自分の真実を認めて生きていきたい。

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