見出し画像

あまりにもたのしすぎたさいっっっっこうの鳥栖遠征!!!!!!!


うっちです!

3-1横浜!失点した時はどうなる事かと思いましたがなんとかなってしまうものですね。

ヤンマテウスに足を向けては寝られませんと言いたいところですが、福岡から名古屋に帰る夜行バスでは嫌でも横浜方面へ足を向けることになります。

今回は書いている僕自身もマンネリ化したくないという意味も込めて、遠征での楽しかったことを色々な角度からまとめていきたいなと思います。ぜひお付き合い下さい。

移動手段です

今回利用したのは、名古屋から福岡へと最安8000円で行くことの出来る夜行バス、どんたく号です。

この車両で凄かったのはプライベートカーテンですね。12.5hという長距離長時間旅のため、3列独立のみの運行なのですが、それぞれのシートの横に席を完全に仕切ることの出来るカーテンが設置されていました。乗車時は荷物棚に上げられていましたが、消灯時には乗務員さんによって完全に降ろされます。

まぁ車両に関する詳しい説明はバス比較ナビさんのこの記事をお読みください。

僕から言えるのは夜行バスとしての質がずば抜けて高いことと、乗務員さん同士のやり取りが面白いということだけです。

(GW渋滞の影響で各号車に2名ずついる乗務員さん同士がリアルタイムでルートの相談をしている様が見れました。営業所はこう指示しているけど絶対こっちの方が早い等)

サガン鳥栖、来るまではそんなことを微塵も考えなかったのですが、いざ遠征が決まりアクセスを調べてみると驚きます。サガン鳥栖のホームスタジアムである駅前不動産スタジアム、なんと福岡県である博多駅から電車で1本の場所にあるのです。

特急列車などもあるそうで、サガン鳥栖はもうほぼ福岡ですね(怒られろ)

観光です

遠征、とはいえどれほど熱いサポーターであっても彼らもみな人間であり、知らない土地へ来
たらそりゃご当地気分を味わいたくなるもの。

気が向いた時に日産スタジアムへ行くくらいならまだしも、アウェイ遠征なんて…なんて考えている方も弾丸旅行先でたまたまサッカーを見たくらいのテンションで是非1度足を運んでみてください。

ということで…


天神です

夜行バスから降りた先は天神BT(バスターミナル)、博多までは屋台などで有名な中洲を挟んで徒歩20分弱です。

バスから降り、いつものように快活CLUBのシャワーをお借りした後で、ご当地朝ごはんを求めて彷徨い始めた僕が最初に感動したものがあります。ちょっと意外な角度かもしれません。

信号待ちですね。はい。

龍が如くというゲームの舞台で福岡が登場した際、なんとはなしに耳にしていたこの信号機が奏でるBGMです。

渡る方向や場所によっても種類が異なり、本州で耳にする機械的な音とは異なった良いものです。


これ全国に欲しいなとも思いましたが、九州の文化であるからこそ良いのでしょうね。

その先で向かったのは喜水丸というお店。こちらはまた後ほど。


朝食を終えて気分上々のうっちが向かう先は博多駅、スタジアムを目指します。

道中、何かアーティストがライブをしているかのような爆音に耳というか興味を引っ張られ、ふらふらと寄った先には公園と屋台街が。

どうやら皆さんが想像する屋台街ではなくGWのお祭りのようなものでしたが、これがまた凄い活気。

福岡の街はこの旅を通して活気が凄いと感じさせられることが多々ありました。

天神にある商店街


この後無事に博多駅へ到着し、昼飯を食べた後で駅前不動産スタジアムへ。

観光編ではここで一気に2日目へと移ります。


2日目です


気分の良い朝、というか昼前。普段の生活リズムが夜型なせいで遠征先でも朝に弱くなり始めているの本当にもったいないよくない。

泊めていただいたサガンティーノのお家で朝ごパンケーキまで頂き、お別れです。

ハプニングもありながら昼飯にたどり着きそこからうっちのひとり旅が始まります。


ここからは、先程も話題にあげた龍が如く5というゲームの聖地巡りを行います。

ゲームはちょっとという方もびっくりの街の再現度で、帰ってからゲームを起動するだけで中洲の記憶が鮮明に蘇ります。

一応ここで見出しを分けておきますね。

永洲街(中洲)観光です!


龍が如く5で桐生一馬がタクシードライバーをすることとなる永洲こと中洲へ。

有名な作品であるためか、先人が実際の地図とゲーム内の地図を重ね合わせていたものがありました。まるで有名税による公共サービス。

赤い文字は全てゲーム内に登場したお店ですね。

https://ameblo.jp/mjm560/entry-12591800048.html


丁度行われていたどんたく祭りを横目に、ドンキホーテから川沿いを下ります。

すぐのMストアことセブンイレブンは桐生一馬が養護施設へと仕送りをしていたそのまんまの外観でした。

残念ながら永洲タクシー営業所の場所には何も無く、そのまま明太子の老舗、ふくやへと向かいます。

作中ではストーリーの始まりで、桐生一馬が訳あって「並んでいるタクシーは先頭から客を乗せる」という暗黙のルールを破ってしまったことから、先方の社長への謝罪の手土産として購入することが出来ました。

実際にタクシー会社間でそんな決まりが存在しているのかは少し気になるところですね。


ふくやさんで流石老舗とも感じるとても丁寧な接客をして頂き、いつもアウェイやホーム遠征へと飛び出していってばっかりの名古屋の実家へとお土産を送ります。


この後、機嫌の良さそうな返信も頂けたので、なかなか家に帰ってこないどら息子としては及第点でしょう。


納税の義務を終えた日本国民が次に向かったのは…というところで、位置情報アプリwhooを見たサポ友に補足されました。

聖地巡礼は一時中断、中洲を歩き回ったこの足で、彼らをお望みの風俗街へと案内します。


居酒屋のキャッチとは比べ物にならない威圧感を醸し出す風俗街のキャッチをすり抜け、2980×10の夢を語る彼らと離別します。


聖地巡礼の再開ですね。はい。

主人公がタクシードライバーということもあり、ゲーム内では実際に永洲(中洲)の街を走ります。

そんな中、送迎ミッションで何度も引っかかる2連続一時停止の場所が実際に存在していたので見てきました。

人通りが多いのはわかるんですがこれはなかなか運転に気を使いますね。今日はいませんでしたが警察の方も隠れやすそうな曲がり角で。



この先でビールハイボール100円という謎の出店に出くわしたため、急遽飲み歩きです。こればかりは全国に、早急に、普及して欲しい。

ハイボールを飲み干し、おむすび村や華味鳥、東洋映画劇場などを一通り巡りましたが、本当に信じられないくらい中洲の街並み再現されていたのだなという感動に身を震わせると同時に、あの作品を作りあげた方々の情熱とプロ根性がひしひしと伝わりました。

どれくらい同じように作られているのか僕の写真よりもわかりやすいツイートがあったので備忘録代わりに置いておきます。


聖地巡礼がちょうど終わった頃、再び鬼に捕まります。満足気な顔をあげた先には見知った顔が。位置情報アプリwhooの鬼ごっこですね。

正直怖いし死んでしまいそうなくらい恥ずかしいのでやめて欲しい。

盗撮画角1
盗撮画角2



飛行機と新幹線で帰る2人のマリサポを送るべく一旦博多駅へ向かいます。もちろん210円はケチって徒歩で。


様々なノリに花を咲かせながらあっという間に到着、また日曜日までのお別れです。


そしてうっちの観光も佳境を迎えます。最後の最後、念願の中洲屋台巡りですね。

おそらく博多や福岡と聞いて屋台を想像する人も少なくないであろうと思います。僕もその1人で、いつか屋台で飲み歩きたいと酒の味も知らぬ未成年の頃から憧れを抱いていました。

一先ず水炊きを捜し求めて屋台通りを徘徊します。なかなかありません。清流公園のベンチに腰を下ろし、Google先生へと尋ねます。ありました。

このいきあたりばったり感が楽しいんですよね。

ヒットしたのは交龍というおでん屋台で、水炊き1600円というお手ごろな文字を見つけます。今夜の晩御飯はこれに決まり。

少しだけ並んでいた順番待ちをクリアし店内へ。ばり気前の良い店員のお兄さんが気さくに話しかけてきます。

おすすめされた芋焼酎、鹿児島の何かでしたが思い出せず、甘口ですっきり呑みやすいものをグラスいっぱいまで注いでくれました。

ところがどっこい、水炊きは3年前までのメニューらしく、これも巡り合わせと思いお兄さんおすすめのおでんで妥協することにしました。

「これ、水炊きやってた名残りましましの鶏だしだから。ばり美味いよ。」との気遣いまで頂き、晩酌を楽しみました。この手のおでんは初めて食べましたがあほみたいに美味いですね。


バスの時間が近い為、〆に向かう2軒目に並んでいると雨が降り出しました。

横に並んできた家族連れのお母さんと話していたら、前に並んでいる方がスっと傘を差してくれました。

その、前に並んでいた静岡からいらした方と話していたら、大将が2名だと勘違いしたお陰かはやめの店内へ。

〆の明太茶漬け(¥700)を注文した所、隣の方が「お酒来ないね、飲めるよね?」と声をかけて下さりビールを頂きました。

大将の癖が中々強く、スマホを見つめて並んでいる客に文句を垂れる姿を見て楽しく笑っていた所、同じように笑っていた秋田からの2人組と目が合いました。元は坊主だというめっちゃ長髪の雰囲気あるお兄さんと、髪は短めの爽やかなお兄さんです。

正直な所、お店に入る前見かけた際には雰囲気ある地元の方かな、仕事終わりかな、などと及び腰だったのですが、共通の話題というものは剣よりも強し。大将を中心に1つの暖かい空間が出来上がりました。人は見かけで判断しちゃダメですね。


そんでこれ、夢見てた屋台の絵そのものです。

残念ながら夜行バスが迫っていた僕は、一足先に野口英世を1人残し駆け足で博多駅に向かいますが

一期一会な旅先の出会い、またどこかで巡り会えたら素敵ですね。楽しかった。



ご当地ご飯編です


初日朝、天神に降り立った僕が向かった先は、喜水丸 天神店になります。ご飯も明太子もおかわり自由。イカ明太めっちゃ美味いです。

こちらで出会ったマリサポの方ともTwitterを交換し日産スタジアムでのおかわりが自由になりました。これからもよろしくお願いします。


次に向かった先は博多駅です。試合に向かう前に食べるもの、ラーメンしかないですよね。


博多ラーメンといえば粉落とし、意外と人を選ばない固さなので一度試してみてください。

祝勝会へ移ります。敗北の味を噛み締めて丹精込めて育て上げられたサガンティーノ(18)を頂きます。




日付は変わって試合翌日。


2日目のお昼に向かったのは、この値段でこの味と量なのかと評判の文化屋カレー店です。博多駅から徒歩20分くらい、バス停住吉4丁目すぐのところです。


どうしてカレーの写真が無いのだろうと思った方は今一度投稿の二枚目の写真をご覧下さい。


気を取り直して第2候補、というかほぼ第1候補のご飯屋さんへ。マルコスと西村みたいな関係性ですね。どちらでも問題ない、ということで、ここからさらに徒歩20分ほど、中洲街のど真ん中にあるお店へ。


味の説明は上の通り、ほんっっっとに美味しかったのでぜひ行ってみてください。ワンタン麺が信じられないほどに🐐(greatest of all time)でした。

ここから最後の晩餐、屋台晩酌を書き綴っていくつもりだったんですけど、見切り発車で描き始めてしまったため、観光編の末尾にあります。申し訳ございません。

新しい試みには失敗と課題が付き物ですね


試合編です


今日のトピックは2つ、ゴール裏の新しい試みとゴール真裏からの景色で気づいたマリノスの姿ですね。

ゴール裏の新しい試み、中継やTwitterで目にした方も多いかもしれません。

トリコロールの勇者達でお馴染みの太鼓のリズム、こちらから始まりタイミングよくオーイと言うだけのシンプルなものです。

チャントの真の意図は知りませんが、1つのチャントが長いなど口喧しかった僕はこれがチャントの長さマンネリを解消するひとつの手段だと捉えました。

手拍子と飛び跳ねを使い分けることで1つの同じチャントでもゴール裏の声量が蘇るように。

正直な所このチャント自体は太鼓のリズムが同じなだけで、2つのチャントはあまり上手く繋がっていなかったのかなとも思いますが、試みとしてはとても良いものだったと思います。前向きで建設的なポジティブなものです。


もう1つのトピックへ話を移します。

ゴール裏から見えたマリノスの姿ですね。


ビルドアップ時にボールを1番保持していた選手、もしかしたら一森ではないかと。


出しどころがあるないの話をすると、出しどころを作らないフィールドの責任、出しどころを無くしている一森のボール保持時間の長さが悪いとの水掛け論が始まるのは目に見えています。

ただ、純粋に、このGKで自軍と敵軍を一度ピン留め固定してからのビルドアップというのはケヴィンが想定する形なのかという疑問です。

今季これまでの所、ルヴァンカップでは飯倉がゴールマウスを守っています。

彼のスタイルは皆さんご存知の通りだと思いますし、ルヴァンカップで見られるあのビルドアップは飯倉の持ち味を存分に生かした形というのは理解が出来ます。

一森がやってくる前のオビの場合はどうでしょうか。あくまでもオビはマリノスのGKらしくビルドアップに加わる部分さえあれど、中心ではありませんでした。

そこから何を目指しているかよく見えてこない一森の数試合と飯倉のルヴァンを経て、今の形に落ち着いてきたようにも見えます。

もしあの形がケヴィンの狙い通りなのであれば一森のビルドアップ能力は正直ケヴィンのやりたいレベルに達していないのではないかと、鳥栖戦での危ういパスミスから感じました。

現在彼の課題は明確です。そして試合毎に着実に修正できてきているとは思います。

ただ、レンタル中のこの年齢の選手をここから成長させるという事自体を考えると、この形は今現在の一森よりもむしろ飯倉に合っているのでは無いかとさえ感じます。

飯倉、一森、オビの三者を単純に比較することも駒のように見ることも無粋だとは思いますが、今季のマリノスのGK運用にはまだまだ謎が残ります。

きっとサポーターの間で意見が別れているのもそういった所からでしょう。


勿論僕は1サポーターとして、マリノスを愛する人間として、チームの為に試合に出場する選手は誰よりも全力で後押しします。その結末が良いものとなることを、心から祈りながら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?