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情けは人のためならず

やっぱり運動しないとだめだ。頭がずっとぼんやりしたままだ。

あとは、午前中に予定がないと私は昼過ぎまで寝てしまう。

水曜日は平日の中で唯一大学の授業のない日だ。だからつい油断して昼過ぎまで眠ってしまう。

このままではよくないと大学で自習を試みるも、眠すぎて自習室で一時間寝ていた。

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今日(木曜日)は午前中フィンランド語の授業に出たあと、大学内の無料ジムで30分走ってきた。

ジムはあまり好きではない。同じ動きを何回も繰り返すというのが単調で、すぐに飽きてしまう。

だけどたまに一時間以内で使うならジムも悪くないかなと思った。何より、汗をかいたら頭がすっきりする。

すっきりした頭で明日のフィンランド語の課題と、修論のリーディングをこなした。

そのあと、フィンランド赤十字社が主催しているNaisten Ilta(women's evening)という集まりに行ってきた。#RedCrossYouleadのあと、ここでボランティアができたらいいなと思っていたのだ。

これはVastaanottokeskusといって、(恐らく)難民に住居として提供しているフィンランド赤十字社の元研修施設で行われている。今年で確か4年目だったと思う。ユバスキュラ各地にあったvastaanottokeskusは今少しずつ統合されつつあるという。(この説明はすべてフィンランド語で受けたので、多少間違っているところがあるかもしれない)

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私はそこにやってくる女性たちの子どもの面倒を見ていた。「子どもの面倒を見るのが上手ね!兄弟がいるの?」と、他のボランティアさんに言われた。一人っ子だと答えたら驚かれた。

子どもたちが人懐っこく、新参者の私によくなついてくれた。ボランティア後は(ずっとフィン語でやりとりしていたし)泥のように疲れてしまうだろうと思っていたけど、そんなことはなかった。ボランティアの方や子どもたちが「また来てくれたらうれしい」と言ってくれたり、態度で示してくれたことが嬉しかった。

周りの人がいい人だったからそのように言ってもらえた可能性が高いとはいえ、誰かの力になれるってとってもいいなと思えた。フィンランドにおいて外国人かつ学生である私は、これまでずっと誰かに何かをもらってばっかりだった。ありがたいことではあるけれど、いつまでももらってばかりの自分に少し引け目も感じていた。

こういう、時折感じる無力感が、ボランティア活動等を通して少しずつ払拭されていく気がする。社会の一員としてできることをやろうと思って行動を起こしていけば、それは少しずつ自分の自信につながっていく。

情けは人の為ならずである。

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今日の良かったこと3つ。

ボランティア先で子どもたちがめちゃくちゃなついてくれた・運動したら勉強も捗ることがわかった・修論のリーディングが進んだ。だんだん読み方が効率よくなってきた気がする。



そんな、皆様からサポートをいただけるような文章は一つも書いておりませんでして…