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わたしとペン。2

前回の記事に続き、今回もわたしとペンのお話。

なぜ、見出しにシグノRT1の画像を載せているか。
私はこのペンを恐らく2、3年くらい前に買ったのですが、あまり使っていませんでした。
細字好きな私にとってこの0.28mmというのがとても魅力的で買ったのですが、あまりにも使用せずにいたので買った意味…と思っていたのです(その場の試筆だけではわからないことも多い)。
当時からやや油性好きだったこともあり、更にこの子は書く時に独特のゲジゲジとした音がするんです。
このゲジゲジ音があまり好みではないこと、そしてこれは原理上仕方のない極細字あるあるなのですが、書いた時に紙に対する引っかかりが結構ありました。

それなのに何故か私は最近スタメンのペン置きの中にこの子を置いていて、今朝ふと気になったんです。“なんか今日この子を使いたい”と強く思いました。
そしてプロッターのプエブロちゃん(M5手帳)に書いてみました。
そしたらなんか、最高!だったわけです(急に表現ざっくり)。
あんなに好みじゃないと思っていた子が、輝いて私の感覚にピタッと落ちてきたわけです。
そしたら気になっていたゲジゲジ音を反対にもっと聞きたくなり、引っかかりを感じたくなりました。
もちろん紙によって書き味は異なるので、よりゲジゲジと引っかかりを感じる紙で書きました。
それがすごーーーーーくたのしかったのです。

これは出勤前の出来事なのですが、歩いて会社に行く間もワクワクとドキドキが止まらなくて、
『自分の中の魂が磨かれて輝いている』
『うわぁ!体の外まで飛び出していきそう』
『その輝きが抑えられない』と思いました。
そして何故か韓国語の「반짝반짝 빛나」(キラキラ輝いて)という言葉が浮かんで、更にBTSの「Mikrokosmos」という曲が頭の中で鳴り響きました(歌詞参照→https://ameblo.jp/xxx95z/entry-12453856136.html)。
それはすごく不思議な体験で、1本のペンから私はこんなにも色んなものを感じ取れるのだと、生きている実感を鮮明に感じました。

明日がどうなっていくのかわからないけれど、私の毎日に文房具や手帳があることに幸せを感じ、それを中心に生きていきたいと更に強く思いました。

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