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nikki 2019/5/4 ランとゲネプロ

今日は、ほんっとうに久しぶりに朝ランニングした。
まだ少しだけ風が冷たく、人もパラパラ歩いている程度。

鹿児島の有名な繁華街、天文館はアーケードが続いており、
大通り沿いは屋根があるから日差しを防げるのがいい。

マップを見て、走るコースを決める。
1キロほど行ったところに西郷隆盛像があると出た。

よし、ここに行こう。

走り始めると大きな鳥居が現れてきた。

照国神社。

調べると、島津齊彬公を祀っている神社とのこと。
これから始まる巡業の成功をお願いしてきた。
近くには島津斉彬や忠義の像も立てられていた。

神社から数百メートルのところに西郷隆盛像が現れた。
鹿児島の銅像はどれも高い所にあって、やや写真が撮りにくい。
まぁ銅像というものは高いところに立ててナンボ、
みたいなとこあるよね。・・・え、ない?

それから路面電車の走るコースに沿って街中を走り、
約30分のランニングを終えた。
久しぶりだったので走れないと思ったが、
目新しい風景に心が躍ったのか、
久々ラックだったのか(ビギナーズラックみたいに)
快調に走ることが出来て、汗もかけたので満足。

ホテルに戻り、身支度を済ませたら、
出演者と共にバスに乗り込み、会場に向かう。
ゲネプロと呼ばれるリハーサルを行うためだ。
本番と同じように進行し、何があっても最後までやりきる。

が、今回は色んなアクシデントが起こった。
出演者が出番を忘れて出てこなかったり(出とちり)
小道具(持ち物)にタグが付いたままだったり
セリフが抜けたり(これは本番でもあるけど)
見ているこっちは心配にもなったけれど、
本番の前にこういう失敗が出るのはいいことと
前向きに捉える心臓を役者は基本的に持っている。
私も出演するときはそう思うし、それが舞台というものだ。

明日からはいよいよ本番が始まる。
劇場というのはお客さんが入ると、全然違う空間になる。

自分が初めて演出助手として携わった作品の
初日幕開けを見るのは、人生で一度きりの経験だ。
ワクワクする。
ちょっとゾーンに入り気味なのかなかなか寝付けない。
楽しもう。
演者の皆さんを信じて、私はひとりの観客になるだけだ。

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