見出し画像

たくさんのある人との出会い

ある人は「noteの街へようこそ、これからたくさんの素敵な出会いがあるよ!」と、見知らぬ街に迷い込む勇気を与えてくれた。

そして「いつでも帰っておいで」と安心させてくれる文章で、どんな時も丸ごと包んでくれた。知らないことも、たくさん教えてくれた。


ある人は「自分のためのアウトプットを」と背中を押してくれた。

そして、読むにはそれなりの心の準備と時間の確保と…余韻に浸るだけの心のスペースも必要なくらい、心をいっぱいにしてくれる長編小説を読ませてくれた。
読むのが遅い私が、夜ふかししながら夢中になって読んだ作品の数々。


ある人
は毎日の短い小説で、元気な時も、そうでない時も、いつも心をあたためてくれた。和ませてくれた。泣かせてくれた。最後はいつも、ひとりじゃないと思わせてくれた。夜、寝る前のおたのしみが出来た。

そして、企画という名の未知の世界へ飛び込む勢いも与えてくれた。たくさんの作品との出会い方も、教えてくれた。


ある人
は見ているだけで心が弾む美しい作品、楽しい作品、可愛い作品の数々で心を豊かにさせてくれた。ワクワクさせてくれた。

そして、その楽しい世界へ気構えることなく、ひょいと入っていけるような、明るい入口を用意してくれた。
「参加することに意義があるって、こういうことね」という言葉が口から出た。


ある人
は毎週日曜日のエッセイで、声に出して笑う爽快感を教えてくれた。思い出し笑いという気味の悪い術すら身につけてしまった。

そして、日曜日の夜なんて、ちょっと憂鬱…そんな風に思った時もあったはずなのに、今では日曜日からはじまって、日曜日で終わる私の一週間。


ある人
は学ぶ楽しさを改めて教えてくれた。
勉強は好きじゃないけれど、好きなことを好きなように学ぶ楽しさ!コミュニケーションの楽しさを教えてくれた。

そして、ちょっとの自信も、与えてくれた。


ある人
は、やさしい言葉で「よかったよ」と。また通りすがりの私の「よかったです」を快く受け入れてくれた。

そして、ある人は…ある人は…


あぁ、こんな場所があったのだと…

あの時「モンローは本とか読むの好きでしょ。たぶん、いや!きっと!面白いと思う」とnoteの存在を教えてくれたあの子に心からのありがとうを込めて…
noteとともに、二度目の年越しをすることを、宣言いたします。

飽きっぽい私が、夢中になって一気読みし、時どき離れては、またポツリポツリと読み、心が変化しつつも同じ場所、同じnoteの街にいる。

一年前、スライディングではじめの一歩を踏み出したあの時。もうあと数分でその年が終わろうとしていたあの時。
あの時の行動は、正しかった。

大晦日。あと数分で一年が終わろうとしていたあの時。
どこにいた?私。

うん、そう…脱衣所!笑
すでに一枚、二枚と脱いでいた。
寒かった。震えた。

でも「メェ~」と、ヤギの鳴き声が聴こえた気がしたんだ。そう、背中を押された。押してもらった。

「やっぱり、今だ!」
脱衣所のドアを開け、スマホを取りに駆け出した。(って、すぐそこね。笑)

あのまま浴室のドアを開けていたら…
のんびりお湯に浸かって、0時を過ぎ新しい年に浴室から出ていたら…
はじめの一歩は踏み出せていたかな。
どうかな。
…本当に、どうだったかな。

すべてはご縁で繋がっている。
はじめの一歩を踏み出したのは私。
でも、私だけが求めても出会えなかった。

脱衣所で迷いに迷って、寒い寒いと震えながらも、勇気を出したあの一歩。

あの時の自分の勇気をほめよう。
そして、すべての出会いに心からの「ありがとう」を。

新しい年もたくさんの素敵な作品に出会い、素敵なnoterさんと心が通う瞬間がありますように…
欲張りな私は、心からそう願うのです。

あたたかい場所で、ゆったりとした気持ちで綴る、この年最後のnote。
はじめの一歩から、ずいぶん進歩したでしょう?

これから何度noteとともにこの日を迎えようと、あの脱衣所での震える指先(ホント寒かったから!)を忘れない。
はじめの一歩があったから、今がある。

そこのあなた
読んでくださっている、あ・な・た
出会ってくださりありがとう。

新しい年に、またね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?