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【好かれたい】より【嫌な思いをさせたくない】の気持ちが大事

「なんでそんなにまよんぬと仲良いの?」
先日唐突に言われ、大した答えが出せなかったので改めて考えてみました。

前半はゲストに対して気をつけていること、後半は来てくれたお客様に対して気をつけていることについて書いていこうと思います。

・そもそもまよんぬってどんな人??

まよんぬとはダーツプロプレイヤーの森田真結子さんのことで、ダーツ界のアイドルと言われている、とても人気のある選手です。

本業のダーツはベスト8に数回入る実力を持ち、北海道日本ハムファイターズvs福岡ソフトバンクホークスで史上初のダーツプロによる始球式を行うなどPR活動やメディア露出など幅広く活躍しています。

さて、そんな有名な選手と私がなぜ仲良くなれたのか。
もちろん最初から仲が良かったわけではありません。

最初は完全に見た目の可愛さから入ってしまったので、本人に「可愛い!」と言っても「女の子の言う可愛いは信用しない!」と軽くあしらわれる始末、、笑
女の子同士なら簡単に仲良くなれるだろうと思っていた私は悩みました。

・【しつこくしない】が好かれる大前提

私は彼女のことをもっとよく知る為に、仕事として会ってみる事にしました。
まず彼女のFacebookのメッセンジャーからオファーをかけてみる事に。
今考えると早すぎますが、人気者なのできっと予定はパンパンなはず!と、7ヶ月前から連絡を取りました。
(2018年10月現在、メッセンジャーからのオファーはできなくなっているようです)

するとすぐに返信がきて日取りが決まります。
いくつかの確認をし、2か月前にまた連絡をしますと約束をして終了。

本当に2か月前までの5ヶ月間、一切連絡はしませんでした。(試合で会った時に楽しみにしてるね!と言いながら忘れていないかの確認をしていました笑)
そのあとも、イベント2日前に確認の連絡を入れただけだったような気がします。

私はあまり仲良くない人と連絡を頻繁に取り合う事にストレスを感じるのですが、なんとなく彼女もきっとそうだろうと直感的に感じたからです。

これが一番初めに気をつけた彼女に対しての嫌な思いをさせない事でした。

・イベントでゲストプレイヤーを呼ぶ時に気をつけている事

・徒歩10分くらいなので駅〜お店の送迎をする
・ギャラは最後に渡す(詳細は後述)
・終電に間に合う時間でも本人に希望を聞いて必要ならホテルを用意する
・お酒は飲めるか、飲めない物はあるか事前に確認し、ある場合はアナウンスする
・無理にお酒を飲ませないようにお客様にアナウンスする
・ゲストにボディータッチをしたら即退場のアナウンスをする
・ゲストの席も用意する
・約束した時間できちんと帰す
・伸びてしまったら言われなくても伸びた分のギャラも支払う

これは本当に最低限の項目だと思っていたのですが、とても感激されました。

特に約束した時間できちんと帰す。
これができるお店はなかなかないとのことで、かなり褒めていただいた記憶があります。

そして一見、なぜ??と思われそうなギャラは最後に渡す。
これは時間より伸びてしまった時にゲストに気付かれないようにギャラを追加するためです。後から追加分を渡したときに遠慮して受け取ってもらえないのを防ぐためにそう決めました。

ギャラを渡した後に、まだ帰りたくない!遊んで帰りたい!と駄々をこねられたときだけ容認してますが、30分〜1時間目安でホテルに強制送還しています。
(実際は駄々をこねているように見せて、お客様へのサービス精神な気がします)

冒頭に書いた「なんでそんなにまよんぬと仲良いの?」については
仲良くなるために何かをした訳ではないんです。
嫌な思いをさせないように、仕事とは言え少しでも楽しんでもらえるように。
これを何回も呼んでいるからと甘えずに、4年間ずっと繰り返していたからこそ、信用されるようになってきたのかもしれません。

・イベントに来てくれたお客様へ気をつけていること

ゲストを呼んでのイベント時には、一番に人数を入れ過ぎないようにを気をつけています。
これは売り上げを考えて人数を詰め込んでしまうと、一人一人の満足度が下がってしまうからです。
お店のキャパ以上に人を入れると進行も遅くなり、ゲストが帰る時間も遅れ、お客様も疲れて帰りたくなってしまいます。
なのできちんと定員数を決めてそれを守ります。
ゲストにもお客様にも「楽しくてあっという間だったな、もう少しいたかったな」と思わせるくらいがちょうど良いのではと思ってます。

次に気をつけているのは、酔い潰れてしまった人をどうするかです。
状況にもよりますが、楽しみすぎただけだったり、盛り上げようと頑張ってくれた結果で潰れてしまった人に対して基本的に注意はしないように気をつけています。
(椅子に座って寝てしまうとか、少しトイレを汚すとか、グラスを倒してしまう程度を想定して書いてます)

このイベントを楽しんでくれて、ゲストのために、あるいはお店のために頑張ってくれた人には感謝の方が大きいからです。
なので、よっぽどなことじゃない限り怒ることはありません。

例えば途中で潰れてペアに迷惑をかけるとか、酔っ払ってセクハラをしたとか、暴言や暴力をふるったり。そういう、他の人に嫌な思いをさせる行為は例外です。

正直、ゲストを呼んだ時に店側は(少なくともうちの場合)たくさん飲んでくれて、ゲストにも奢ってくれるお客さんがいると、目で見て盛り上がりがわかるのでとても安心します。楽しくないならお酒も進まないですよね?
逆を言うと、ドリンクも飲まず、自分の試合が終わったらずっとスマホをいじってるなんて人がもしいたら、楽しくなかったのかと不安になってしまいます。
もちろん商売として売上は考えなくてはいけないことですが、ここで言っているのはそこではありません。

全員がゲストを温かく迎えてくれるか。
来た人が楽しんで盛り上がってくれてるか。
そもそもちゃんと予定している人数集まってくれるか。(ドタキャンはないか)


イベントの企画を立てる時はお客様とゲスト両方にどれだけ楽しんで盛り上がってもらえるかが一番不安で、重要なことだからです。

どんなイベントなら酔っても許されるか不安な方へのワンポイントアドバイス!

シャンパンがメニューにあるイベントなら多少酔いすぎたくらいは大丈夫です。
シャンパンやショットがメニューにないイベントの時は気をつけてくださいね。
homeのお店では許されることも、awayのお店だと白い目で見られることもあるので周りを見る力も大事です。

次回はダーツバーのルールとは。出禁になる人とならない人について書こうと思います。






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