アットホーム感が苦手な人にも楽しんでもらえる、そんなお店にしよう

こんにちは。まりんぬです。

2018年5月29日にTwitterを始め、好き勝手つぶやく事4ヶ月。
お陰様でTwitterでは事あるごとに話題にしていただいて、たまーに議論を生み出したりなんかしてます。

その中でも今日はtwitterでは文字数が絶対に足りなくなるであろう事について書いていこうと思います。

・ダーツバーのファミリー感が嫌い、の理由

Twitterを始める前からそんな人もいる、ということは知っていましたが、知らない人と関わるのが面倒なのかな?という考えしかなかった私。

ですがある時、こんなツイートを見かけました。

ダーツバー行ったけど店員が常連とばかり話していてアウェイ感がすごい。
やっぱりダーツバーなんて来なきゃよかった。

このツイートをみてハッとさせられました。
私はファミリー感が嫌という人に対して、コミュニケーションが下手な人だという偏見を持っていたことに気付いたんです。
ダーツバーを経営しながら、ダーツバーを嫌厭する理由をきちんと知ろうとしてなかった、これは経営者としてとても恥ずかしい事でした。

そこで色々調べていくと、アウェイな空気を感じさせいる理由にも大きく分けて2パターンあることがわかりました。

・店員が接客を怠っている

正直これは、お客さん側にはどうしようもできない問題です。
新規客と会話をするのが面倒なのか、人見知りな店員なのか。
いずれにせよそんな奴は店なんか辞めちまえ!が私の感想です。
会員制のBARにでもして常連客と仲良しこよしやっていればいいんです。

もし間違ってそんな店に入ってしまったら、一杯飲んですぐ帰りましょう。
ドリンクすら聞きに来ない店ならそのまま退店してしまっても良いです。
店員に話しかけてみてもいいですが、お客側が媚を売ってまで仲良くしてもらう必要はないですからね。これは時間とお金の無駄です。

・常連客が固まってしまっている

店員の対応もいい、オーダーはもちろん、接客も店の雰囲気もいい、また来たいな。そう思った時に一番厄介なのがこのパターンです。

きっとその常連たちも今は仲良いとはいえ、大体が元は一人客。きっとそのお店でダーツを始めた、なんて人もいるでしょう。
そう、最初は固まっている常連たちも溶け込むのに必死だったはずです。
勇気を出して隣に座っている人に話しかけ、時には店員が間を取り持ち、やっと仲良くなったダーツ仲間。

ですが大抵の人は自分が輪の中に溶け込むと、次第に新しい人とのコミュニケーションを取らなくなってしまうのです。

常連になるまでは早く溶け込みたくてコミュニケーション頑張る

周りとも仲良くなり、安心感から少しまったりモードに

最初のうちは新規さんが来ると初心を思い出して話しかける

半年〜1年すると新規さんが来ても相手をしなくなる(常連同士で固まる)

店員に「新規さんと対戦して」とマッチングされた時のみ対戦する

そのうちマッチングされても断るようになる

少し雑に書きましたが、大抵のお客様はこの道を辿ります。
ひどい人はマッチングした時に「誰と対戦するかなんて客が決める事だろ!」と怒り始めたりします。
この状態の常連客が多く、店員側も何も言えずにその環境に慣れてしまっている状態、これが「アットホームなお店ですと紹介文に書いているお店は地雷」と言われてしまう主な原因です。

・本当のアットホームなお店とは

さて、ここで少し自分のお店の話をします。
まずこの写真、これ後ろまで全部常連さんです。

有難いことにこんな田舎のダーツバーにたくさんのお客様が通ってくれています。

あ、今「偉そうなこと言っておいて、やっぱり常連で固まってるんじゃん!」なんて思いました?
確かにお客さん同士とても仲がいいです。

でも、うちのお店には誰とでも乾杯しないといけない制度が存在します。
まず来店して飲み物が来たら、隣の席の人とは勿論、ダーツを投げている人以外の全員と乾杯してもらいます。
これはきちんとお願いしたのはオープン当初のお客様のみで、後から通うようになったお客様は常連さんから自然に伝染しました。

本当にこの写真に写っている全ての常連さんが、自ら乾杯してくれています。

なんでこんな制度にしているかというと、先述した次第に新しいお客様とのコミニュケーションを取らなくなるのを阻止するためです。
わざわざ話しかけるのは緊張しても「お疲れ様です!」と一度乾杯するのは簡単です。

そして人間とは不思議なもので、一度乾杯してしまうと自然と話し始めるんですよね。

「初めましてなのに僕とも乾杯してくれるんですか!」
「みなさんこの辺りに住んでるんですか?」
「僕は福岡から出張できてるんですよ」
「後で対戦お願いします!」

自然と新規さんと常連さんが会話して仲良くなっていくのを見ている時が一番、ダーツバーやっててよかったなぁと思う瞬間です。

そうやって仲良くなれた常連さん同士は、協力して新規さんとコミュニケーションをとってくれるようになります。
「カウンターに座ってる人でダブルスしよう!」
「じゃあその後俺とシングルスね!」

これこそが、本当の意味でのアットホームさではないでしょうか。

・なぜ乾杯が自然と伝染していくのか

これはもう、自分が緊張しながらダーツバーのドアを開け、不安いっぱいでカウンターに座ったとき、初めて常連さんから乾杯してもらえた時の安心感。
それを新規さんが来たときに思い出すからだと思います。

自分が努力して得た立ち位置だと今まで頑張ったんだからもういいや、仲間と固まってまったりやっていよう、と思うかもしれません。
ですが、人からもらった安心感や受け入れてもらえた喜びはわりと忘れないものなんですよね。
だから、乾杯だけじゃなく対戦までつながる。

もしもこれを読んでいるうちのお客様で
「最近その気持ち忘れてたな」
「そういえば受け手に回ってしまっていたな」
そう思った人は、次に来た時の乾杯は自分から!
頑張ってみてください。笑

次回はダーツバーに来る前に知っておいてほしいことについて書こうと思います。




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