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東南アジア旅行記 前編

羽田国際空港を深夜に出発する便で、クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット(Krungthepmahanakhon Amonrattanakosin Mahintharayutthaya Mahadilokphop Noppharatratchathaniburirom Udomratchaniwetmahasathan Amonphimanawatansathit Sakkathattiyawitsanukamprasit )へやって来ました。

これ、どちらかおわかりになりますか?
ご承知の方も多いと思いますが、この長い名前が、タイの首都、バンコク(Bangkok)の正式名称なんですね。

さすがにこれだけ長い名前は普段の生活の中では不便なので、タイ人も略してクルンテープと言うのが通例だそうです。(真にローカルの人には、英語名の"バンコク"と言っても通じないこともあるようです。)タイは建国以来一度も植民地になったことのない、世界でも珍しい王国ですので、その誇り高さを感じさせるお話です。

今日は丁度ソンクラン休暇の最終日ということで、飛行機はフルブッキング状態でした。ビジネスクラスシートへのアップグレードは駄目だと諦めていたのですが、奇跡的に搭乗直前にアップグレードが認められ、バンコクまでのフライト中は快適に過ごすことが出来ました。フルフラットシートで4時間位眠ってからは、楽しみにしていた映画「ボヘミアンラプソディ」を到着直前までじっくり堪能出来ました。

バンコク到着は早朝。気温は既に31℃に達していました。日本とは10℃近い温度差があり、身体もうまく体温調節ができません。空港からバンコク市内に移動する間に汗びっしょりになり、かなりくたびれました。仕事の待ち合わせ時間までには、少し自由行動できる時間もあったのですが、少し街を歩くだけでも体力の消耗が激しく、立て続けにアイスカフェオーレを3杯も飲んでしまいました。

バンコクでの仕事はミーティング一本だけでしたので、昼食を済ませてから、現地の駐在員の車でバンコク国際空港まで送ってもらい、次の目的地、クアラルンプールに移動です。ソンクラン休暇明け初日で、タイ人も本格始動していないせいなのか、名物のバンコク市内の交通渋滞も軽くて、予定よりもかなり早く空港に到着できました。このnoteは、ANAと同じスターアライアンスチームのタイ国際航空(TG)のロイヤルシルクラウンジで書いています。仕事終わりで、移動だけなのでビールをいただきます。

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