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スタンプラリーを愉しんだ一日

今日は蒸し暑い一日でした。"うだるような暑さ"とは、文字通りこのような状態を言うのでしょう。学生の方々はもう夏休みでしょうか? 親御さんの中には、毎日子供が家に居る状態が続いて、普段の自分のペースが崩されて、困っておられる方もいるかもしれません。

我が家の奥様も、小学生の息子を毎日相手するのが大変で、疲れ気味です。息抜きも必要だろうということで、昨日の日曜日は、朝から歌舞伎の舞台を観に出掛けるのを布団の中から見送りました。

市川海老蔵とその息子の勸玄君の舞台が歌舞伎座で講演中です。かなり人気の演目ですが、歌舞伎鑑賞ベテランの妻によれば、歌舞伎座では必ず立ち見の当日券が一定数発売されるので、開幕の3時間位前から並ぶと、必ずチケットはゲット出来るそうです。昨日も無事演目を観られたようです。

そういう訳で妻が不在だったので、朝から息子と二人きりの休日でした。朝食を食べ終えた後、今日どう過ごすかを相談して、昼前から東急線のスタンプラリーに参加することにしました。息子は電車に乗るのが大好きですし、付き合う私も、遊園地や動物園のような屋外の炎天下にいるより、冷房の効いた電車の中で移動を繰り返すだけの方が断然ありがたい。スタンプラリーはお互いにとって満足できる、WinーWinの選択肢です。

横浜駅でスタンプラリー用に特別なワンデーチケットを買って、旅がスタートです。このワンデーチケットを使うと、東急の東横線、新玉川線、目黒線、池上線、大井町線内が一日乗り放題になります。代金は、大人660円、子供330円ですので、数回乗り降りすれば元は取れます。スタンプラリーは途中下車を繰り返すので一日乗車券は入手必須のアイテムですが、そうでなくても、このチケットは活用方法を工夫すれば、かなりお得だと思います。

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東急沿線のスタンプが設置されている駅やスタンプ台の場所は、スタンプシートに記載されています。都度途中下車して、専用のスタンプを押していき、決まった数が揃うと、限定品の簡単な記念品が貰えます。

ターゲットはウチの息子よりも、もう少し小さいお子様向けかもしれませんが、スタンプ台の列に並んでいる層は幅広く、鉄道オタクいわゆるテツ(乗り鉄)とおぼしき人も結構目にしました。

計画的に回ったものの、残念ながら最後は時間切れ(最終午後6時でスタンプ台が撤収される)になってしまい、3〜4箇所行けない駅がありました。息子は昼ご飯を忘れるくらい楽しそうだったし、私もかなり楽しめました。これまでに降りたことのなかった駅もあって、新鮮な体験でした。

こういったスタンプラリーは昔からあるし、手軽で原始的に見えて、なかなか面白くて奥の深い娯楽だと思いました。大人のコレクター気質も上手にくすぐってきます。運営する方もそれ程のコストはかからないと思うし、休日の時間潰しをしたい人には最適な遊びです。ポケモンGo!も、こういったスタンプラリーの変形版ですし、これからの時代、更に工夫を加えていけば、現代版スタンプラリーはかなり流行るかもしれません。


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