フリーノート-19

ビジネス書読むのが苦手マンでも、がんばって読めば人生変わるよ

池田さんのこのnoteに、思うところがあったのでアンサーnoteを書いてみようと思います。

(池田さんがジョジョをガッツリ読んでた事がわりと嬉しかったり。)

読書モチベーションを下げる「妖怪ビジネス書読め読めおじさん」


僕は元クソリプ側です。ビジネス書にに対して「別に読まなくても知ってるし」的な感じで、すげー斜に構えて好きじゃありませんでした。

読まなかった理由は、自分が典型的な経験学習型で雑学的な知識は大量に持ってるため、本を読む意味をあまり見出してなかったというところもありますが、20代に務めてた会社の上司(当時50代部長→社長室長)が、典型的な「ビジネス書読め読めおじさん」だったんですね。

【ビジネス書読め読めおじさんの特徴】
・読んだ内容を咀嚼せずにすぐ部下に言って「やれ」とか言う
・局所的に情報を拾う
・付け焼き刃がすごくてすぐ忘れる
・言ってることがコロコロ変わる
・自分の言葉じゃなく「●●に書いてあった」「●●が言ってた」って言う
・課題なくとにかく「読め」って勧めてくる

こんな感じなので「ビジネス書読んでも役に立たない」的なことを体感的に植え付けられたんですよね。人柄は良かったんですけどね・・・

こういう「ビジネス書読め読めおじさん」は一定数いると思ってて、こういうおじさんのせいでモチベーションを失ってる若い子も多いと思います。

ちなみに「本を読め」って言ってるうちの代表は、上記のようなおじさんではありません。
むしろその姿勢は「ビジネス書の神」。
仮面ライダーWのフィリップみたく脳内に「地球の本棚」を持ってんじゃねえか
、と言っても過言ではなく、憧れすら覚えますw


読書は、越えられない壁を超える「自信」が得られる


そんな本を読むのが苦手マンの僕が読むようになったキッカケは「成長の壁」でした。

仕事してて、経験だけでは越えられない壁にぶちあたったとき、インプットしなきゃという思いに駆られ、計画的にがんばって年間100冊読んだところ、世界変わったんですよね。

ぶっちゃけ「知識」というよりは

・自分が経験によって感じてた仮説が、「やっぱりそうだった」となった
・「点」の事象が、「線」でつながった
・意見に根拠が生まれた
・さらなる勉強へのモチベーションが生まれた

こういった「自信」をもらった、ということが大きいです。


本を読むとできるようになること①:伝える力


ビジネス書を読んで大きく影響が出るところは「アウトプット」です。

人はそれぞれ見えてる世界が違うので、なかなか話が伝わらなかったりしますが、本を読むと「共通言語」がいっぱいできるので、「伝える力」が明らかに伸びます。
それは話をする際も、文章を書く際も共通します。


本を読むとできるようになること②:情報整理力


本を読むまえ~~↓

読んだあと~~↓

(描いててイマイチわからなかったww)
脳内がこんな感じになるですよ。まあ普通にインプットしただけでは、脳内で情報はバラバラなんですよ。それがビジネス書読むと「インプットした情報を整理整頓する力」が養われます。

僕は自分が右脳型人間で、脳内に情報しまう際も「イメージ」で入れがちなんですが、イメージだけだとアウトプットできないんですよ。絵に描いたりはできるけど、時間かかる。

でも「情報を整理整頓する力」がつくと「構造的に言語情報を解釈できるようになる」ので、インプットの質が明らかに変わります。
このステージに立つまでは、僕はだいたい50冊ぐらいかかった感じです。


本を読むとできるようになること③:取捨選択力


別に本を読む時、特にビジネス書って物語じゃないので、最初から最後まで読む必要ないんです。
これがわかってないと「めんどくさい」ってバイアスがかかるんです。

池田さんの言う「目的ドリブン」ってのもそういうことかなと思います。

全部一気に吸収するのは大変なので、1冊から1個でも気づきや知識が得られればめっけもん、ぐらいの姿勢がいいです。

これに気づいてから、僕はまず「目次」を読み、一番気になった章から読んで、整合性取るために遡ったりしながら、行ったり来たりして読んでます。
Kindleなら単語で検索できますし、言ったり来たりするのが簡単です。

ちなみに「目的ドリブン」じゃなく本を読むと、取捨選択力は身につかないので「何のために読むのか」は明確でないといけません。


本を読むとできるようになること④:自分に合った読み方

読み方なんて別になんでもいいんですけど、学校とかでやった「お勉強」のイメージが強いせいで、自分にあったやり方でなく、変に「勉強的お作法」で読もうとしがちですが、「自分なりの読み方」を見つけると圧倒的に読みやすくなります。

上記の「目次から読む」もそうですが、僕は

「iPadで読む」「Kindleで読む」「数冊並行して読む」「読める時に読む」「マンガと交互に読む」「眠気に抗わない」など、
自分に合った方法を色々模索してます。

「●●読書術」とかは一切参考にしません。だって自分は自分だし。


別に読まなくてもいいけど、読める方がシンプルに楽しい


池田さんのツイートへのクソリプですが、前述の通り、僕も同じようなこと思ってた時代があります。「冊数ナンセンス」とか言っちゃうヤツ、一人の世界で生きてるんだなぁ。寂しいね。別に86冊とかでもええんやけど、人に話す時に「100冊読んだ!」と「86冊読んだ!」では、印象がまったく違うんですよ。まあそういう意味では「冊数ナンセンス」です。

あと「本を読んだだけじゃ思考力は養われない」、これはそのとおりで、経験と掛け合わさって価値は最大化します。

勝手なバイアスなんですが、本ばっか読んでる人って実体験薄くて頭でっかちな「イメージ」がありますが、そんなことない。
どちらかというと、経験では埋められない部分を本とかで埋めてるんです。

ハヤカワ五味さんとかそういうスタイルに見えます。

まあ、自分が生きてる理由とか、世の中の仕組みとか、別に知らなくても生きていけるので、そういう人はそれでいいと思います。
無知な人ほど世界が狭く、自己を客観視できてなくて、ネットばっか見て自分の都合の良い情報しか入れない人間になっちゃいますが、まあそれはそれでいいんじゃないでしょうか。

「その本を書いてる人がたいしたことない説」「普通でいいじゃん」とか斜に構えてる人は、この記事読むといいですよ。

ちなみにビジネス書に傾倒するおじさんって、マンガを馬鹿にしたりする人もいますが、マンガも大切ですよ。

僕の雑学の源泉はほとんどマンガで、いまでも年間数百冊読んでます。(一時期1万冊ぐらい持ってた)

最近のオススメは「まくむすび」「空挺ドラゴンズ」です。


反発してる人って、本当は読めるようになりたいクセに、「読まない」とか言う方が尖っててカッコいいとか思ってんでしょ。素直になりなよw

読むも読まないも、人の意見を聞くも聞かないも自分次第。
5年後どーなるか楽しみですね。

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