LINEとモンストの「コミュニティの広げ方」ひとつの共通点。電話番号から「雑談の場」をつくったLINEと、最初の100人を大事に「第一世代」からの招待に絞ったモンスト。

LINEとモンストの「コミュニティの広げ方」における共通点について、簡単にメモしておきます。

どちらのサービスも、コミュニティの広がり方を絞る、あえて一気に拡散させずに、熱量の高い状態をつくっていた。

①LINE:電話番号に絞って「スマホで雑談する場」に

LINEの舛田さん(現CSMO)は、LINEを「雑談する場」にしたい、知り合い同士で意味のないコミュニケーションをする場にしたい、と考えた。

みんな、知らない人よりも「知っている人」としゃべりたいはず。そのほうが、しゃべる回数も多くなり熱量も高くなる。そう考えたため。

そこでキーになったのが「電話番号でマッチングする」仕組みで、この時あえて「ほかのグラフ(関係性)は入れない」という決断をした。

ツイッターやFacebook連携はさせず、電話番号のマッチングに絞ることで、「知り合いと雑談する場」に。拡散より熱量を取った。

そうすることで、LINEで「友だち」として推薦される人は、「全員知り合い」というピュアな状態に保つことができた。

※図は、LINEの取材記事の時につくった図を、見やすくつくり直したもの

②モンスト:招待を「SMS・LINE・メール」に絞って、最初の100人が「濃い人間関係」になるようにした

モンストにおいても、濃い人間関係を意識して、アプリがあそばれるように設計していたという。

友人や家族など、リアルで知っている「第1世代」の人間関係に絞って、モンストを広めようと考えた。「最初の100人」を大事にした。

なぜなら、この「第1世代」の人間関係においてこそ、もっとも信頼性の高い情報のやりとりが行われるため。(友達の「よかった」は信じるけど、友達の友達の「よかった」は信頼されにくい)

そのため、招待の手段は「SMS・LINE・メール」のみに絞って、関係性の薄い広がり方をしないようにしていた。

招待コードなどを使ってしまうと、「アプリのレビュー欄」などからの流入で関係性が薄まってしまい、これだとバイラルは起きない。

※この話は「自己破壊経営」というmixi社長の木村さんの本より。初期のモンストの話が結構おもしろいので、興味ある方にはオススメです。

なんでも広く拡散されれば良い訳ではなくて、どういう人間関係からどう広がるのがベストなのか、プロダクトの特性や市場の状況によって考える必要がある。という簡単なメモでした。


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コメント2件

>なんでも広く拡散されれば言い訳ではなくて、

「言い訳」→「良い訳」
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