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「トイ・ストーリー4」賛否はなぜ起こる?

先日の「トイ・ストーリー4」テレビ初放送、ご覧になりましたか?

映画公開当時の記憶が鮮明に蘇ります😅

思い返せば3年前、映画「トイ・ストーリー4」を観て、ウチの子が大号泣してました。。私は映画を観なかったので、何があったのかを尋ねたところ、〝ウッディは絶対に仲間を見捨てない〟〝それなのにあの結末はヒド過ぎる〟当時まだ中1だったウチの子が、生まれて初めて映画に激怒してキレてたのを懐かしく思い出しました。。^^;

確かに、前作の3までが、映画史上に残る最高傑作でしたからね。。それゆえに、培われたキャラクターへの愛着が覆されかねないほどの衝撃を受けたファンも多かったはず…😓


本作の監督いわく「(3作目で終わらず)なぜこの4作目を作ったのか?」「僕の子ども時代の思い出を台無しにするな!」そんな辛辣な声も多かったそうです。。


そんなこんなで当時、私は映画をあえて観なかったんですが、この度、4をテレビで観ました。

ネットでは案の定、視聴者の賛否が渦巻きましたね。。😰

私も、3までの大ファンです。。そういう意味ではウッディの〝持ち主の子どもと仲間を想う一途な心意気と行動〟に魅了され続けてきました。。


それでも、先日のテレビで4の結末を観て、否定的な感情ではなく、実はむしろ応援したい気持ちが芽生えたんですよね。。(^^;;


なぜか?


ウッディが、それまでの〝オモチャはこうあるべき〟という自身の信念を超えて(変えて)

〝自分らしい生き方〟を探す、新たな可能性を探す道へチャレンジする決断をしたからです。


その姿勢は、私自身の、今の思想や生き方に通じるところがある。。だからこそウッディの決断を肯定する気分になれているんだと思います。。


当時ウチの子が唱えていた「ウッディはこんなこと絶対しない」

そして、私が感じた「これまでの経験から新たな挑戦を決断したウッディを応援したい」


どちらの感想も、きっと正解です😎

てか、正解は、観た人の数だけあり、観た人によって、全く違っていいんです。。


心理学の「投影の法則」ご存じですか?

例えば、心に大きな傷を受けた体験がある時、それが潜在意識の中で思い込みを作ったり、無意識にトラウマが残ることで、物事をネガティブに捉えがちになる現象のこと。


つまり、あなたが何かを見て感じる印象や評価は、あなたのこれまでの体験や価値観に基づくメガネ(物事の捉え方)によって、大きく左右されるということ。。

この法則によれば、人は、他人や物事に対して、自分の中に存在しない信念や魅力・価値を発見して評価することはできない。。(゚o゚;;


同じ作品を観ても、当時 中1(13歳)のウチの子のメガネで見た評価と、私の中年のメガネで見た評価が全く逆になるのは、ある意味では 至極当然とも言える訳です…(^^;)


監督のコメントが、とても印象的です😍

「3作目でウッディとアンディの物語は終わった。でもウッディ自身の物語は終わってなかった」

「3作目が素晴らしい結末だったからこそ、本作を作る理由と価値を見出す必要性を感じた」


さて、あなたは「トイ・ストーリー4」を観て、どんな感想と評価を抱きましたか…?


最後までお読みいただき、ありがとうございました🤗

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