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ブロックチェーンが実現する食の安全性とは何か?

食の安全性の問題は社会的に注目されている分野の一つです。

ブロックチェーン技術がどのように関わって行くかポイントを紹介していきたいと思います。

グローバルコンシューマーブランドのネスレはブロックチェーン技術を活用した新しい取り組みをIBMとは別にスタートすると発表しています。

今回は元々参加していたIBMのフード流通プログラムに加えて、OpenSCと共同で開発を進めていきます。

プログラム内ではニュージーランドの乳牛農家から中東にあるネスレの施設へのトラッキングで活用し、アメリカへのパーム油輸出でも活用する予定です。

CBinsightが公表しているデータではブロックチェーン食の安全性に対する関心の変化をグラフで示しています。

2016年代前半には技術の可能性に注目する人たちが増え、その後食の安全性などに移っていることがわかります。

一方で2018年以降徐々に注目度が減少していきていることもあり、今後は食の安全性だけではない視点での活用や実装が求められるようになります。

中国のウォールマートはブロックチェーン企業のVechain、PwCと組み食の安全性プラットフォームの実験をスタートしています。

中国の消費者が商品のトレース情報を確認することができ、スーパーマーケットで販売されているものの経路を確認できます。

既に新しいプラットフォーム上で23の商品がテストされ、今後生鮮肉やマッシュルーム、食品オイルなど100商品を追加して行く予定です。

HHS(アメリカ合衆国保健福祉省)ではブロックチェーン技術を活用した効率的な管理の仕組み導入を検討しています。

HHSではアクセラレーションプログラムをブロックチェーン企業にも提供して門戸を広げて行く予定です。

このプログラムは既にアメリカの軍とも議論を行なっているテーマで、技術の育成を通じてより安全な検査システム導入が狙いにあります。

食の安全性の問題だけでなく、様々な観点からトレーサビリティの問題は今後も注目されていきそうです。

本日のトピックは以上で終了です!

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