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古布で手作り・チョークバッグ  2006-01-11

今は2021年。もうチョークバッグをお尻にぶら下げている人はあまり見かけませんね。しばらくミシンを動かしていないなぁ。

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最近は若い子にも人気の「和柄」に私も夢中です。
和風っていいですねぇ〜、和を感じるとホッとしますもん、心の根っこ部分が。ついつい目が「和」を探して泳ぐ今日この頃です。
特に昭和初期くらいの着物には目がありません。モダンでグラフィカルなデザインが逆に新鮮でとても楽しいのです。その殆どはネットオークションや骨董市で購入しますが、着物を着るのは思ったよりも大仕事、結局は眺めただけで終わりになることも。それではせっかくの着物がもったいないと考えた末、最近はリメイクに挑戦中。
着物を全部ほどいて、シャンプーで洗い、半乾きの状態でアイロンをかけます。普段使いの小物にすれば、いつでもお気に入りの布地を傍らに置いておけるし、バッグやスカーフにすれば、意外にもデニム素材のものにマッチするのです。一点モノというのも嬉しいところ。

 今日ご紹介するのは【黒の紋付羽織】と【女児の襦袢】で作ったチョークバッグ。
カラビナをジーンズのベルト通しに引っかけて使います。素材が正絹だから軽いし、携帯電話や小銭入れ、ハンカチも入ってとっても重宝するのでいつも手放せません。
 それから、和物手作りの醍醐味は「声をかけられる」こと。
街を歩いていると「自分で作ったの?」「どこで売っているの?」などなど、突然見知らぬ和風・古布好きの方に声をかけられるのです。初対面の方でも、同じ趣味を持っていれば話もひととき盛り上がります。そこからまた新しい情報を仕入れたり、発信したりして、より一層「和」好きになっていく自分に気づくのです。当分止みそうにないジャパネスク・シンドローム、けっこういいかも?

【散在していた書いたものを少しずつnoteにまとめています。】

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