映画感想

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ノート

もっと心の闇をえぐって欲しかった『ギャングース』

MIYAVIが朽木白哉のときよりも強かったんじゃないかって映画。

犯罪集団ばかりを狙って窃盗を繰り返す
高杉真宙、加藤諒、渡辺大知3人の話で、
バイオレンスメインのけっこうグチャミソした内容。

表の世界にも行けず、裏の世界にも行けず、
中途半端なポジションにいながらも、
そこから抜け出そうともがく姿は、どの領域にも通じそうで、
共感できる人は少なくないだろうなと思った。

監督が『ビジランテ』

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驚きの展開すぎる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

もうね、マジかと。
マジなのかと。
衝撃の展開ですっごく面白い映画でした。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のような喪失感と、
最高の映像技術で再現される最高の中2世界観。

開始直後から映像のすごさに圧倒され、
その後の驚きの展開に最後まで見入ってしまったよ。
とにかく全編にわたって映像がやばすぎる。
日本の漫画やアニメの実写化もここまでくればいいのにといつも思う。

とにかく見て欲

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ひとりの天才を軸に進むサスペンス調のカンニング映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

メッチャハラハラするカンニング映画でした。

学内の天才が金のために自ら「カンニング元」となり、
監督の目をすり抜けて、
他の生徒に答えを伝えるっていう流れなんだけど、
もうね、いつバレるのかっていう冷や冷やする感じがたまらない!

でも、それだけじゃない。
それぞれが抱える事情や人物設定がしっかりしてるから、
行動の動機づけがすんなり腹落ちする。

それらがサスペンス調に進んで行くから、
いい緊

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生死について考えさせられる『人魚の眠る家』

これはなかなかに深い映画でして。
映画の内容というよりも、テーマかな。
篠原涼子の演技が鬼気迫る、娘への愛が詰まった物語ではあるんだけど、
それ以上に、人の生死についてすごく考えさせられるんだよね。

ほぼ脳死している娘に、電気信号を人工的に与えることで体を動かして、「生きてる!」って言ってるんだけど、
それは本当に生きてると言えるのかどうか。

「脳死は死なのか」ということについては、
中学生の

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ハワイの持つ開放感がすごくよかった『ハナレイ・ベイ』

これは思った以上にいい映画だった!
本は読まないので、原作は知らなかったのだけれど、
ハワイでサーフィン中にサメに襲われて亡くなった息子を、
10年に渡り想い続ける母親の物語というやや暗めな内容の割には、
すごく開放感のある空気がよかった。

それもこれも、きっとハワイという場所がよかったんだと思う。
『青夏 きみに恋した30日』でも感じたけど、
よくあるような話であっても、
ロケ地が違うだけでか

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ここまでつまらないのはめずらしい『ういらぶ。』

あー、これは本当にひどい映画だった。
ハイパーつまらなかったよ。。。
なんでこんなのが映画になるんだって思ってしまうぐらい。

そう思った理由はいくつかあるんだけど、
一番強く感じたのは、主要キャラの行動にまったく共感できなかったこと。

平野紫耀が桜井日奈子のことを好きすぎるがゆえに、
2人の関係がうまくいかないことにビビり、
恐怖政治で支配することで、
「おまえには俺しかいない」感を出し、

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最後にしてようやくゴジラっぽくなった『GODZILLA 星を喰う者』

アニゴジ最終章でした。
今回、ゴジラVSギドラの構図だったから、
ようやくこれまでのゴジラっぽくなったかな、と。
やっぱり怪獣同士の戦いは見たいよね。

このアニメシリーズの第一作目を見たとき、
その前が『シン・ゴジラ』だったから、
どうしてもその特撮の方と比べてしまって、
「なんでアニメで、、、」と思ったりもしたけど、
シリーズを通してみると、これはこれでアリだなと思った。

このシリーズは、地

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面白いのだけど自分の知識不足でいまだによくわからない『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』

おお、けっこう面白かった、これ。
とはいえ、俺のエウレカの知識がなさすぎるがゆえに、
ストーリーや設定はわからないところが多すぎるけど。。。
酷評された前作の『ハイエボリューション1』しか見てないから、
そりゃそうだよねっていう(笑)

エウレカって人なの?とか。
アネモネって何か特殊能力があるの?とか。
なんで何回もダイブして戦ってるの?とか。
あの森みたいなところ何?とか。
あの巨体は"ロボッ

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人の内面が爆発したような『生きてるだけで、愛。』

もうね、いろいろ出ちゃってたね、この映画。

中身はけっこう衝撃的でした。
ニートで躁鬱病に悩まされている趣里の、
菅田将暉との共同生活や社会復帰などを映画板作品だけど、
その趣里の体当たりな演技がすごい。

まず朝起きれない。
起きれないから、バイトの面接もすっぽかすし、
ようやく働けても遅刻の連続。
そして、精神が不安定で突発的に怒る。
あとはすっぽんぽんで夜のビルの屋上に佇む。
(おっぱいま

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アフター青春のその先がリアルで生々しい『ここは退屈迎えに来て』

これは面白かった。
朝8時から映画館に見に行ったけど、
引き込まれちゃってまったく眠くならなかったね。

橋本愛が、卒業以来10年ぶりに、
高校時代の同級生である成田凌に会いに行くって話なんだけど、
物語は2004年、2009年、2013年の3つが並行して進んでいって、
最後にすべてが繋がるという形。

最初はちょっと混乱しちゃうけど、
テンポもいいし、すぐに理解できる。
そして、それぞれの時代に

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