マガジンのカバー画像

映画感想

1,349
新旧問わず、映画館で観た映画の感想を書いています。 あくまでも個人の主観なので悪しからず。
運営しているクリエイター

2019年1月の記事一覧

むしろ前作が再評価できる『メリー・ポピンズ リターンズ』

2019年公開映画15本中2位!

1位にするか迷ったけれど、
個人的には『クリード 炎の宿敵』の方が好きだった。

さて、前作から実に54年である。
そんな経ってるのに続編やる?!って思っちゃうほど。
でもね、よかったよ。

本当は明日からの公開だけれど、
たまたま前夜祭に行けたので、一足先に見て来ました。
俺はTOHOシネマズ新宿に行ったけれど、
六本木のTOHOシネマズには浅田真央がゲストで

もっとみる

なぜ山Pはこれに出たのかという『サイバー・ミッション』

2019年公開映画14本中14位。

これはちょっと、、、ひどかったな。。。
超絶つまらなかった(笑)

サイバーテロを題材に、
悪役である山Pの野望を阻止するっていう話だけど、
もうね、いろいろ俺には合わなくて。。。

まず始まるまでが長い。
普通、映画って本編前に配給会社や製作会社のロゴが入るんだけど、
それが多すぎて(5~6個ぐらい?)、全然始まらねーの。
ここでまず不満。

でも一番は中身

もっとみる

『セカチュー』感ある『愛唄 ー約束のナクヒトー』

2019年公開映画13本中7位。

号泣必至かと思ったけど、ちょい泣きで終わった(笑)
内容としては、病気と闘いながら、自分の人生を懸命に生きるという、
いわゆる『セカチュー』的な映画。
邦画の純愛映画って、主人公かヒロインのどちらかが病気
っていう設定をよく見るけれど、今回もまさにそれでした。
(ちなみに『セカチュー』を出したのは世代的なものであって、
 人によっては違う映画を出すんだと思う)

もっとみる

予告詐欺感が否めない『天才作家の妻-40年目の真実-』

2019年公開映画12本中7位。

『十二人の死にたい子どもたち』同様、予告詐欺感があるんだよなー。

話としては、ノーベル文学賞を受賞した天才作家が、
実は妻が書いているんじゃないかという疑いをかけられるというもの。

でもその真相を暴いていくサスペンスではない。
どちらかといえばヒューマンドラマです(笑)

タイトルの通り、夫よりも妻に焦点が当たっている。
自分も作家になりたかったけど諦めた過

もっとみる

ある意味キラキラ青春映画だった『チワワちゃん』

2019年公開映画11本中3位。

これはね、普通に面白い。
『クリード』や『Fate』はシリーズが好きだったり、趣味だったりして、
今のところ今年のトップ2にしてるけど、
単一の作品でいったら、これ1位だわ。

パリピ界隈に彗星のごとく現れたチワワちゃんが、
ある日バラバラ遺体で発見されたっていう話で、
門脇麦が、みんなにチワワちゃんのことを聞いてまわりながら、
思い出を回想していくという流れな

もっとみる

ゆるゆるゾンビ映画『がっこうぐらし!』

2019年公開映画10本中10位。

これは、、、茶番(笑)
まあアイドルとゾンビだからな。ゆるいよな。。。
こんなにも危機感のないゾンビ映画は初めてだった。
設定の謎さと、演技力の拙さがそう思わせるんだろうか。

そもそもなんでゾンビが出てきたのかわからない。
そして、意外とあっさり一掃されるという。
『アイアムアヒーロー』みたいな感じかと思いきや、
到底それにも及ばない、B級ならぬC級映画。

もっとみる

若者の死生観たっぷりな『十二人の死にたい子どもたち』

2019年公開映画9本中4位。

予告から受ける印象とはだいぶ違ったな(笑)
物語の特性上、何も話せないけど、
謎を解明していく過程はかなり見入ってしまう。
ただ、最後まで見ると、「あ、そーゆーw」って。

いや、この映画が悪いとかじゃない。
映画自体はよかったんだけど、
どうもね、こういう旬な若手俳優をたくさん集めて、
ダークな世界観を提示されると、
『バトル・ロワイアル』を期待してしまい。。。

もっとみる

コスプレイヤーのチャンバラ映画『映画刀剣乱舞』

2019年公開映画8本中7位。

PCブラウザゲーム『刀剣乱舞』の実写映画である。
ゲームはリリース当初やったんだけど、
「これは、、、ゲームなのか、、、」
と自分には面白さが理解できず、
開始後30分でドロップ。
以降、まったく触れていなかった。

映画の内容は、
刀剣男士が時間遡行軍と戦うというシンプルな話だけど、
正直、ファンでも何でもない身からしたら、
コスプレイヤーによるチャンバラ映画に

もっとみる

ちょっと不親切な映画だった『マイル22』

2019年公開映画7本中7位。

典型的なドンパチ映画でした。
マーク・ウォールバーグ、本当によく見るな。
基本的に体張ってるの多い気がするけど(笑)

内容としては、大量のセシウムのありかを知る人物が、
その情報と引き換えに亡命させてくれと言うので、
マーク・ウォールバーグ率いる特殊部隊の面々が
空港までの22マイルを護送するというもの。
(ちなみに22マイルって大体35kmぐらい)

なんだけ

もっとみる

ホテルマンの仕事の大変さがよくわかる『マスカレード・ホテル』

2019年公開映画6本中4位。

原作は読んでいないけれど、
映画としては可もなく不可もなくという感じ。
サスペンスの面白さよりも、
ホテルマンの仕事の大変さが目立つ映画だった(笑)

俺だったら無理です。
あんな偉そうでうるせぇ客たちは。
目潰ししちゃいそう(笑)

さて、この映画だけれど、
3つの殺人事件との関連から、
次の犯行現場となるであろうホテルで潜入捜査する木村拓哉と、
フロントクラー

もっとみる

スーパーヒーロー"でありたい"人の映画『ミスター・ガラス』

2019年公開映画5本中4位。

M・ナイト・シャマラン監督が贈る
まさに「スーパーヒーローでありたい人」映画。
スーパーヒーロー映画じゃないところがミソ。

ただ、設定は面白いんだけど、
話として面白いかと言われるとなかなか難しい。
いわゆる「よくも悪くもこの監督らしい」という、
内容の評価が難しいときに使われるフレーズがピッタリくる感じ(笑)

本作は2000年の『アンブレイカブル』、
201

もっとみる

最高の中2童貞エンターテインメント『劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅱ.lost butterfly』

2019年公開映画4本中2位。

相変わらずの最高な中2感に今回は童貞感もプラスされた!!
前作と全然違っててマジびっくりしたわ!!

元々『Fate』シリーズは原作のエロゲーは未プレイで、
見たのは『UBW』と『HF1』のみ。
なので、わからないことが多いのだけど、
それでも面白いと感じるのは、
全体的に漂うダークな世界観に、
中2設定、ド派手なバトルなどが、
とてつもなく楽しいからである。

もっとみる

大B級映画の『ワイルド・ストーム』

2019年公開映画3本中3位。

「全部吹っ飛ばす。」というキャッチコピーから読み取れる通り、
大B級映画でした(笑)
まあ、パニック系、サメ系、ゾンビ系は、
それだけでB級感出ちゃうけどね。

東京に来る台風が吐息レベルに感じられるぐらい、
超ウルトラアルティメットギガンテス級のハリケーンが迫りくる中、
財務局に紙幣を強奪しに犯罪グループがやってきて、
主人公たちとドンパチするという、
いろいろ

もっとみる

完全なスパイアクションだった『蜘蛛の巣を払う女』

2019年公開映画2本中2位。

「あれ、こういう映画だったっけ?」というのが正直な感想。
今回、この映画を見るために、
『ミレニアム』シリーズ全部と、
前作の『ドラゴン・タトゥーの女』を見たんだけど、
謎解きしながら真相を解明していく話だと思っていたので、
今回はちょっとびっくり。

そう、完全に『ミッション:インポッシブル』感満載の映画でした。
いや、個人的にはそういうの好きなので、
別にいい

もっとみる