マシュー・マコノヒーになら殺されてもいい『ダークタワー』

ホラー映画の巨匠、スティーヴン・キングの描くアクション超大作。

世界の均衡を保つ塔を破壊するマシュー・マコノヒーと、
それを守るイドリス・エルバの戦いである。

これも勧善懲悪モノのアクション映画なので、
当事者たちでドンパッチやってくれって話なのだけど、
この映画は、なんといってもマシュー・マコノヒーがかっこよすぎる!!

なに、あの胸の開いた黒シャツ。
で、黒パンツで、全身黒ずくめ。
普通だったら、ナルシストなホストクソ野郎で終わってる。
でも違う、マシュー・マコノヒーがやるとぜんっぜん違う。
冷徹・非情・極悪、この3つが全身から滲み出る。
それだけで、屈服し、服従せざるを得ないような存在感がある。
もうね、「イエス、マイマスター」って言いたい。
そして、ミスを犯して殺されてもいいやって思うぐらい、
カリスマ性を感じる。

しかも彼は魔術師としてもかなり能力が高く、
一言「逝け」と言うだけで相手を死に至らしめ、
幻術、テレキネシス、弾丸キャッチなど、
完全それチートだろっていうぐらいの圧倒的パワーがある。
それゆえか、彼は基本焦らない。
常に冷静沈着でいられる。
そう、まさに『ドラゴンボール』のフリーザのよう。

また、イドリス・エルバに関しても、
子役といっしょに行動を共にし、守りながら戦うその姿が、
『ターミネーター2』のT-800を彷彿とさせ、
個人的には懐かしい気持ちになった。

そういう意味では、
戦うメインの2人が特徴的で、面白かったなーと思う。

あとは、クラウディア・キム(スヒョン)っていう
韓国の女優さんが出ているのだけど(ちなみに同い年w)、
こういう映画に出るアジア人って、
本当に中国人や韓国人が多いなって思う。
日本人じゃないのが残念ではあるのだけど、
この人、身長177cmでずば抜けたスタイルな上に、
英語も自然に話せるから、
こういうところでハリウッドに重宝されるのかなと思ったり。

日本人ももっと自然に英語を話せるようになれば、
ハリウッド映画に起用してもらえるのかな。

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