「まあ、そうだよね」っていう感想にしかならない『億男 MILLION DOLLAR MAN』

タイトルの通りなんですが、、、
もっと奇抜なエンターテインメントかと思ったら、割と普通で。

3,000万円の借金を抱えた佐藤健が宝くじで3億円当てたら、
親友の高橋一生と共にお金が消えてしまい、
「お金とは」について考えながら後を追う話。

お金があれば何でも買えるけど、買えないものもあるよね
っていうオーソドックスな結論に落ち着いた(笑)

もっとお笑いに走るのか、
それかミステリーチックになるのか、
そういうのを期待していたんだけど、
あそこまで期待させる予告だった割には、
案外普通というか、クライマックスがどこかわからない感じだった。
いや、そんなものはなかったのかな。

「メルカリ」を彷彿とさせるフリマアプリの成功と事業売却のくだりや、
お金を手にした男の西麻布界隈での振る舞いがリアルで、
インタビュー重ねたんだろうなと思った(笑)

若い子たちにハマるかも、こういうの。
ある程度歳を重ねて、いろんな作品見ちゃうと、
既視感しかないから、公正な評価ができないというか、
あんまり人のためになるような感想にならないな。
(まあ、誰かのために書いているわけでもないけどw)

川村元気さんが企画やプロデュースをした作品は、
面白いし好きなものも多いけど、
彼が原作を書いたやつの映像化に関しては、
個人的にはハマらないな。。。
この前の『世界から猫が消えたなら』もそうだったけど。

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