愛と優しさに溢れまくった『バジュランギおじさんと、小さな迷子』

2019年公開映画158本中2位!
生涯見た映画1232本中8位!

かつて、こんなにまで人の優しさに触れた映画があっただろうか。。。
。・゜・(ノД`)・゜・。
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ひょんなことから母親とはぐれ、
インドに迷い込んでしまったパキスタン人の少女シャヒーダーと、
彼女を家まで送り届けようとするパワン(通称バジュランギ)
との交流を描いた映画。

話の設定からして泣かせてくることは目に見えているし、
オチも想定の範囲内なのに、、、
それでもこんなにまで号泣して感動させてくるなんて、
インド映画マジやばいわ。。。

朝見た『ホテル・ムンバイ』は宗教の違いから、
異教徒を排除しようとした結果のテロだったけれど、
これは仲の悪い国同士の垣根を超えた、
愛と優しさの物語だからね、、、
そのギャップがすごい。。。
ああ、みんなには、本当にインド映画をもっと観て欲しいよ。。。

今作は、シャヒーダーが言葉を話せないというのが
一番のポイントだと思う。
だから、自分の名前もどこから来たのかも言えないし、
自分の意思すらもうまく伝えられない。

それを見かねて、
バジュランギが自分の家に置いて親身になって世話をし、
何とか彼女を家に返そうとするのだけど、
警察は誰も相手にせず、
大使館でも取り合ってもらえず、
それでスパイ扱いで終われる身となり、
残された手段が不法入国しかないという残酷さ。

さらに、バジュランギはバカ正直な性格で、
言わなくてもいいことをペラペラしゃべるもんだから、
何かとトラブルに巻き込まれるという波乱万丈な流れ。

そんな状況を、インド映画特有の歌と踊りに加えて、
笑えるシーンと泣けるシーンをバランスよく混在させているから
面白くないわけないんだよね!!

しかも、このシャヒーダーを演じている
子役の女の子がかわいすぎるんだ。。。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の子役の子に匹敵するかわいさだった。

正直、インドとパキスタンの関係なんて、
日本にいると知識としてはあっても、
感覚として共感することは難しいだろう。
そんな僕でもここまで感動したのだから、
インド人のおっさんがパキスタン人の少女を
命がけで助けようとする両国の憎しみを超えた愛と優しさに溢れた話は、
本国の人たちにはさらに感動的に映ると思う。

ボリウッド、最高すぎます。。。

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