すべてのビジネスマンに観て欲しい『天才たちの頭の中 ~世界を面白くする107のヒント~』

2019年公開映画182本中71位。

これはすべてのビジネスマンが観て損はないんだろうなって思います。
あらゆる分野の第一線で活躍している人たちに対して
「なぜあなたはクリエイティブなのですか?」とインタビューした映画。
なんか、ダイヤモンドとか東洋経済とかでありそうな感じだけど(笑)

25年近くかけて撮ったビデオで、
実に100人以上の映画監督、役者、政治家、写真家、
芸術家、作家、科学者、ファッションデザイナーなどなど、
幅広い分野の人たちが出ています。
キャスト一覧

リンク飛ぶのがめんどくさい人のために、一部例をば(笑)

【ミュージシャン】
デヴィッド・ボウイ
マリリン・マンソン
クインシー・ジョーンズ

【映画監督】
クエンティン・タランティーノ
デヴィッド・リンチ
北野武

【俳優】
ウィレム・デフォー
サミュエル・L・ジャクソン
ショーン・ペン

【女優】
アンジェリーナ・ジョリー
シャルロット・ゲンズブール
ジャンヌ・モロー

【ファッションデザイナー】
ヴィヴィアン・ウエストウッド
山本耀司

【写真家】
荒木経惟

【アーティスト】
マリーナ・アブラモヴィッチ
オノ・ヨーコ

【作家】
ジョージ・R・R・マーティン(GOT作者)

【建築家】
ザハ・ハディッド

【政治家】
ネルソン・マンデラ
ジョージ・H・W・ブッシュ
ミハイル・ゴルバチョフ

【宗教家】
ダライ・ラマ

【物理学者】
スティーヴン・ホーキング

【起業家】
リード・ヘイスティングス(ネトフリCEO)

「なぜクリエイティブか?」
という答えに対する問いは人それぞれだけど、
「生まれつき」
「それしか道がなかった」
っていう答えが割と共通していた気がする。

印象的なのは、この質問をされたとき、
けっこう面食らっていた人が多かったんだよね。

きっと、彼らはクリエイティブなことを意識しているわけではなく、
ただ愚直にひとつのことをやり続けていただけなのかなって思った。
そこに理屈はないんだろうな、きっと。

個人的に面白かったのは、
精神世界トップのダライ・ラマと、
科学のトップ、スティーヴン・ホーキングにインタビューしていたところ。
180度違う分野の人に同じ質問をするっていうのはとても興味深いよ。

ダライ・ラマの答えは「生きているから」。
「人は生きているだけでいろんなことを考えているから、
 それだけでクリエイティブである」と。

対してホーキング博士は
「クリエイティブかどうかはまわりが判断することだ」と。
博士らしい答えでした(笑)

他にも、アラーキーは写真撮るとき勃起すると言ってたけど、
北野武はクリエイティブは性的なこととは切り離されていると言ってたし、
いろんな人のいろんな考えを知ることができるのはとても有意義。

あと、僕がすごいツボだったのが、
キトゥン・ナディビダットという巨乳女優。
クリエイティブの源泉は「巨乳」と言ってて吹いたww
「巨乳の方がクリエイティブなこといっぱいできるわ」ってwww

それに呼応するかのようにセクシー映画で有名なラス・メイヤー監督は、
クリエイティブの源泉は「おっぱい」と言ってて、さらに吹いたwww

なお、この映画は「どうやってクリエイティブになるか」
というハウツーではなく、
あくまでも「なぜあなたはクリエイティブなのか」という、
その人に対する質問でしかないので、
再現性はあまりないかもしれない。

でも、自分の知っている人や憧れている人が、
改めて自身のクリエイティブについて語る姿は知的好奇心をそそるので、
ぜひ観てみることをオススメします。

子供の頃はみんなクリエイティブなのにね。
いつから、そしてなぜ、失われてしまうんだろうか。

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