あらゆる映画を内包した『ガーディアンズ』

タイトル、誤字じゃないからね。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』じゃないから。

人生で初めてかもしれないロシア映画。
でも中身は既視感しかない大作映画の全部乗せのような、
光麺もびっくりの内容である。
おそろしあ~おそろしあ~。

僕が感じただけで、この映画は、
『X-MEN』、『アベンジャーズ』、『ファンタスティック・フォー』、
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ジャスティス・リーグ』、
『ターミネーター』、『スター・ウォーズ』、
といったハリウッド超大作の数々の要素が含まれているのだ。
(まあポスター見た時点でマーベル系の新作かと思うよね(笑))

中身は勧善懲悪モノで、敵を倒すために、
かつて遺伝子操作の実験体となり、超人と化した4人を見つけて、
世界の平和を守るというものだ。

しかし、その超人たち、世界中に散らばっているという話だったけど、
10分で全員見つかる。
さすがロシア。
こういうとき、誰かは「今さら戻る気はない」とかだだをこね出すけど、
今回はみんないい子ちゃんで、素直に再結集に応じる。
さすがロシア。
で、早速敵陣に乗り込むものの、相手のボスにやられ、10分で全滅。
何このテンポの早さ(笑)
さすがロシア。

そこからは、パワーアップアイテム手に入れたり何なりで、
再びボスに挑む流れになるのだけど、
まさかの最後は『ドラゴンボール』チックな技でフィニッシュという、
日本人にはお決まりのパターン(笑)
さらにエンド・クレジット後には、おまけ映像があり、
続編を思わせる、まさにマーベルに倣った展開(笑)

とにかく既視感によって成立しているような映画なのだけれど、
映像はかなり派手で、日本のアクション映画よりは断然かっこよかった。
もうね、お金をかけた同人作品といっても過言ではない(笑)
昨今ヒーロー映画で成功しているアメリカに対抗して作ったのかな(笑)

しかし特筆すべきポイントは、もうひとつある。
個人的にはここを一番声を大にして言いたい。
メインキャラからモブキャラに至るまで、
出演していたロシア人女性が全員美人なのだ!!
ホント、すごい。びっくりするぐらい美人揃えてきた!!

さすが、ロシア。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?