あの鶴瓶さんがシリアス過ぎるのが印象的な『閉鎖病棟―それぞれの朝―』

2019年公開映画179本中102位。

重いです。。。とても。。。
精神病院を舞台にした映画だけど、これは重い。

死刑執行に失敗し、そのときの影響で脊髄を痛め、
車いす生活を余儀なくされている笑福亭鶴瓶と、
幻聴が聞こえて発作が起きてしまう綾野剛と、
母親の再婚相手にレイプされ身ごもってしまった小松菜奈の、、、
いや、もうこの時点でだいぶ重いけど、、、
交流を描いた映画。

精神病院という通常の世界から隔離されたところは、
普段自分が生活している環境とは大きく異なり、
かつ演じている役者さんたちの演技がどれもリアルで、
いろいろ衝撃的なんだけど、
一番驚くのは鶴瓶さんでしょう。

彼が死刑になった理由ってのもすごく悲しいのだけど、
いつもニコニコしている印象しかないから、
今回のようにシリアル過ぎる役だとギャップがすごくて、
もうなんか観ていて辛かった。。。

あの人、全然悪い人じゃないから。
むしろ、いい人。
その優しさを、僕は咎められません。。。

ただ、ラストがね、あれどうなったのかなーって気になって、
ちょっと不完全燃焼感はあるんだけども。

渋川清彦って、本当にいつもああいう役だよな。。。
出てきた瞬間に、絶対ああいうことすると思ってたら案の定(笑)

山中崇もいろんな映画やドラマで見るけど、
ちょっといじわるな役が多いイメージ(笑)
(今回はいじわるどころか、完全にクズ野郎だったけど)

片岡礼子は最近よく映画やドラマで見るけど、
悪い人だったり、いい人だったり、けっこう役の幅が広い。

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