バトルが果てしない『ドラゴンボール超 ブロリー』


いや、面白かったよ?
面白くはあったんだけど、何かが引っかかる。

そう、バトルと絵だ。

この映画は過去のブロリー作品はなかったことになっており、
完全にブロリーと「初めまして」から始まる。
もちろん、惑星べジータが消滅するくだりはそのままで、
冒頭にそのシーンがあるのだけど、
そこはちょっと泣きそうになるほど感動的だった。
(どうせなら、バーダックがフリーザに立ち向かうところまで
 やって欲しかったけど)

で、この映画、とにかくバトルがすごい。
正直、ストーリーはあってないようなもので、
とにかく白目むいて怒り狂ったブロリーとの戦いが、
本当に興奮しまくりっていうぐらいド派手。

なのだけど、尺が長いのだ。
この映画の8割はバトルになっているから、
ちょっと果てしない感じがあった。

そして、作画が雑というか何というか。。。
バトルシーンはすごくいいのだけど、
それ以外のシーンがなんかのっぺりしていて、
予算をバトルに割いたのだろうけど、
素人から見ても絵が変だなと思った。

それが最初に書いたバトルと絵で引っかかったということ。
全体的に面白かったからこそ余計に、
その2つが目立ってしまったように思う。
あとは、、、
ブロリーがあんなに怒り狂う動機もちょっと弱いかなと思ったけど(笑)

やっぱりドラゴンボールの映画は90年代の方がよかったな。
2時間もやるよりは、45分ぐらいでサクッと終わった方が、
テンポもいいし、ほどよい心地よさで終われる気がした。

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