"ホーンテッド・マンション感ある児童文学"のような映画『ルイスと不思議の時計』

これなー、これなー。
つまらなくはないけど、、、という感じ(お察しくださいw)

両親を亡くした主人公が、
魔術師の叔父に引き取られ、
そのお屋敷に隠された秘密に巻き込まれていくという話。

魔術師なんでね、魔法の類はいっぱい出てきますわ。
その世界観は、まさに俺の頭の中って感じなので、
すごく好きといえば好きなんだけど、
いまいち物足りなかった。。。

冒険したり、敵とバトルしたりっていうのがまったくなく。。。
いや、正確には敵はいるし倒さないといけないんだけど、
実力が拮抗した手に汗握るバトルというのがなかった。

それでいて死者が蘇るという流れもあるので、なんだか
"東京ディズニーランドのホーンテッド・マンション感ある児童文学"
みたいな映画だったんだよな。
けっこう子供向けかな、と。

あとハリウッドの映画にしてはCGがややわざとらしい感じがした。
それでも邦画のCGよりはリアルなんだけど、
ハリウッドにしては、ちょっと見劣りするかなと。

でもね、ケイト・ブランシェットがよすぎた。
魔法の杖を持ってるだけなのに、もうその世界の人なんだよね。
違和感がないというか、その世界から来た人みたいな。
存在そのものからとてつもない中2感が出てる(いい意味だよ)。

こういう中2感ある役がとんでもなく似合うのは彼女と
ジョニー・デップぐらいだと思ってる。

あとファンタジー映画って本当に洋画多いよね。
日本では高校生純愛映画が量産されているけど、
ハリウッドではこういう魔法モノをよく見るような気がする。
古くは『ネバーエンディング・ストーリー』から始まり、
『ロード・オブ・ザ・リング』、『ナルニア国物語』、
『ハリー・ポッター』、『ライラの冒険』、『エラゴン』など。

世界観は全部同じようなものなのに、
面白さに雲泥の差があるから興味深い。

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