シーンのつながりが支離滅裂な『劇場版パタリロ!』

2019年公開映画101本中98位。

軽い気持ちで見に行くと後悔します(笑)
それぐらい、もう何が起こっているのかよくわからない映画です。

父が亡くなり、主人公パタリロが新しい王となるべく戴冠式を向かえる
という大まかなストーリーはわかるものの、
シーンのつながりがひどい(笑)

イギリスにいたのに、気づいたら埼玉にいるし。
突然、謎な歌を唄い出すし。
CGはプレステ2並みのクオリティだし。
もはや、目の前で何が行われているのかさっぱり。。。

しかも、BLなんですわ、これ。。。
男同士でチュッチュペロペロしすぎ。
女性同士でもそうなんだけど、
同性愛モノがわからない身としては、
ちょっともう何がなんだか。。。(笑)

予告を見て、同じ作者だし、
『翔んで埼玉』のようなものかなと思ったけど、
もっと斜め上をいってたね。。。

ただ、舞台役者さんが多いので、
歌はみんなうまいし、セリフも力強かった。
だから、普段一方向な舞台のカメラワークをいろいろ変えて、
無理矢理映画化したような感じでした。

唯一、タマネギ部隊のくだりはウケたけど、、、
それでも原作ファンか、それぞれの舞台役者さんのファンじゃないと、
ちょっとキツイかもなあ。。。

もはや、「考えるより感じろ」という声が聞こえてくる気がします。

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