90年代のB級映画感満載の『オーヴァーロード』

2019年公開映画62本中27位。

戦争×ホラーという異色作。
第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦が開始された後、
主人公らは敵の通信網を破壊するべく敵地に赴くのだけど、
そこにはナチスが科学実験で生み出したモンスターが待ち構えていた、、、
というB級感全開(笑)

予告すら見ていなくて、何の予備知識もなく行ったから、
最初は普通の戦争モノかと思ってたんだよね。
しょっぱなからけっこう人死んでて、
これはかなりエグイ描写の多い戦争映画なのかなって思ってたら、
途中から方向性が変わってきて、
急に怖い雰囲気醸しだしてきてさあ、、、
僕、ホラーダメなんですよね。。。
ひとりで見に来たことを若干後悔しました。

が、そのあと見続けて行けばわかるのだけど、
ジャパニーズホラーみたいな感じではなく、
どちらかと言えばスプラッター系なので、
正直、そこまで怖くはない(笑)
その分、血は出るし、足はとれるし、
頭は吹っ飛ぶし、なんか、いろいろ出ちゃってたけど。

もはや映画におけるこういうスプラッターみたいなのは、
小さい頃ほど怖くなくなったなって。
むしろ、高須クリニックの手術動画の方がよっぽど怖いと思う(笑)

後半は、『バイオハザード』に出てきそうな
人型のモンスターとドンパチやりながら逃げ惑う、
まさに90年代のB級映画のような流れだったけど、
個人的には総じて悪くなかったかな、と。

そのモンスターの気持ち悪さと、派手な銃撃戦の中、
テンポよく話が進んで行くので、見やすい映画ではあります。
ただ、知ってる役者が誰もいなかった。。。

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