味のないガムのような『フォルトゥナの瞳』

2019年公開映画24本中19位。

そうね、、、なんか、、、
ずっと味のしないガムを噛んでいたような気分。。。
味がないけど、とりあえず口にあるから噛んどくか、みたいな。
それぐらい、ノー印象な感じでした。

死期が近い人が透けて見えて、
その運命を変えると自分に代償が返ってくるという、
非現実的な恋愛物語。
なんか、みんなが死ぬ予知夢を見て、助けようとする
『ファイナル・デスティネーション』シリーズから着想を得た感じが、
ややするなあという内容(笑)

原作は読んだことないけれど、
展開が見え見えなのと、
神木隆之介と有村架純の絡みが薄すぎて、
まったく感情移入ができなかった。

この映画が悪いというより、
自分自身がこういう映画にもう何も感じないのかもしれない。
年を取って感受性が弱まったかと思ったけど、多分違う。
年齢と共に好みがはっきりしてきて、
好きなものにはよりのめり込み、
大して好きじゃないものにはより無関心になり、
その二極化が進んでいるんだと思う。
だから、今後もこういう映画を面白いとは思わないかもしれない。。。

同じ金額を支払うなら、
これよりも『シティハンター』や『アクアマン』の方が、
僕はいいと思いますよー。

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