単品で見ると微妙だけどシリーズ全体はよかった『デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」』

僕はデジモンが好きです。
これが大前提。

そして、今回tri.シリーズの最終章。
これは気合を入れて見に行かねば!!と意気込んでおりました。

ただ、正直、第6章を単品で見ると微妙なんだよね。。。
前回の第5章の最後で、
テイルモンとメイクーモンが融合して生まれたオルディネモンってのが、
なんかエヴァの使徒みたいで、もはやデジモンって感じがしなくて。。。

そのオルディネモンが現実世界に行ったものの、
元はテイルモンとメイクーモンであることや、
まわりへの被害なども考慮して、
選ばれし子供たちも激しいバトルも行わなかったから、
ドラマチックな展開が少なくて、
ラストにしてはちょっと物足りない感じだった。

個人的には『ぼくらのウォーゲーム』のように、新しい力を得て、
最後に逆転勝利!みたいな綺麗な終わりを期待していたけど(笑)

ただ、最後の終わり方を改めて思い出すと、
芽心のあの悔しさと寂しさが入り混じった涙が、
あとからじわじわ来るから、あれはあれでよかったのかなーなんて思った。

でも、そもそも
「なんでメイクーモン、あんななっちゃうの?」とか
「姫川さんどうなったの?」、「一乗寺賢は?」、「謎の男は?」など、
まだまだ突っ込みどころがありすぎて、
ものすごい消化不良に悩まされていますなう。

でも、デジモンのプロジェクトはこのあとも続くそうなので、
今後の展開に期待、、、するしかないのかな。

ただ、今回、この全6章を通じた『デジモンアドベンチャーtri.』シリーズ、
個人的には満足だった。
最初こそ、キャラデザがすごい不評で、人間側の声優さんも一新で、
ちょっと不安に思っていたところはあるのだけれど、
実際に見てみたら、太一たちが成長したらまさにこんな感じになりそうで、
すごくよかったんだよね。

もともとデジモンとの出会いは、小6か中1の頃、
友達と池袋だったか吉祥寺だったかのデパートのおもちゃ売り場で、
ハガキを出せば(抽選で?)
新しいたまごっちみたいなおもちゃがもらえるということで応募したら、
2人とも手に入ったというのが始まり。

そして1999年の3月から始まった『デジモンアドベンチャー』が好きで
(といっても『02』までしか見ていないのだけど)、
今回20年ぶりに復活すると聞いて歓喜した。

今回のシリーズで、再びデジモンたちに会えたのは嬉しかったし、
今は亡き和田光司さんの命懸けの
『Butter-Fly〜tri.Version〜』
と、進化シーンが一気に感動モードになる宮崎歩さんの
『brave heart〜tri.Version〜』
が、劇場で聴けたのは本当に幸せだなと思った。

歌を聴いて涙が出るのはデジモンぐらいです。マジで。

だんだん。

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