中二病が喜びそうな『二ノ国』

2019年公開映画141本中65位。

元はゲームです、これ。
やってないけど。
ゲームの映画化ってことでどうだろうなと思ったんだけど、
想像してたよりは面白かった。

現実世界を生きる幼馴染のユウとハルが
突然「二ノ国」と呼ばれる異世界に飛ばされてしまう話で、
キャストがけっこう豪華な中二感全開の映画です。
(山崎賢人に、新田真剣佑に、永野芽郁とか)

高校生キラキラ青春物語を舞台に、
剣と魔法の異世界に飛ばされ、
親友のハルが闇落ちするという、
RPG好きの人がハマりそうな要素を詰め込んだ世界観は好きだった。
自分も昔似たような話を考えたことあるような。。。
てか、多分誰もが一度は妄想する内容か(笑)

異世界モノってことで既視感が強いのと、
1月に見た『あした世界が終わるとしても』と設定が似てるから、
ああいうのが好きな人なら楽しめると思う。

ただ、絵や音楽がジブリっぽく、
全体的に絵本を読んでいるような感じなので、
小学生ぐらいが好みそうではある。
(元々、原作のゲームはジブリが協力してるし、
 レベルファイブ自体が、子供向けの作品多いからね)

だから、世界観は大好物だし、個人的には楽しめたけど、
さすがに、34歳にもなってしまうと、
ちょっと物足りないかなーって感じてしまった。
もう少し、人の生死に関わるところとか、
ダークなところがあった方が、大人はもっと満足するだろう。
とはいえ、ラストのオチはちょっとびっくりしたけど!

もし、自分が小学生のときに見ていたら、
今よりもっと楽しめた気はする。

そういえば、異世界モノの世界初の作品って何だろう。
ナルニア???

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