若者の死生観たっぷりな『十二人の死にたい子どもたち』

2019年公開映画9本中4位。

予告から受ける印象とはだいぶ違ったな(笑)
物語の特性上、何も話せないけど、
謎を解明していく過程はかなり見入ってしまう。
ただ、最後まで見ると、「あ、そーゆーw」って。

いや、この映画が悪いとかじゃない。
映画自体はよかったんだけど、
どうもね、こういう旬な若手俳優をたくさん集めて、
ダークな世界観を提示されると、
『バトル・ロワイアル』を期待してしまい。。。

原作は読んでないけど、予告見る限り、
もっとスプラッター寄りなのかなと思っていたので、
そういうのではなかったかな、と。

ここに集まる若い子たちは、
みんなそれぞれ死にたい理由があって、
中には、「え、そんな理由で?」
っていうのもあるんだけど、
本人がそれを苦痛に感じて死にたいというなら、
個人的には、どうぞご勝手にと思う。
(いや、実際身近にいたら全力で止めるけど)

ただ、それぞれに理由がある中でも、
「自分の存在を肯定しきれなかった」
という点では共通していて、
それはアニメやゲームの影響で、
自己存在の意義や、死生観などに浸っていた、
10代の頃の自分を少し思い出したりもしたから、
若い子の方が刺さるのかなと思いました。

あと個人的なポイントとして、
吉川愛が超絶かわいいということです。

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