鱗滝さんは「甘い」で殴らない

それは雑談VC中に起こった出来事だった
俺「~なんだよね」
A氏(以下A)「甘い!バシーン!はははは」


俺「甘いって急にどうしたん?」
A「いやだってマロガレさん前に👺の絵文字使ってやってたじゃん」

ああ、鬼滅の刃の鱗滝さんのあのシーンか
俺「いやあれは遅い、で殴るシーンで…」
A「甘い!バシーン!」

俺「あそこは炭治郎がすぐに回答出来なかったとこだから、遅いてシーンなんだよ」
A「いやーでも👺の人言いながら殴りそうじゃん!甘い!て」
俺「いやあそこはさ…」
A「甘い!バシーン!ははははは」



2度あることは3度あるというし、仏の顔も3度までという言葉があるが
俺は仏では無いので3度で我慢の限界だった
しかもこのA氏は鬼滅の刃を読んでいないのである、
正確には最後まで読んでいない派だ

それなのに?俺に対して?鱗滝さんが言いそう?
長谷川先生作のクロスボーンガンダムの登場人物ばりに
?マークが連呼される怒りが私を飲み込んだ
あと鱗滝さんにはさんをつけろ

という訳で怒りは風化させない為に書いています


吾れ先導者たらん


前提:鱗滝さんが言いそう、の文言に対して

おそらくA氏の語る「言いそう」はコラ画像でよくあるやたらと炭治郎をはたく鱗滝さんのイメージがしみ込んでいるのだとは思う、
思うがその手のコラ画像の認識が強く残っているのは
色んな人気作品で良くある事だと理解を示しつつも何故甘いで殴る訳ではないのか


そもそも鱗滝さんは殴る前のシーンで炭治郎が、思いやりが強すぎて決断が出来ないという認識をしている
お手元の単行本1巻の91ページを開いてほしい
「ああ、この子は駄目だ、思いやりが強すぎて決断ができない、
鬼を前にしても優しさの匂いが消えない、鬼にすら同情心を持っている」
「義勇、この子には無理だ」
が鱗滝さんの炭治郎への初見の認識である
ここから炭治郎は貼り付けにした鬼に止めを刺すにはどうするか、
自分で考えろと言われるが手頃な岩で何度も打ち付けたら痛いだろうな、
ともたもた考え事してる間に夜が明けてしまう

その後「妹が人を食った時お前はどうする?」の問いにすぐさま答えられず「判断が遅い」ではたく場面になる
上記のもたついてるのと相まって「お前はとにかく判断が遅い」という流れだ
覚悟が甘いから間髪入れず行動出来ないのだ、と詰めれられるものの「甘い」と言われ殴られるような発言をした訳ではない

鱗滝さん自体最終選別に向かう最後の試練は誰も斬れない大岩を斬れ=もう最終選別で弟子を死なせたくない、と無理難題を出してしまうぐらいには甘々な人ではある
そういう甘い人が禰津子が人に害した時は鱗滝・富岡両名が腹を斬りますて手紙を送っているから柱合裁判の時に重みが増す、判断が早い
でもあの手紙の書き出しは新緑の候、なので5月上旬からと思われるが蜘蛛山に入ったのも5月ぐらい(太鼓の鬼での骨折治療期間による)と考えたらちょっと焦り気味で書いてたのかもしれないね、判断が遅いね
お手元の単行本6巻63ページの左上のコマを参照ください

いかがでしょうか、「甘い」で殴りそうにはならないと俺は思うのです
あなたの軽率な発言でどんな厄介オタクが目を覚まして喉笛に食らいついてくるのか分かりません
この発言コラだったか…?二次創作か…?Xのネタか…?は常に意識して生活していきましょうね




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