見出し画像

あわや遭難⁉️ 妙高山での失敗談

私の住んでいる所は長野県の北信地域。
ここには北信五岳🗻という五個の山々が連なります。

まだ登山を始めた頃、職場の先輩が「妙高山なら行った事があるよ」という事から、職場の仲間三人で妙高に登ろう!という事になりました...♪*゚

忘れもしない8月23日……。
この登山がプチ遭難になるとは予想も付かず💦


妙高山

妙高は北信五岳の中でも標高2454m。山頂までの高低差は1300m以上。
結構タフな行程です。

登山口は何ヶ所かありますが、今回は燕温泉から。
ワクワクしながら登っていきます🐾


職場の先輩と

キツイ登りをゆっくり登っていきます。
山頂近くになると鎖場も!


鎖場

当時の私にとっては結構キツイ登りでしたが、無事山頂へ辿りつく事ができました👍


妙高山頂

山頂でお昼を食べながらビール🍻を飲んで最高な気分♪♪

……ところが!
ここから悲劇が始まります😅

先輩は「膝が痛い」と言い出し歩くのに支障があるという事で、登ってきた鎖場のルートを避けて、反対側の燕新道から下山する事にしました。

これが悲劇の序章😰😰😰
「登った事がある」という先輩を頼りきって、当日私は山地図を持っていかなかったのです💦

燕新道は歩き出すと険しい岩場もあり、いつまで経っても標高差が縮まらないロングルートだったのです。

燕新道下山中


でも下り出したからには歩かねば!
膝が痛い先輩は段々と歩くペースが落ちてきて、なかなか先に進まない……
しかも「妙高に登ったのは学生の頃だったからなー」と、なんとも頼りのない一言😭

これはマズイ!
直感的に危機感を感じました。
一緒に登っていた職場の同僚もイライラし始めます😣

とりあえず、その先輩の膝にテーピングを貼り、先輩の重いザックをなるべく軽くして同僚が背負い歩き続けます。

山地図さえ持っていれば今自分達がどの辺りにいるのかわかるのに、全くわからず不安😫

そうこうしているうちに、時間は夕方4時を過ぎ、山の中は薄暗くなり始めます。

そこでまた災難が…!
日帰りだと思っていたので、ヘッドライトを私も同僚も持ってきてなかったのです💦
でも先輩は「僕持ってきたよ」とヘッドライトを出してくれました!
「やるじゃん!先輩!さすが」
と思いますよね。
ところが、いざヘッドライトをつけると電池切れで使えず……苦笑
この時ばかりはガッカリ。
希望の光が消えた瞬間でした(>_<)
ヤバイ…遭難したかも…
そう思った瞬間でした😅

そしてどんどん時間は過ぎて行き、山道も見えなくなり、手探りで山道を下るしかありません。
遭難したかも>_<
と不安と焦る気持ち……
幸い携帯は繋がったので、燕温泉に電話をして事情を話しました。
すると「修行者も暗い道を歩いているルートだし、たぶんそのまま歩いてきてくれれば下山できますよ」
山をよく知っている人と繋がれた事で少し安心感がでました。

私達はこの道で合っていると信じながら、やはり手探りで下山し続けました。

そして夜8時。
なんと無事下山できたのです‼️
同僚が「おーー‼️」と雄叫びをあげたのも忘れられません 笑

一方、妙高を知っていると言っていた先輩は、もうボロボロ (笑)

帰りにお世話になった燕温泉の旅館に立ち寄って、無事下山できたお礼に寄りました。
三人で頭を下げると、先輩のつかないヘッドライトが頭から落ち割れるというオチ 爆笑🤣
もう笑うしかありません😄

今でも、この山行は職場の伝説になってます。
でも今だから笑い話しになりますが、本当に遭難してたら…と思うと怖いですよね。

でもこの妙高山が教訓になって、どんな日帰りの山でも山地図とヘッドライトは必ず持っていく。
朝早く歩き始める事と、下山の時間を想定するようになりました😊

登山を始める皆さん😊
日帰りでも、山地図とヘッドライトは忘れずに持っていきましょうね👍


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?