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葬送のフリーレン 13巻

おはこん世界の皆さん、まろんです。

待ちに待ったフリーレンの13巻読みましたので備忘録を書いていきます。以下ネタバレしか書かないので読んでない人は回れ右‼️


フィアラトール

勇者一行の戦闘シーンって回想が多くて割とすっ飛ばされがち。でも今回はちゃんと描いてくれた。
アイゼンは魔族の戦士と渡り合ってる、ちゃんと強い。ハイターもグラオザームの強力な精神魔法を跳ね返してる。こういうの見ると、ちゃんと伝説の勇者パーティーの一員なんだなって。

勇者パーティー大好きなんですよね。アニメの2クール目オープニング、一級魔法試験に出ているいわば現代の最高クラスの魔法使い達を描いたあと、伝説の勇者パーティーを描く構成には頭抱えた。あくまで伝説上でしか登場しないけど、伝説だからこそ輝いて見える。そんな雰囲気で酔える、最高のパーティーです。

伝説だけど間違いなく過去を生き抜いた勇者パーティー

まあ私が勇者パーティー大好きなのは置いておいて、精神魔法をかけられたヒンメルとフリーレンは花婿、花嫁の姿になって結婚式場に。フリーレンは普通に誓のキスをしようとしているが、ヒンメルがそれは夢だと、フリーレンの唇に指をそっと重ねた。

幸せすぎるから

ヒンメルにとっては現実ならどれほど良かったか、それほど夢のような光景。逆に言えばだからこそ、これが精神魔法による夢であると分かったのだ。指を重ねた時のヒンメルの表情は、"もしかしたらこんな現実もあったのかも"という、諦めと共にそんなことはとっくに分かっているといった表情でした。

精神魔法から逃れヒンメルは、「フリーレン石碑は近い、走れ」と。

それに対しフリーレンは、もう会えない昔の仲間の背中に一言、「ありがとう」。

新たな任務

フリーレンがなんだかんだ現代に戻ってきて、一行は帝国領へ。

城門で待ち伏せされていたらしい。大陸魔法教会に捕まってしまう。その中の一人、一級魔法使いのゼンゼ曰く

帝都アイスベルクは建国祭の真っ只中。最終日には宮殿で舞踏会が行われるがそこに大陸魔法教会を代表してゼーリエが招待された。

一級魔法使いであるフェルンはその護衛任務に駆り出されたのだ。それはまあいいのだが...

これ、フェルンにお仕事を出したら、クソ強い戦士と大魔法使いがハッピーセットになって付いてくるの、控えめに言ってズルすぎる。

考えたな、大陸魔法教会

正直、ゼーリエに護衛が本当に必要なのかは疑問である。絶対護衛突破されてもどうにかなるでしょ、そのくらい負ける未来が想像つかない... 影なる戦士?知らんなぁ。

そしてこのゼーリエの護衛、一級魔法使い5人による任務。ゼンゼ、ファルシュ、フェルン、あと2人はラントとユーベルの2人。

ランユベのコンビは帝国主催のパーティーに紛れ込み、ゼーリエ暗殺に関する文書を回収すること。この2人、驚く顔が想像できないのでなんだかんだ任務をこなしてくれる気がする。

締め締め

葬送のフリーレンは今まで人類vs魔族の構図でストーリーが描かれてきたけど、ついに人類vs人類になってしまったか... 帝国も大陸魔法教会も戦力を隠しているからどのくらいに規模の戦いになるか想像つかない... というかフェルンの仕事は何なのでしょうか。その辺は次の巻でって感じですかね。13巻も面白くて満足でした😌

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