オプション取引の勉強の進め方：はじめに

おはようございますっ(^▽^)。

オプション取引って稼げるんです。めっちゃくちゃ稼いでいる人も周りにいっぱいいるんですが、ほんと凄い世界だよなぁ～っていつも思います。それでも、非オプション人間からは、

あの人らが話している言葉が全く分からない。

と思われてるはず、なのです。その自覚はあります。

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オプションのガチ勢の皆さんが何しゃべってんのかわかんない？

なんちゃらスプレッド、なんちゃらぽじしょんとか、インプライドボラティリティ？宇宙語ですか？

あの人たちがよく使うグラフ？みたいなやつ？読み方はて？デルタ？セータ？ガンマ？ギリシャ文字？はて、わかりませぬゆえ。という感じに。

でも儲かるものなら、あたしもぼくも、この機会にオプション勉強したいっ！でも、勉強の進め方が分からないっ！そこんとこ教えてっ！と思うのは自然の流れですね　(^^♪

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というわけでございまして、表題の件となります。

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なんか本読んだらいいじゃん！？と言えたらすごい簡単に責任放棄できますけど。

まーでも結論的に、優しい広い心を持って後学者に適切に伝授するとしたら、どういうアプローチをお勧めした方がよいだろうか？と考えました。

まずは本当に大事な事、それが身に付く形になるための進め方をお伝えしておきたいなと思いましたので筆を取った次第。

でもさてということで、適当にオプション取引を説明してあげた可愛い後輩（？）が、実践に移ったとたん、その数ヶ月後に、場合によってはベンツ３台分、家一軒分、平気で一瞬にして溶かしてしまって、一家離散を招いてしまうような、波瀾に満ち満ちた人生を送ってもらっちゃう未来の可能性をオプショントレードは十分に秘めていますので悪しからず。

でも、実践したのは他でもない勉強を始めた自分（君だ）、責任は自分（君だ）、全ては（君の）自己責任。

きっと初めのうち君には、「とんでもなく大きなリスクを背負ってしまう可能性のある覚悟（の意味すら今は分かっていない覚悟）」を持ち合わせていない状態。
そして荒波に揉まれるかの如く良く分からないリスクに思いっきり晒されつつ、結果的には最悪の事態を招く、いやそこに突き進むデスマーチへのお誘いという事になるので乞うご期待。

あなたが進む未来が割と克明にハッキリ私の目に見えています〜予言者（笑）なのです〜笑(｀・∀・´)

だから、わたしはそのトリガーを引くのは嫌です。寝覚めと美容に宜しくないです。だから最低限そうなって欲しくないなと思って。

とまぁこんないう感じで堅く書き始めましたけど、、ダイジョブかな。。

まぁいわゆる、オプション取引の中身の勉強を具体的に語るその前に、その外堀的な、もっと大事な外界との接続部分、そのメタお勉強をお伝えしようと思ってここに筆を執ることになったのであった☆彡

ゆる～りと、お読みいただければ幸いなのだ！☆(^^♪

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オプションは、株やＦＸやＣＦＤとは別物

株や先物、ＣＦＤ、ＦＸはやったことありますか？

経験あるなしにかかわらず、この手のトレードってのは、イメージしやすいんですよね。

なぜなら、普通にモノを買ったり売ったりする感覚に近いから。

スーパーに行ったらパイナップルが売っていて、そんでもってスーパーに行くたびに値段が変わる。

じゃぁだよ、パイナップルをたらふく食べたいから、「買う」のは安い方が良い。スーパーの人はパイナップルを安売りしたくないしできれば高く「売り」たい。

パイナップルがカブになっても、株式になっても、ＦＸやＣＦＤになっても類推が出来る範囲内で、あんまり変わりはございません。

（※ここでは利息とかそういう細かい話はしていませんので悪しからず。あくまでもキャピタル部分、プライスの変化による所のみをお話しています。

唐突ですけど・・・物語書きます（笑

これからある２人の登場人物の話をしていきます。

2人は、同じ会社で働いていてそれほど仲は良くないですが、アザ問子（といこ）ちゃんとウマ鹿男（しかお）くんと言いまして、会社の後輩と先輩です。

そして二人はひょんなことからこんな話をすることになりました。

とまぁ、このような会話でも、話って意味では成立しています。

だから、株とかＦＸとかＣＦＤの場合なら、この後に問子ちゃんが本屋さんに行って、ちょっと一人で本を読んで勉強して、実践して、億トレーダーうぇーい、という風に場合によっちゃあ、まぁほぼなれないけどなれる可能性もなくない世界ではあります。

パーセンテージで言ったら億トレになれる確率はオプションの場合よりははるかに高いんじゃないかしら。

しかしオプションは単純じゃない。難しい。

まず最初に伝えたい事はこれです。(#^^#)

オプションの知識ゼロレベル、ましてや相場初心者のあなたに伝えたいことは・・・

実も蓋もない事いうけれども、オプションは難しいです。

これ何度もいいます。
オプションは結構理解するのに最初苦労すると思うの。特に本とか。

（※もしオプションなんて簡単だ、本読めばすぐ分かるわ、などと抜かすクッソ天才様がいたらそういうのは無視して大丈夫ですよ）

あのですね、本から独学でオプションを始めるなると、それこそ５～１０年かかってやっとマスターできるのではないか、ということになると思うので「覚悟」して欲しいです。マスターってのは稼ぎ続けられるレベルって意味で言ってますよ。

少なくとも私はそうでしたから（マスターまで行ってるレベルじゃないのも分かってるけど）。

その前にたぶん調子ぶっこいて家一軒分、ベンツ３台分を瞬間で昇天させたりを間に挟みつつですから、、

たしかに、世の中には多くのオプション取引の基礎本が書かれているのは知ってます。

けれど、それを読み始めるのは、順番的にはまだまだ先でいいんじゃないかな〜って思うのですよね。。

これからその事を順を追って説明しますね。

とにかく「最初に、一人で、本で・・・」は駄目です。

特にオプションに関しては！！　　　ここまでOK?

オプションを教えて貰いたいのにっ！

さて、暖かいある日の休憩中、株に興味をもった問子ちゃんは、ぼけーっとスマホを見ながらツイッターサーフィンをしていると、「オプション取引」などというトレードをしている人達を発見しました。

そしてなんだか良く分からないけれど、その周りにもオプション取引でめっちゃ稼いでいる人が、大勢いることような感じなのが分かりました。

そして気になってよーく見ていくと、、発見したのです。日経２２５オプションのガチ勢の中に、同じ会社で働いている、あの先日、株の銘柄を教えてくれた鹿男が座る会社のデスクにあるオタクっぽいフィギュアの配置と全く同じ写真がアップされている人物を発見してしまったのでした。

そこで、問子ちゃんは、鹿男くんに聞いてみる機会を伺っていました。

ある日の午後、ちょうど男子トイレから出てくる鹿男を狙って、二の腕を掴み、給湯室の方へ引っ張り込みました。

さあて、鹿男はなんと答えたらいいのでしょうか？？

どういうことなのか良く分からない、と思うので説明します。

この二人の会話はなんだか噛み合っていません。

問子ちゃんの「何の銘柄を買えばいいんですか？」は自然な質問です。

どういう事かというと、

お金を儲けるために、何かの銘柄を、
「買って」値上がりを待って売りたい。
または、「売って」値下がりを待って買い戻したい。

と思うのは、一般的にはごく単純に普通のことです。

でも、この問子ちゃんのごく単純な質問に、鹿男はオプション取引のガチ勢のくせに、なぜか答えられない。。。

ということは「これを買ったら良い、これを売ったら良い」と単純には言える次元の話ではないのでしょうか。。。

なんだか、会話のプロトコルが成立していないようです。

あっと、、二人の会話がまだ続いていたようです。

答えられない訳

例えば、オプションの銘柄には「コール」とか「プット」というものがあるんですが、鹿男くんは、日経２２５の「コール」または「プット」を買っておけば大丈夫！とは単純には言えなかったのでした。

なぜなら、良く分かっていないまま実売買などされでもしたら、ちょっと困ることになるからです。

しかし、あまりにも問子が「何を買えばいいんですか～？」と詰め寄るので、鹿男くんはこのようなポロリ発言をしてしまいました。

問子ちゃん、フラグ発生です。

あぁ、ここから、、運命の歯車は動き出してしまいました。

可哀そうな問子。。。

早速、問子は、証券会社に入金を済ませ、日経２２５オプションのプットとかいてあったところに銘柄がずらっと並んでいるのを見ています。

彼女は、とりあえず買えそうなものを資金全力で買って仕掛けを行いました。相場の暴落を待って、何日でも待ってやるという意気込みでいました。

そして数週間が経ち、、

しかし、建てたその日から、ポジションの損益額は見る見る減る一方。

だが問子はそれをポジティブに考えて、

「相場なんだから、減る事もある！」と高を括る問子。

下がったらナンピン！って株のツイッターの人が言ってたのを思い出し、と彼氏との結婚資金や老後資金として貯めていた600万円も10円で突っ込んだのでした。

しかし２週間後には、とうとう値段は１０円を切ってきました。

そして、緩やかに７円、５円、３円、２円、１円。。。。

含み損は、900万円を超えてきました。

そしてそして、仕掛けをした１か月後のある温かい第２金曜日の夕方、、

ある通知が。。。

永久に値段は買値に戻ってきませんでした。

仕掛けた分の資金は、全て綺麗さっぱりゼロ円になってしまいました。

仕掛けたポジションのうち、１円たりとも残っていなかったのです。

何度口座を確認しても、、、

それもそのはず、オプションの買い、特に２０円近辺以下のものなどは、瞬間的に値上がりしても、ほぼほとんどの銘柄が数週間・数日のうちに値下がりし、更に全銘柄のうちその半分はきっちりゼロ円になります。そのように運命づけられているのですから。

しかし、問子はそんな仕組みなど、全然、全く全っ然、知らなかっただけ。

ただただ、彼女は「無知」だったのです。

無知って怖いよね〜〜〜〜〜（遠い目）

・・・・・・・・・・

はい。

というわけで、「オプション取引殺人事件」に発展してしまいました。

いやー、とうとうや（殺）っちゃいましたね～問子ちゃ～ん。

エピローグ（笑）

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そして月日は経ち、、問子はお勤めを終え出所しました。

そして仕事を見つけ、また母の残したブタの貯金箱でお金を貯め、

一人で本でオプションを勉強することになりましたとさ。

（続く）

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・・・・

さて、、この何とも悲しく、奇妙な、でも割とありえなくもないんじゃない？と思える物語、

結局、彼女は殺人の現行犯で警察に捕まってしまい、鹿男は可哀そうに弁明する余地もないまま彼女の手によって殺されてしまいました。

何がこの二人の人生をこのようなまでに狂わせてしまったのでしょうか？

オプション取引という悪魔の契約に興味を持った問子が悪かったのか？

エロが頭をよぎり、問子の質問の策略にまんまと乗せられ答えてしまった鹿男が悪かったのか？

鹿男がもっとイケメンだったなら、、、絶対に全く違う未来だったのかもしれませんね？（笑）

オプショントレードは恐ろしい世界

さて、ここで重要なのはなんでしょうか。

鹿男は列記としたオプションで利益をしっかり稼げているガチ勢だったのです。

なので、もしも違う未来があるならば、もっと良いコミュニケーションがあったはずです。

考えられる一つの道筋として、鹿男は、問子ちゃんの質問を正さなくてはいけなかったという事。

鹿男は、オプション取引というものは少し次元が違っているトレードなんだよってことを理解させられるイケメンにならなければならなかったのでした。

でも、コミュ障気味の鹿男に、これを素人の問子に分かるように説明できたのか？望み薄ですね。。。

実は、オプションのプライスの変化は、株、先物、ＦＸ、ＣＦＤのトレードとは随分と動き方が違うので軽く一般感覚を超えた所にあります。

もし鹿男にコミュニケーション能力が十分に備わっていて、本に書いてある通りの様に、オプションの値動きの事やスプレッドの説明ができたとして、、

もしくは、問子自身で本をしっかり読んで、勉強して、果たして大損失を食らわずに何とかなるものだったのでしょうか？

問子のアフターストーリー（続き）：

オプションの様々な戦略に触れる事の落とし穴

出所して心を改めた問子は、果敢にも、自身の手で殺してしまった男がガチ勢として稼ぐことができていたオプション取引に、月日が経つにつれて逆に興味を持ち始めました。

刑務所の中で、彼女は一人黙々とオプション取引の解説本を読むようになりました。

そして一人で勉強して調べていくうちに、私が失敗したのも当たり前だったなぁ、馬鹿だったなぁ、、、、という事が分かって来ました。

それよりも、なんだかオプション取引ってのは、分かれば分かるほど、様々な戦略というものがあったんだなぁ、、、ただ買う、売る、だけじゃなかったんだ。。。。

〜〜スプレッド、〜〜ストラングル、〜〜ポジション、、〜〜バタフライ、10年かけて、ようやく理解できるようになってきたなぁ〜〜〜

まるであまり見向きもされていないゲームを始めてみたと思ったら、その中にはこれでもか、いやこれでもか、と沢山細かい楽しそうなドキドキするような複数のゲームの遊び方がいくつも同梱されていたような感じに感じました。

そして問子はオプショントレードの沢山の戦略の組み立て方に嵌っていき、知識欲と実践欲に溺れていったのでした。

たくさんの仕掛け方法に目移りし始めた頃の問子は、これならどんな相場が来ても対応が出来る！どんな風な状況になっても何とかなる！と思ったのでした。
・・・・・・・・・・

しかしそれこそが、罠ネクストステップだったのでした。

・・・・・・・・・・
問子は、オプション取引なら、上がって下がっても利益になり、横這い相場でも利益になり、それは株にも先物にもＦＸにもＣＦＤにも無い特殊な稼ぎ方ができる魔法のようなトレード手法が存在する！と分かったのでした。

別に好きでもなんでもなかったけど（むしろ嫌っていたけど）、殺人者と被害者という奇妙な縁で結ばれた、鹿男の供養のためにも、いいえ、自分がもう一度立ち直るために、鹿男が私にくれた魔法の宝石箱だったのかもしれない、、とトレードの万能性を感じるまでになりました。

しかしながら、それが故に問子は、また哀れな結末を迎える事になるのです。

彼女は、数ヶ月間ずっと負け無しでした。

しかし、ある暖かい日のＳＱ1週間前、彼女はいつも通りあるポジションを新規で建てました。

現在の日経平均の値段から１０００円上に離れた所のコール、２０枚を売り建玉（たてぎょく）エントリーしたところでした。

しかしその翌日、日経平均株価は歴史的な大暴騰をしてしまいした。

たった1日でなんと２０００円もの上昇となったのです。

彼女は日経２２５オプショントレードの本に書いてあったことを実践していただけでした。

という何の根拠もない本の著者の言葉を信じてしまっていたのです。。

追証（追加証拠金差し入れ）を入金できない問子は、一発退場！

それまでコツコツと貯めてきたオプションの売り戦略で、火傷では済まないような実経験を積むことになったのであった。。。。

結局今回は、トレード資金を総て失っただけに留まらずに、莫大な負債を証券会社に背負ってしまったのです。

オプション取引のポジションの勉強にのめり込んでいくと、勉強が中級レベルに達した時、なぜか万能感を持つこと、持つ人がいます。しかし本当に大事な相場は、何が起こるかわからないということを忘れてしまうと、大変なことになるのは、オプション投資に限った話ではありません。相場の本質的キモを無視してしまったのでした。

テクニカル分析とかファンダメンタル分析とかそいういうやつなのかもしれません。そうでないかもしれません。ざっくりいえばケーススタディとしてこういう時にはこういうもんだという経験則だったり、未来がどうなるかの方向性について、それが彼女には完全に欠落していたのでした。

オプションの組み方に、万能なものなど存在しないのです。

ポジションの組み方自体には有利不利はない

結局のところ、オプション取引をどれほど勉強しようとも、ポジションというのは単に建て方に過ぎないのです。

組み合わせ方の妙、ポジションチェンジの繋ぎ方のその絶妙な技の数々、山のように確かにあります。しかしそれは相場の方向性を当てる話ではありません。

オプショントレードのみで、疑似的にボラティリティだけを取り出してトレードをするようなトレード方法すら存在します、しかしそれにもかかわらず、

どこまで行ってもポジション自体には、有利・不利は絶対に無いのです。

相場は何かに賭けなければ利益になりません。賭けるという事はその反対側の闇が必ずあります。

なぜならば、買った時、その反対側には売った人がいる。売った時、その反対側にも買った人がいる。どっちかが負けてどっちがが勝つ。全員勝てる魔法の方法は存在しない。存在するとしたら未来の予測が結果的にできるかどうかだけ。そんなの誰にも１００％分からない。勝負は確率的です。

あらゆる相場に対して有効なトレードなど絶対に無く、あるのは、この一時的な相場の状況に対しては有利、しかしある時には不利という、未来予測の当てっこゲームがあるだけです。

だから、その場の相場付きをしっかりと見て、予想して対応しなければなりません。リスクヘッジをしなければなりません。

むしろ、オプションは、リスクヘッジをするための存在として発展してきています。

というわけで最終的に、問子は、先物オプション取引の売りの悪魔、追証の悪魔にまんまと呑まれてしまったのでした。

相場の世界じゃよくあるはなし〜という面白みもない所に落ち着きます。

資産を失い、負債を抱え、問子はまた呆然と立ち尽くしました。

問子：あ〜あ、鹿男は結局オプションでどうやって儲けてたんだろうな〜
なんで私はあんなことやっちゃったのかなぁ〜〜（泣）

というわけで、オプションの組み方だけじゃない、トレードの肝の部分を、もっと資金管理の部分などを、テクニカル分析の方法などを、リスクを減らす方法を、当時の鹿男や、そうじゃなくても別のイケメンのオプションおじさんから、最初とは別の違う問いのアプローチの方法で、聞かなければならないのでした。

無知のリスクほどおっかないものは無い

この言葉をいまこの画面を読んでいるあなたにこれだけは伝えたいです。

オプション取引、いえ、あらゆるトレードには、様々な落とし穴があります。トレードの落とし穴とは「無知」によるものが極めて多い。

リスクという言葉で言っても良いけれども、無知のリスクが一番酷いパターンになり得ます。

なぜなら「無知リスクへは対応ができない」からです。

無知の落とし穴をひょいっと避ける方法は、無知の穴がどこに空いているのか分からなければならない。

しかし、分かったその時点でもうそれは無知リスクではなくなるわけなので、対応可能なリスクになります。

対応可能なリスクの損失の程度の振れ幅は小さいものです。

というよりも自らが逆に意識して小さくできるものなのです。

問子は、結局のところ、何がマズかったのか？

そしてもう一度、無一文になって気付く問子。。。。

「あっそうか私は、＜アプローチ＞を間違えてたんだ。」

あのとき、鹿男のことをキモいっとか言って、一人で本で勉強なんて、、、

しなけりゃよかったなー、、、、、と。

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はい！ここからは読書は終わりです！早速実践に入っていきます！

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アプローチを変えよ！

その１：

財産を2度も失った問子は、ふと気づきました。

アプローチを間違ったのだ、、、と悟ったのでした。

ああそうか、、、と

「失敗」したこの経験について私は「知らなかった」

そしてこの手のことは、私の見えないところできっとまだある。

鹿男さんにもっと早く詳しく聞かないといけなかったな、、、

っていう単純な発想を持ったのです。（遅い！！！！

アプローチとは？、、、

知識欲を向ける方向性が最初から間違っていました。

もっと具体的に言います。

予見できない失敗を避ける方法とは何でしょうか？

予見できない失敗を避ける方法について考える

誰かが言ってたこの言葉。

って、言った人が居るとか居ないとか。
でもすっと腑に落ちませんか？

オプション取引で言ったら、まずは大損失の部分をとにかく潰す事なのです。

ズバリ言うと、

「オプション取引で、まずどうなったら死ぬるのか？のリスト」

のパターン完全網羅することを目指す、ということなのです！

なので、、

最初は不完全でもいいから、今の知識の範囲内でいいから、検索なりしてパターンを列挙してみましょう。

少なくとも10個以上羅列しましょう。

なぜなら、問子ちゃんの例にもあるように、オプション取引の典型的な破産や大損失パターンは、たくさん存在するからです。

大損害じゃなくても細かいやつも混ぜたら、もっとたくさん出てくるので、それもどんどん列挙していきましょう。

急落、暴落、カチ上げ、急騰、真綿で締めるようなジワジワした上昇や下落、揉み合い相場、他色々な状況がありますね。トレードそのものに起因するものもあります。流動性が無くて閑散とした時の注意点とか

検索ワードの例としては、
　「オプション取引 売り　破産　追証」
　「オプション 取引　買い　損失」　とか

とにかく自分なりにリスト化します。

この時点で本などを買って読み漁る必要はまだ無くて、オプションの取引方法の知識はそれほどなくて良いです。この作業は、本当に重要なその次のステップにつなげる下準備だから。

貴方が本当に求めている真の欲求なんですか？

「オプショントレードを勉強すること」なんかじゃないはずですよね。

オプショントレードの知識は単に手段であるのではないですか？

お金を増やしたいんですよね？

お金失っても良いから「勉強」がしたい人はどうぞこのＮＯＴＥのバッテンボタンを押して今すぐ本を読んで。

あたしはアンテナ売りの予言者だから(笑)ここまで読んで下さっているあなたがそうでない事を知っています。
　　　　　※アンテナ売りの予言者：流して無視してお読み下さい

ならば、お金を減らす要因を、総て洗いざらい吐き出していく作業ができれば、おのずとその反対に、死なずに稼ぎ続けられるかもしれない方法があぶりだされるということなのです。

その２：

自分なりに作った「オプで死ぬるリスト」には、足らない部分がかならずああります。絶対あります。そりゃ当然ですよね。素人なんですから。

なので、それを完璧なものにするには、自分で作る必要はないのです。

逆に完璧だったら、おじさんに聞く意味ないし、情報を聞き出せません。それにドヤッたところで意味ないです。「凄いね君！頑張んなさい！」と言われてしまって終わってしまうのがオチです。

リストの事を話して共感してもらって、協力してもらって、追記して、付け足していって、やっと「死ぬる」の具体的なイメージができてきます。

そしてそれを実体験の疑似体験として、しっかりとずしりと宿すことです。ここではオプションの詳しい仕組みについては詳しく分かってなくてもよい。原体験としてしっかりとメモできていればいいのです。

だって、本当に問子みたいに、大失敗を実践する必要はないわけで。

なので、まずは適切な経験者を何人か探し当てておくことがこのステップの鍵になるかと思います。

トレードには個性が出るので、成功者でも複数の人が違う事を言う可能性が沢山あります。

おじ様に限らず、私のようなのをとっ掴まえたりしてきても、もちろん良いのですが、オプショントレードの先輩というのは、普通の株や先物やＦＸやらだけをやっている人々とは違って、特殊なモノの考え方をしながらトレードを見ていたりしているもので、死の淵一歩手前みたいなヒヤリハットの経験を一度は大概しているはず。

なので、何人かの方から話を聞く事、それ自体がとても大事な事なのです。

なので、先輩にジンギスカンを奢りましょう。師匠にお寿司を奢りましょう。

めったくそ稼いでいる師匠ならば、逆に奢ってくれるかもしれませんね。

そして、自分はオプション取引をやりたいけど、絶対に死にたくない！という事を熱く語って、「オプションで死ぬるリスト」を作ろうとしている事を切り出します。

これを完璧なものにしたいという共感と同情を誘い、先輩や師匠から最高の情報を聞き出しましょう。

リスト作成前にオプションに手を出すと・・・

これは問子ちゃんの後半の失敗の例にあったようになります。

死ぬるリストが完成する前に、つまり外堀を埋める前に、オプションのスプレッドの知識欲に溺れないようにしましょう。

　これを繰り返すことになり、たった一つのスプレッドすら満足に身に付かないということになり、結局オプションってつまんない、わかんない、稼げない、となるのがオチです。

そういうやつらには、勝手に死ねばよろしい、といっても良いレベルですけどね。

オプション取引の技術をマスターレベルまで身に付けたら、本当にそれこそが財産と呼べるくらいにまでなるのですけれどもね～～～～！

その３

先輩や師匠数人から教わって、死ぬるリストの外堀が埋まって来て、自分でも調べていくうちになんかしら知識が少しついてきて、外堀のイメージがしっかりできてきた時、もっと深い知識を得てもよい段階に突入します。

そして遂に、死ぬるリストは完成しました！

ここでもやはり、イケメンおじさん、経験者の出番ですよね。

分かる範囲で大事なポイントを対応の方法、事前にやってはいけない事、やるならこれを気を付けるという事、これをやってこうなったあれをやるとか、色々あるはずです。そして、仕組みやルールの事とか、ポジションの事とか、様々な知らない言葉が出てくるだろうと思いますが、一旦メモっておいておきましょう。しっかり聞きましょう。

それも聞けるもんなら聞くのが早いですね。

ただ、この段階になると、対応方法に個人差が出てくると思います。

だから、経験の差だったり、対応のやり方に違いが出てくると思います。

見ている目線も違うし、トレードは十人十色です。

とにかく、あなたは知らない事を潰す作業に没頭しましょう。

その４

素敵なオプション取引経験者のおじ様なら、ここまで来れば、可愛い後輩のために、ドヤ顔で色々教えてくれるはずですので、持ち上げまくり、ポイントになる部分と分からない言葉をとにかくメモりましょう。分からない言葉が幾つ出てきてもです。

さて、ここまで外堀を埋めたら、分からない言葉とかを足す段階に入ります。

その５

ここまでくると、外堀と対策が練られています。しかしまだまだオプション取引そのものの知識としては浅いのは、良く分かっています。

そこで、ここからやっと「本」つまり書籍の出番です。

具体的にオプションでの死のイメージがあるから、ここで体系的勉強が理解できるスピードが格段にアップするのです！！これが相乗効果です！！

なぜ現実イメージが十分だと体系的勉強が捗るのか？

例えば、外国語学習について。

外国語の文法など分からなくても、赤ちゃんのようにとにかく最初に言語のシャワーをあびせつづけられて、頭のハードディスクにその記憶が大量にストックされている状態にした後、しっかり文法を学ぶのが、遠回りだけど一番確実で身に付くっていう事は聞いたことありませんか？

まぁ、その言語を喋る国に行くことが最大の上達法に決まっていますよね。

逆に、昔の日本の英語教育のように、本からでのみ学んだ人はどれだけ文法をマスターしたとしても、すぐにネイティブとワチャワチャおしゃべりすることはできますか？１００％無理じゃないですか？

チャットで、メールで、ＬＩＮＥでささっと会話することはできますか？

具体的なイメージが無い場合、勉強する時にも、本の内容も頭に入ってくるスピードは段違いに遅いです。

実トレードで失敗する前に、具体的イメージをシャワーのように付ける事がトレードにおいて最も重要

オプションに限りません。トレードは全てそうです。

最初は死ぬるリストを素敵な経験者オジサン達にそのネイティブの言葉で話をされていれば、自然と「わかりみ」になってくるイメージ。

頭のストックに対して、オプションの仕組みを理解した方がそういう事だったのか！のアハ体験に繋がります。

その６

あとは、覚悟の問題です。これはけっこ重要で根が深いので、参考書を紹介します。

わたしが大好きで、特に覚悟を学ぶのにうってつけなのが、

ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風
ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン

（5部の表記について：パートの部分は、Parte←最後にeが入ります。イタリア語だからです。主人公ジョジョ（ジョルノ・ジョバーナ）もGIOGIOという綴りです。Jの綴りだとイタリア語読みではヨヨになってしまうからです。余談です。）

その７

しかし何度か死の淵を見ることになるでしょう。どんなベテランでも何度かそういう時が来ます。

しかしそんな時にでも、対応の方法も覚えておかないといけません。その対応方法は、上の方で何とかしておくべき話。もっと根本的なところは心の方です。

ジョジョ第2部で、
主人公のジョセフは「見方を変えればピンチはチャンスに変わる」を実践しました。師範のリサリサは「マイナスを逆に利用するなど抜け目のない奴！」と語っていました。

優れたトレーダーの思考回路の説明にうってつけの会話はありませんので、あたしがこれ以上語れる事はございません。

その８

最後は結局、ポジションというのはただのやり方で、優劣はありません。

しかし、相場付きの違いによって、そのやり易さ攻略のし易さが人によって様々です。ですから、

あとは知りません。

これでオプションの勉強の進め方の流れの説明は終わりです。

なので頑張ってね！アリーヴェデルチ！
（続きはどこかでまた・・・）

あとはおまけです。

自動車の無い世界で事故なく自動車に乗れるか？

赤ちゃんは、数年もたてばふつうは歩き始めますよね。

歩く事ができればそのうち走る事も出来るだろうと。

「歩く」から「走る」という交通手段の変化は当然の成り行きです。

しかしですよ。

もし世の中に突如「自動車」というものがあなたの前に現れて、これが世界で初めて見る事になった人間になったとしたら？

誰もこれを最初は「乗り物」だなんて思わないだろうし、ましてや乗り方なんてわからないだろうと思う。

壁の目の前で、初めてアクセルを踏んだら、
タイヤの辺りを調べている人がいるとき思い切りアクセルを踏んだら？

自動車の事が無知だったら、当然あり得る話です。分かってないから。
だって、あなたは最初の段階で完全なる無知なんだから。

あなたは言うでしょう。「知らなかったんだもん！」

まがりなりにも、１年かかってこれが乗り物なんだと分かった後、いざ自動車にのってキーを回し、ブレーキを踏んで、レバーをＤドライブに入れて、アクセルを踏んだ後に。。。

人や壁にぶつからずに、乗り続けることができるのでしょうか。

教習所って素晴らしいシステムだと思いますよね。先人の知恵です。

自動車保険も然りです。先人の知恵、ひゃっほー。

オプショントレードってのは、そんなようなものに割と近いんだと思います。

知っていれば、オプションだって保険を掛けられるし、トレンドの坂道を下らない様に斜めから発進できる。知らなければ事故を起こす。

オプションの板のつき方を知っていれば、夜中の深夜に割れに割れている板を食いに行くような事はしなくなるはず。

経験者なら当然知っている事をあなたは知らない

そしてそんなオプショントレードを適当に始めるということは、とんでもないほどに無知の宝庫で落とし穴がいっぱい。

だから、一人で読み進めるオプションの本には限界があります。

本当に大事な事が書かれていないかもしれないし、だいいちオプション取引がどう人を狂気と歓喜、無知と狡猾さの中で狂い狂わされ、大事な虎の子の資金を溶かしていくのか、市井の名もなき破産者や死の淵を垣間見た経験あるトレーダーの声、実体験を伝える装置として、「本」という媒体は、十分に機能でき得ないと思っています。

オプショントレーダーに会う人会う人言いますよ。オプションで本当の初心者向けのいい本なんてそうそうないって。

うん、たぶん、「本」、じゃないんだよ。

「分からない事が多すぎる上に、さらに危険が付きまとうもの（でもしっかりと身に付けたら最高に楽しいもの）」の練習方法というのは、車の教習所のように、相互に都度都度コミュニケーションをしながら、仮想的なトレードとか疑似体験を多く積んでから、前進していかなきゃ効率が悪くて悪くて、とてもじゃないけど大変なことになるので、身に付くものにならないと思います。

トレードをして失敗した時、あなたにどんな厄災が降り注ぎ、そんなあなたは、自分の無知によって、いったいいくらのお金を市中に投げるのか？計算はできますか？

わたしは割とできるようになったかな？！でもまだまだだよ！

ね！師匠！☆彡　私を見ていてくれてるかな！

あとがき

そもそも私は、オプショントレードを知識ゼロの状態から、今の段階に至るまでに、かなりの年月がかかっています。それは最初に私も本で勉強し始めたからですが、結構な年月、私はこのオプショントレードというものに関わってきたつもりです。（〇年間、、なんて言うと年がバレちゃうからバチクソ嫌なので言わないでおくけど）

その間に、事実、私自身、無知のリスクによって、結構なお金を失いました。でもそのお陰？で、友達や師匠と呼べる人もできましたけど。。

今は亡き、とても恩のある大師匠にも。。。

そして今振り返ってみると、まぁまぁ、昔のヨチヨチ歩きの頃よりは、相場でちょこちょこ稼げるようになってきました。

でもでも毎月コンスタントに、なんて口が裂けても言えないし、奢りは慢心です。

むしろ、いつまた資金を失ってしまうか分からない状況は、常に背中合わせのマイベストフレンド。

あなたに師匠はいますか？いませんか？

きっと居た方が良いですし、カモンハッピートレード。

と言うわけで、今回この記事が書けて良かったなぁって思っています！

なんか、色々溢れてきて、ああでもないこうでもないという事を書き始めたら、こんなにも長い話になってしまい、書き始めた最初はこんな風な文章になるなんて思いもしませんでした。

ツイッターで素朴にご質問を頂けた○○さん、きっかけを頂く事が出来て、本当に嬉しく思います。ありがとうございます！！！

これから、伝える事（教える、なんておこがましいので、伝えると言わせていただきます）も徐々に増やしていきたいな、って思うようになりました。

というわけで、素敵なイケメンＯＰおじ様達と街に繰り出そう！！！！

総てのオプション取引を志す勇気ある初学者の皆さんに幸あれ☆彡

最後に

でわ終わります。

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１９０００文字越えちゃってるじゃん～( ´∀｀ )