今スカイプしていい?の手間をなくす装置【真のスマートディスプレイ】

この装置の説明動画

https://www.youtube.com/watch?v=pPYH9IWg5mU&t=2s

きっかけ

先日突然、父の無期限の単身赴任が決定しました。(2020年4月~) その距離約1600km。
もちろん応援したい気持ちはありますが、妹もまだ幼く家族としては寂しいものがあります。

今までずっと家族で同居してきたので、 たくさんコミュニケーションをとってきました。
そのコミュニケーションがなくなってしまう不安が、一番大きな問題だと今考えています。

最初、テレビ電話を使うことで解決しようとしましたが、
・相手の生活が見えないので、かけていいかわからない
-> 毎回相手に電話していいか確認する?

・テレビ電話する日時を決める?
-> 言いたいことを、その時までためておくのは非常にストレス

などと、ちょっと会話したり・ちょっと相談したりと言うようなコミュニケーションをとることは難しそうだとわかりました。

そこで、できるだけ今まで通りのコミュニケーションを実現できるシステムを新しく作ろうと考えました。
遠く離れた場所にいても、家族と窓一枚でつながっているような感覚を生み出せる装置を目指すと言う意味で「Virtual Window」と名付けました。

仕組み説明

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「Virtual Window」は

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イスにつける子機(最初図の右)
ー圧力センサーで着席状況を検知。とても小型で無線で通信するので、イスに大きな仕掛けをする必要がなく(ぱっと見普通のイス)、ストレスフリー。TWE-LITEという省電力コンピュータを使用するため、1年間電池を交換しなくて良い。

スクリーンショット 2020-02-25 5.29.58


コンセントに挿す親機(最初図の左)
ー着席状況を受信して、インターネットに情報を送信。

スクリーンショット 2020-02-25 5.30.24

着席情報を示すAndroidタブレット(最初図の中央)
ー実際の着席状況に連動して、家族の着席離席動画を再生。家族の誰かがイスに座ったら、同じ人が座る映像が流れる。

の3つの装置で構成されています。

動作
1 Androidタブレット越しに、今相手がタブレットの前の椅子にいるか把握でき、
(事前に撮影した、家族が立ち去る・座る映像で)
2 表示されているテレビ電話ボタンをおして、まるで話しかけるように、
3 テレビ電話を開始することで、親密感が生まれ寂しさを和らげられると考えています。

この装置の特徴

Androidタブレットは常にON / 常に動画をループ再生
常に相手がいる場所の風景が見え、若干動いている(動画だから)ことで最大限まで"親近感"を醸成します。

でもとっている情報は着席情報だけ。ずっと生中継してるわけではない
ずっとテレビ電話をつけた場合、本当に(仮想)窓になりますが監視カメラのような威圧感が生まれると考えています。
「Virtual Window」は着席情報(圧力)しか検知しないため、威圧感がなく・さらに通信データ量もごくごくわずかです。

電気代は月70円ほど(予測値)
コンセントに挿す親機      0.5kWh/月 = 15円
椅子につける子機             乾電池(とりあえず考えない)
Android Tablet                 1.8kWh/月 = 54円

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