それぞれの土曜日。渋谷にて。
本をどこで読むかって、もしかしたら重要かもしれない。
例えば、渋谷がテーマの作品や時代の流れを描いた本ならば、きっと渋谷ストリームはうってつけだろう。旧東横線の線路をテナントの導線とし、再開発真っ只中のここなら。
ふと、耽る。
自分の足元は実態があるのか。
ふと、耽る。
見ているものは正確か。
あのカップルは左に行きたいらしい。
天気がいいからスクランブル交差点を抜けて神南とか奥渋に行くのか。それとも電車で他の駅にでも行くのか。
今日一日でいったい何人とすれ違ったんだろう。
もちろん数えてないんだけど、やっぱり渋谷だなと感じる。こんなに沢山の人がいるのに、1人みたいに思ってしまうし、この孤独感を持たせるのは渋谷のせいだろうな。
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