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うそっ…ホロライブの歌、多すぎ…?

みなさんこんにちは

突然ですが最近こんなことないでしょうか?

「えっ? いつの間にかホロライブの曲また増えてる?」
「また歌ってみた出すの!? ついこの前出したばっかりじゃない?」
「HAHAHA、そんなに増えてるわけないじゃないかBOY。……What!!? Oh my goodness!!!」

うんうん、最近私も時の流れが早く感じるのでわかります。
それは加齢が原因です。

そう、ホロライブではすごい勢いで日々楽曲がYouTubeに投稿されているのです。さすがアイドル事務所と言うべきでしょうか、その楽曲の数は半端じゃありません。目を離している隙にどんどん曲が発表されていきます。
「男子三日会わざれば刮目すべし」とはよく言ったもので、ホロライブの曲は3日追ってなかったらたぶん10曲くらい増えてるはずです。間違いない。

さて、つまらない前置きはこのくらいにして本題に入りましょう。

私は現在、毎週土曜日にホロライブのオリジナル曲をそのMVと一緒に紹介する記事を書いています。(見てね)
その時、ふとホロライブで今一体どれくらいのオリジナル曲・カバー曲が発表されているのか気になったので、善は急げで調べてみることにしたわけです。

では、どのように調べていくか。
現在配信されている楽曲をすべて数えていくのはあまりに大変です。
そこで彼女たちはVTuberということで、今回はYouTube上に上がっている楽曲を調べていくことにしました。しかし、個人チャンネルの再生リストを追っていくとそれこそ膨大な量になります。残念ながら私も社会の歯車なので余暇に使える時間は有限です。
そこで公式チャンネルの再生リストから調べていくことを試みました。
ホロライブJP、EN、ID、DEV_ISの公式チャンネルは「hololive ホロライブ - VTuber Group」「hololive English」「hololive Indonesia」「hololive DEV_IS」の4つ。
個人チャンネルを調べていくよりも簡単そうです。

しかしながらここで問題が発生しました。
まず1つ目に楽曲の再生リストが存在していないチャンネルがあること、2つ目は再生リストがあってもオリジナル曲・カバー曲が闇鍋状態になっているということです。
(公式さん整理してくれると大変助かります)

個人チャンネルもダメ、公式チャンネルもダメ。こういうときは有識者が運営している外部サイトに頼るのが一番!
ということで、ここからは下記サイト「VMusic Ch.」を参考に見ていきましょう。

「VMusic Ch.」さんはサイトも非常に見やすく検索機能、ソート機能もシンプルで素晴らしいので是非YouTube上の楽曲を探すときは活用してください。
いつもお世話になってます。ありがとうございます!
※以下の曲数は2024年2月27日現在YouTube上に投稿されている楽曲動画の数字になります。


■オリジナル曲の曲数は?


さて、それでは早速彼女たちのオリジナル曲からYouTube上に何曲動画が上がっているのか確認していきましょう。
その数、なんと……556曲!

ショートバージョンとフルバージョンで同じ楽曲が投稿されているパターンもありますがそれでも圧巻の本数。
しかも、こちらはあくまでMVとしてYouTube上に投稿されているものだけになるので、実際のオリジナル曲はまだまだあるというのが恐ろしいところです。

次々と生み出されていく名曲たち

ちなみに一番はじめに投稿されているオリジナル曲は、2018年1月19日に投稿されたときのそらさんの「木の芽時の空」です。

ここから歴史が始まり、現在まで途切れることなくホロライブメンバーたちによってオリジナル曲が発表され続けているのは感慨深いものがあります。

■カバー曲の曲数は?


続いてカバー曲を見ていきましょう。

その数はなんと……1002曲!!

なんと驚くことに1000曲を超えているという状態に。
ライブからの切り抜き等もありますが、それを鑑みても圧倒的な数の暴力。
やはりオリジナル曲よりもハードルが低いことがあってか、その時の流行りにあわせて異なるホロライブメンバーによって同じ曲が投稿されるのもしばしば見られますね。
最近だと「アイドル」「強風オールバック」「きゅうくらりん」などなど……。なかでも「強風オールバック」はそのキャッチーさもあってかホロライブだけでも12本もの動画が投稿されています。
※この記事を書いている間に、アイリスさんも投稿されました。

インターネット上を席巻した「強風オールバック」のカバー

そんな数多あるカバー曲で初めて投稿されているのは、2018年4月30日に投稿された星街すいせいさんの「メルティランドナイトメア」

ただし、こちらはまだ星街すいせいさんが個人勢の頃の楽曲(2019年5月にカバー㈱の音楽レーベルであるイノナカミュージックに加入)となります。
当時の状況に照らし合わせるとホロライブにおける初投稿曲は2018年5月30日に投稿されたロボ子さん「あっかんべーだ」でしょうか。

双方まだまだ初々しさが残り歴史を感じますね。

■おわりに


さて、ここまで話してきました。

ご覧頂いた通り、オリジナル曲とカバー曲合わせて総曲数は驚異の1558曲。一曲あたり3分程度として計算するとこれらを全て聞き終わるまでに約3日と1/4日程度を擁するといえばその膨大な量をご理解いただけるのではないでしょうか。
過去、中国で行われていた科挙が丸々三日間会場に寝泊まりして試験を実施していたということで、そのくらいの気持ち(?)で臨めば一気に全曲制覇することができるかもしれません。
興味のある方は、是非チャレンジして下さい!

ともあれこのままいけばまだまだ楽曲が増え続けていくのは確実です。
ホロライブの配信を見ているのに曲に触れないのは非常に勿体ないので、YouTubeで流れてきたら積極的に聴いていただけたらと思います。
きっと素敵な一期一会になること請け合いですよ。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
それではまた、次の記事で。

■おまけ


はい!
ここからは完全なる独断と偏見で私が好きなカバー曲を紹介していこうと思います!

えっ? オリジナル曲?
それはこちらで勝手にオススメしてるのでよろしくお願いします!!!(唐突な宣伝)

ではいきます。

個人的ホロライブ おすすめカバー曲15選


1. -ERROR/常闇トワ

私が1番好きなカバー曲。
彼女のオリジナル曲かと思うくらい曲の魅力を十二分に引き出しており、その歌唱力に圧倒されます。
のちにこの曲を制作されたnikiさんにより自身のはじめてのオリジナル曲「Pallete」が作曲されているのもまたいいですね。
「Pallete」は私が定期記事を書くきっかけでもあるので、こちらと合わせて思い出深い一曲になっています。

2. Rumor/風真いろは

続いてはこの曲。
ポリスピカデリーさんらしいお洒落な曲調と彼女の伸びやかなで透明感ある歌声が相性抜群。
一応holoXの清楚枠ということもありその歌声は爽やかさがありながら、どこかいたずらな魔性の響きも内包しています。油断しているとその魅力にズブズブと足を取られてしまいそうです。
精力的にカバー曲を発表しているのでこれからの活躍にも期待したいですね。

3. め組のひと/宝鐘マリン

やはり彼女と昭和歌謡曲との親和性の高さはすごい。理屈では語れない魅力がたしかにここにあります。
他のホロライブメンバーがカバーしない古めの曲を歌ってくれるのも嬉しいですね。
インパクト抜群なオリジナル曲を連発する一方で、ポピュラーでどこか安心感があるカバー曲を数多く私たちに提供してくれるのは彼女の絶妙なバランス感覚がなせる技かもしれません。

4. 光の向こうへ/AZKi

数あるカバー曲からこちらを選曲。
彼女と親交があるライブユニオン所属のVSingerであるHACHIさんのオリジナル曲のカバーになります。
原曲がこちらを包み込むようなシルキーボイスによるバラードである一方で、こちらのカバーでは彼女の持ち味である透き通るような儚さで楽曲にアプローチしており、楽曲が持つ新たな一面を私たちへ見せてくれています。
どちらも素晴らしいので原曲とぜひ聴き比べてみてください。

5. Empress/尾丸ポルカ

高音から低音、テンポの早い電波曲からゆったりとしたバラードまで変幻自在に歌い上げる彼女のカバー曲からはこちらを選出。
配信を見慣れているとこの曲の歌い出しで度肝を抜かれること間違いなし。普段見せることのない艶を帯びた低音が私たちを歌の世界へと誘います。
圧倒的な世界観を創り出す、まさに女帝。
彼女のポテンシャルの高さを感じることができる1曲でしょう。

6. ノンブレス・オブリージュ/猫又おかゆ&緑仙

猫又おかゆさんのカバー曲はすべてが彼女色に染められてしまう。ホロライブにおいてもカバー曲に関しては一二を争う存在ではないでしょうか。
そして数あるカバー曲から選出したのはこちらの曲。
にじさんじ所属の緑仙とのデュエットとなっており、もちろん緑仙さんの歌唱力も折り紙付き。原曲が超高音で進行していくのが印象的であるのに対して、こちらでは一転して低音のアレンジがされており実に鮮やかな手腕。
歌唱力が高い二人が組んだこの曲は至高の1曲に仕上がっています。

7. 夜撫でるメノウ/鷹嶺ルイ

魅力的な低音と力強いがなり声が魅力的で、ホロライブにおいても貴重な武器を持つ彼女。しかしながら、敢えて今回はこちらのバラードソングを選曲しました。
激しい曲やダークな曲ももちろん良いのですが、彼女のバラードソングで見られる包容力とでも形容すべき気持ちの込め方は特筆するべきものがあります。彼女の歌声に、どうしても私は心揺さぶられてしまうんですね。
というわけで「鷹嶺ルイはバラード」。
是非覚えておいて下さい。

8. 神っぽいな/ラプラス・ダークネス

言わずと知れた自身のデビューを華やかに飾った楽曲。
そのビジュアルと秘密結社holoXの総帥という設定、発表のタイミングも噛み合って爆発的な再生数を獲得しました。
もちろん彼女の歌唱力も一級品。退廃的な雰囲気を醸し出す歌い方が堪りません。
彼女の歴史を語る上では外すことのできない、総帥を総帥たらしめたまさに神懸かった1曲ではないでしょうか。

9. 灰色と青/常闇トワ×星街すいせい

え、良過ぎないですか?
ホロライブで一二を争う歌唱力を持つ二人が歌ったら当然最高のカバー曲が出来上がるに決まってます。
静かに語りかけるような序盤。そこからサビへと向かって激情を爆発させる姿にただただ圧倒されてしまうことでしょう。力強く、それでいながら切なさが混在した歌声が私たちの胸を強烈に打ちます。
ホロライブの歌姫の競演を余すことなく感じてください。

10. ROKI(English Rap Cover)/森カリオペ

彼女の十八番であるラップがこれでもかと発揮されたカバー。
全編英語でアレンジされた大ヒットソング「ロキ」は原曲とはガラリと雰囲気を変え、英語で捲し立てるように見事に歌い上げているのは流石の一言。しかもその英詞をラップ含めて彼女が書き起こしているというのが驚愕です。
既存の曲にまさに新たな魂を吹き込むが如き所業。
実に恐ろしい死神です。

11. ないない/一伊那尓栖

原曲が振り絞った叫びとでもいうような歌唱をされていますが、こちらのカバーでは触れたら壊れてしまいそうな儚さが醸し出されます。
危うさすら感じさせる彼女の生み出す世界。そこへ私たちを一気に惹き込んでいく力は、一見した儚さとは真逆の恐ろしい怪物とでも表現すべきものかもしれません。
幼さと美しさが絶妙なバランスで共存した歌声はホロライブにおいても唯一無二。
是非じっくりと味わってみてください。

12. Overdose/こぼ・かなえる

普段の彼女の子供っぽい雰囲気からガラリと変わり、大人びた魅力を放つこちらのカバー。
しかもただ大人びているだけでなく滅茶苦茶上手いから凄い。大ヒットソングということもあり多くのホロライブメンバーが歌っていましたが、その圧倒的なインパクトから彼女をピックアップしました。
あまりに魅力的なので、過剰摂取にはくれぐれもご注意ください。

13. マーシャルマキシマイザー/アーニャ・メルフィッサ

これ、歌っているのが日本人じゃないってマジですか?
インドネシア人でありながら、日本人でも難解な歌詞が並ぶこちらの曲をスラスラと歌ってしまうのが名誉ホロライブJPである所以かもしれません。飾らない飄々とした歌声に惚れ惚れしてしまいます。
長らくオリジナル曲がなかったことから、古代兵器という彼女の設定も相まってこの曲は彼女の代名詞的な楽曲ではないかと個人的に思います。

14. ツッパリHigh School Rock'n'Roll/轟はじめ

彼女の番長という設定から繰り出されるあまりに王道なカバー曲。
彼女の特徴としてあの舌足らずな喋り方がありますが、歌唱時は驚くことにそれが鳴りを潜めます。歌っているときはなんならカッコいいくらいです。
ただこの曲には後半に語りの部分があるため、そこでいつもの話し方のなるのが味があっていいんですよね。
またこういったカバー曲に期待してしまいます。

15.オレンジ/儒烏風亭らでん

歌枠でもよく披露し、好きだと言って憚らないSMAPのカバー曲。
彼女の歌枠は上記で挙げたSMAPを始めとして他のホロライブメンバーの配信では聞くことの少ない曲を歌っており、宝鐘マリンさんが「昭和歌謡」なら彼女は「平成の懐メロ」といった感じで個人的には歌において「ポスト宝鐘マリン」の片鱗を感じずに入られません。これからのカバー曲も非常に楽しみです。
あと個人的にこの曲はSMAPのなかでも一番好きな曲なので選ばせてもらいました。

以上、15曲挙げさせてもらいました。
カバー曲はそれまでに出会ってこなかった曲に巡り会えるのが何よりの魅力。
しかし、ここで挙げたのは彼女たちの数多あるカバー曲のなかのたった1%に過ぎません。ここに載っていない素敵な曲たちが残りの99%のなかにまだまだ眠っています。
是非あなただけのお気に入りの曲を見つけてみてください。


▼再生リストはこちら▼


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