KuniMaru

東京で消耗し終って沖縄でWeb屋さんやライターしてる人。最近、那覇で飲み屋をはじめまし…

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東京で消耗し終って沖縄でWeb屋さんやライターしてる人。最近、那覇で飲み屋をはじめました。 https://ichihoshi.com

最近の記事

「#」(半角)を入れるな!!

Webディレクターという仕事は、提案・サイトの設計・進行管理・制作物チェックなど多岐に渡ります。 プロジェクトの山場には公開前のデバック(チェック)工程が待っていますが、そこで陥りがちなワナを見つけてしまったので記しおきます。 ※すべての環境で再現性があるかまでは不明です。 HTMLコーディングの際、リンク先が決まった状態から作業開始できるのはまれで、ひとまずは仮のリンク先として「#」を入れておき、リンク先が決定されたら、HTMLソースの「#」を全検索して後からリンクを挿

    • あんなに傍にいたのに

      毎日、毎日、君を見つめ君に触れ君と話し。 朝起きてから夜寝るときもずっと一緒だった。 朝は君の声で目を覚まし、夜はずっと君を見つめながら気がついたら眠ってしまっていたり。 でもあの日、君を傷つけてしまった。 今までだって何度もあったじゃない? でも今回は違う、とても深い傷を君に与えてしまった。 もう僕たちは今までのような関係ではいられなくなった。 触れ合う度に傷を深くえぐってしまう、僕も傷ついてしまう、そんな2人になってしまったんだよね。 もうこれ以上一緒には過ごせない。

      • お洒落デビュー

        誰もがうらやむ大都会東京。 いつかは東京に出て一旗挙げたいと思うのが若者の常である。 それは我々品川区民も持っていた感情である。 はぁ!?品川区のクセに上京とかナメんなよ!長淵剛聴いて死にたいぐらい憧れてるんじゃねぇよ!と思うかもしれないが、我々の町から東京の象徴である渋谷、原宿までは狭くて深い川が流れていたのである。決して目黒川の事ではない。 何しろ、品川は栄えている。それなりに都会だ。ゆえに電車に乗ることなく大半のものが手に入ってしまう。少し背伸びしてお洒落する奴は

        • 「書く」というモチベーション

          「文章を書く」ということはどういうことなんだろうかと単純に考えてみました。 なぜそれを書きたいのか? なぜ口頭ではダメなのか? なぜ自分が書かないとダメなのか? なぜ書きたいのかと言えば、文章にして残るということが好きなんだろうなと思いました。残し方にもよりますが、その時、そのタイミングで思ったり考えたりした内容は脳内だけではいつか薄れていってしまうのに対して文章であれば残り方によっては半永久的に残ります。それが黒歴史になろうが、自分の生きた人生の1部として人となりを記録し

        「#」(半角)を入れるな!!

          私とオキナワ

          注)SPEEDの島袋寛子さんが似たようなタイトルのアルバムを出していますが一切関係ありません。 東京生まれJホップ育ちの私が、沖縄を初めて訪れたのは17歳の夏。ダイビングの免許合宿のため。合宿は4泊5日で、そのうち4日間は講習を受けるためにダイビングショップに缶詰。最終日はお土産買って帰るだけでした。 それでも透明な海、沈まない太陽、独特な町並み、広い基地と走り回る米軍車両が強烈に印象に残り、「いつかはこの街に住む」という予感めいたものが湧き上がってきました。 その翌年、

          私とオキナワ

          古代妄想

          大人になると現実主義になってくる。 幽霊や迷信、超能力など非科学的なものは信じなくなっていく。 しかし、世の中には未だに科学では解明できないものがあることは否定できない。それらが存在する以上は未知なる何かというものも多少なりとも信じなくてはならないだろう。 現実主義である私が、興味を惹かれる数少ない非科学的な事象は、例えばノアの方舟やバベルの塔は実在したのか?人類はどのようにして誕生したのか?などである。聖書やインドの古文書などに記されている幾つかの話は、多少の尾ひれ

          古代妄想

          天才の苦悩

          私は、まれに「天才」と称されることがある。 それは、私が生まれ持っている幾つかの先天性があるからだった。 その先天性のおかげで幼き頃から「天才」と称され、自身もその言葉を真に受けて暗示にかけられてしまっていた。「きっと自分には何か秘めた力が眠っているはず」などと。実にバカだ。いや、天才だ。 私の生まれ持った先天性、それは「左利き」で「B型」ということである。日常的に右脳を使い、柔軟な発想を持ち、感受性豊か、芸能芸術に秀でている。「左利き」というだけでも”才能がある”と根拠

          天才の苦悩

          言語を覚える

          突然ですが皆さんはどんな言語を使えますか? 僕は主に日本語を使用しています。 たまの海外旅行の時にはつたない英語を使って意思表示をしたりしています。英語に関しては多少聴くことはできますが上手に返答することができいレベル感です。 さて日本語と英語以外の言語に触れたことがある方はいるでしょうか? 僕は学生の頃、ドイツ語を少しだけ勉強しました。まぁ挫折したのですが。 そのとき感じたことは、文法や単語がどことなく英語と似ているなぁということです。 “私は”と言う時に英語では“

          言語を覚える

          インドカレーは日本で食べるべし

          カレーの発祥がインドだというのは誰もが知る事実である。 日本でインドカレーが食べたければインド料理屋に行き、数種類のカレーを選び、ナンかサフランライスで食べるのが一般的である。これが我々の知っているインドカレーで、現地にも限りなくそれに近い料理が存在するのだ、そう信じて疑わなかった。 僕が初めてインドを初めて訪れたのは、30代半ばに同年代の男子4人でインド旅行をした時だ。インドの玄関口のデリーに到着すると、さっそく町の食堂へ向かい、本場インドのカレーとのご対面することにし

          インドカレーは日本で食べるべし

          穴を掘れ

          小さなころに読み聞かされた物語は今でも印象に残っている。 その中でも「花咲爺さん」と「杜子春」。 どちらにも共通するのは何の努力もしないまま他力本願で一攫千金を得るというものだ。貧乏人の子にとっては危険思想を植えるけらる恰好の材料でしかなった。 僕は前述の作品の中でも一番悪いところを悪いように受け取ったまま育っていった。ようするに、とりあえず誰かがなんか知らせてくれて穴を掘れば金銀財宝がザックザクに近しいことがいつか起こるんだろうと考えていた。実にバカだ。 高校生にもなれ

          穴を掘れ

          一流を知れない

          「一流を知らないと本物にはなれない」 我が家でも小さい頃にそんなことを言われたような記憶がある。 しかし、幼き我が家の製品群は、一流とは言いがたい品であふれていた。 例えば食品用ラップフィルムは宇部フィルムの「ポリラップ」。サランラップもクレラップでもない。ポリラップは弱小第三勢力であり、サランラップとクレラップの2製品で業界の8割というシェアがある。本物どころか、マイノリティじゃないか。。。 そりゃ、ラップフィルムなんて地元スーパーで安売りしてたら買ってしまうだろうが、

          一流を知れない

          バングラとわたし

          数年前に訪れた僕らは町から町へと移動するたびに男たちに囲まれた。 彼らは見慣れない日本人に、どのように接していいかわからずに遠巻きに見守るだけだった。 中には出稼ぎなどで英語や日本語が達者な者がどこからともなく現れて、紹介してくれた料理店で一緒に食事をするなど、とにかく日本人にはことさら親切にしてくれた。 「日本はすごい国だ。」 「日本は素晴らしい。」 「いつかまた日本で仕事をしたい。」 その言葉にはよくあるお土産屋などでお馴染みの美辞麗句では無く、心からの尊敬の念を

          バングラとわたし