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【たった1年で20億円を達成した】 単品リピート通販戦略

このnoteでは、
【たった1年で20億円を目指す単品リピート通販戦略】と題し、

単品リピート通販において、売上を設計していくための方法を

僕個人の経験則を交えて、私見バリバリにお送りしていこうと思います。

コーヒー片手に、「ふむふむ」と読んでいただき、少しでも皆さんのビジネスに参考になれば幸いです。

■自己紹介
「あなた誰?」というそこのあなた。
申し遅れました。
始めに僕自身のことを先にお伝えさせていただきます。

CRMを得意とする通販コンサル会社にて、
単品リピート通販のLTVをあげる戦略を学んだ後、通販会社へ転職。

そこで0ベースで商品開発に携わり、
1年で年商20億円の通販ビジネスを作ることができました。

今回のメルマガでは、そんな僕が通販ビジネスを作り上げていく中で、どういうところにこだわったか?

などを中心にお話していければと思っています。

こんな内容のことをお伝えしようと思っています。

■執筆予定■
 1,単品リピート通販のビジネス構造
 2,LTVの計算方法
 3,LTVを爆発的にあげる3つの戦略
 4,LTVを加味した売上設計書の作り方
 5,爆発的ヒットを作るための商品開発
 6,物流戦略はLTVの構造を把握してる商品開発者が作るのが鉄板
 7,CPA最適化を進めるための新規獲得戦略

では、早速

1、単品リピート通販のビジネス構造

この回では、通販企業にお勤めの皆様であれば、普段肌に触れられている当然の内容をお伝えしていくので、たしかにこんな構造だよね~という感じで読み進めてもらえれば幸いです。

では、、、

そもそも、

「単品リピート通販は、なぜこんなに栄えたのか?」

というところから考えていくと、

それは、

「ROIが計算しやすい&高かったから」
(要は、確実性高く儲かるから)

に他なりません。

ここで、前提情報として、
ビジネスの売上公式を見てみましょう。

【前提情報】

■売上公式■
 売上=見込客数×成約率×価格×リピート回数

これらの式を分解していくと、

 顧客の数=見込客数×成約率

 1人あたり売上=価格×リピート回数 

  ※ここでいう「1人あたり売上」のことをLTVと呼びます。    
   LTV(Life Time Value)=顧客生涯価値などと略されますが、
   僕が在籍していたようなベンチャー系の通販企業では、
   お客様が新規購入してから1年間の売上として使っている企業が
   多いです。より歴史の長い大手通販企業では、2年間でLTVを見る
   企業もありますので、企業の文化によって異なると考えた方が
   いいかと思います。

  要は、売上は「顧客の数」と「1人あたりの売上」でできている構造
  ということがわかります。

また、コストにも目を向けてみます
■コスト■

 ・広告費=顧客数×顧客獲得コスト 
  └顧客獲得コスト=1クリックあたりの広告費(CPC)÷成約率

  ※例えば、1クリックあたりの広告費が10円で成約率が1%だった
   場合は、10÷0.01で、顧客獲得コストは1000円になります。

  ※CPC(Cost Per Click)

  ※通常は、遷移率など他の要素も入ってきますが、今回は全体構造の話に集中するため、あえて単純化して表現しています。

 またその他のコスト構造ですが、
 ここでは、変動費を中心に見ていきます。

 ・製品原価
 ・物流費
 ・決済手数料
 ・受注費用(電話受注の場合に発生するコスト。WEBの場合はそこまで気にするコストではない)

 ※変動費は、売上全体の35%未満に抑えられるとよいです。

ここで改めて

単品リピート通販は「ROIが計算しやすい&高い」
(要は、確実性高く儲かる)

について考えてみます。

※ROIはReturn On Investment、投資対効果(売上)のことです

■売上(ROIのR)について
 売上=見込客数×成約率×価格×リピート回数

 これらの公式は、

 ・どれかが0(ゼロ)だと売上が0になる
 ・どれかを上げると売上があがる

 という特徴を持っています。

 単品リピート通販では、売上は以下の要素で決まります。

  見込客数:広告の配信数とバナーのクリック率などの要素

  成約率:LPのライティング力やデザインなどの要素

  価格:メーカー側のさじ加減(価格によって成約率やリピート回数が変わります)

  リピート回数:商品性、商品の品質、ファン化の割合などの要素

 また、行った施策をすべて数字でとらえることができるため、

  Aという施策は、成約率が5%だったけど、
  Bという施策にしたら、成約率が10%だった

 みたいな形で、「数値を見ながら施策の改善を繰り返す」ことで、売上をアップできます。

 この「数値を見ながら、施策の改善によって売上をアップできる」ため、「確実性高く売上を上げられます」

■コスト(ROIのI)について

 ・広告費=顧客数×顧客獲得コスト 
  └顧客獲得コスト=1クリックあたりの広告費(CPC)÷成約率

 その他変動費
 ・製品原価:ボリュームディスカウント
 ・物流費:ボリュームディスカウント
      パッケージや梱包箱の変更による コストダウン
 ・決済手数料:ボリュームディスカウント
        決済事業者の変更など
 ・受注費用:ボリュームディスカウント
       コールセンターの変更など

 その他変動費に関しては、ボリュームディスカウントによって、
 各取引先と交渉を重ねていくことで、落とし込んでいく形になりますが、 
 広告費に関しては、顧客獲得コストを
  ・1クリックあたりの広告費(CPC):広告コピーやクリエイティブなどの要素で変動
  ・成約率:LPのコピーやデザインなどの要素で変動
 によって、コントロールすることが可能です。

 コスト面に関しても、売上と同様「数値を見ながら、施策の改善によってコストをダウンできる」ため、「確実性高くコストを下げられます」

■まとめ
・ビジネスは再現性高く、利益あげられるところにリソースを投資するのが鉄則
・単品リピート通販は、「数値を見ながら、施策の改善によって売上アップとコストダウンができる」ので、「ROIが計算しやすい&高い」(要は、確実性高く儲かる)
・だから、こんなに栄えた。
というのが僕の見解です。

■所感
・ただ、現状は単品リピート通販の立ち位置は厳しく、
・薬機法や景品表示法の厳格化
・過当競争によるWEB広告費用の爆上がり
・などの向かい風が吹き荒れる中、
・コロナによるおこもり需要という追い風など、
・風が吹き荒れる中で、うまく立ち回る必要が出てきています。
・今回のメルマガがその「うまく立ち回る」ための一助になれば幸甚です。

■次回は…

単品リピート通販の肝である「1人あたり売上=LTV」の計算方法と、

LTVを爆上げする戦略についてお伝えさせていただきます。

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