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(2022/6/6修正)What we learned after 3 years

推しである山口真帆さん。今週久々にTV出演が決まった。この番組においてである。

ファンイベント以外では、しばらくTVや映画から見なくなっていたので動向を心配していたところ。素直に喜ばしく、どんなコメントが飛び出すか楽しみだ。

SNSでも喜びの声が上がっているが、一方日前に投稿されたこの方のnote投稿が物議をかもしている、

一読して、これは荒れるな、と関係者ならだれでも判断できる。だが、一読して「よくぞ書いてくれた」との第一印象。私は山口真帆ファンを名乗り賛意のリプをした。あとで過去のゆみこ氏のアンチ山口ツイートが発掘されるのだが、それでも私の印象は変わっていない。

最初に、若干フェアじゃないだろうという記事への批判事件民の立場からのツッコミをしておく。ゆみこ氏の記事を以下に引用させていただく。

(前略)
ネットでのフェーズは犯人の男への批判ではなく、「誰かもわからない、関わっていたらしいメンバーへの批判」となっていった。
「誰かわからない」、では、なぜ特定のメンバーが疑われたのか?
<まとめサイトへの引用リンク>
これは当時のまとめであるが、このように山口真帆氏の「フォロー外し」から推察されている。このまとめでは山田野絵氏、加藤美南氏の名前も出ているが、彼女はこの二人を元々フォローしていなかった。
ゆえに、最初のターゲットとなったのは太野彩香氏と西潟茉莉奈氏だった。

https://note.com/american_pie/n/ne713ade909a4

上記の経緯説明に「事件直後の録音データ」が抜けている。事件当事者たちの話し合いの場で、山口さんは泣きながら「あやかに」と「茉莉奈」の名前を出している。SNSでのツイートやいいね外しによる推測などとは比較にならないほど強い証拠。事件を語るうえで知っているべき事項で、そこを省くことで「印象操作」と責められても仕方がない。ここがこの記事で残念なところ。
しかしながら本データは相当後日に公開されたものなので、当時の回顧録として解釈する事とし、上記批判は的外れなので削除します。ゆみこさん申し訳ありません。

だが、今日は事件を語ることは目的ではない。ゆみこ氏は何を言いたかったかを理解し書き留めておくこと。つまり「SNSにおいて、憶測だけでジャッジをすることの恐ろしさ」だ。ゆみこ氏は記事の最後にこう問うている。

インターネットでの探偵ごっこ、警察ごっこは楽しかったですか?

https://note.com/american_pie/n/ne713ade909a4

この問いに私は胸がズキっとした。#JusticeForMahohon のタグをつけて三年前暴れていたっけ。ネットリンチに加担したつもりはないけれど、あやかにやおぎゆかにクソリプは勢いで送ったかもしれない。やっぱりネットリンチの片棒かついでますやん。自分も探偵ごっこしてたよな。

さて、3年以上たった。ゆみこさんのnoteタイトル「三年経過した今だからやっと言えること」とは一体何なのか?

「真実」を知るにはいろんな方向から話を聞かなくてはならない。当然疑われた側の話も聞かなければならない。しかし真実を知りたいと口にする人たちがした事は、片方の口を塞ぐことであった。彼(女)らの求める真実とは一体なんなのか。

山口真帆氏の告発を持ち上げるのは危険であると、3年以上が経過した今、やっと言える。

https://note.com/american_pie/n/ne713ade909a4

おそらくゆみこ氏が三年と言った理由は暴行事件の公訴時効が三年だからである。まず刑法第208条において暴行罪の科刑は以下の通り。

(暴行)
第二百八条 暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=140AC0000000045#Mp-At_208

また刑事訴訟法第250条において、量刑ごとの時効が規定されていて

第二百五十条②
時効は、人を死亡させた罪であつて禁錮以上の刑に当たるもの以外の罪については、次に掲げる期間を経過することによつて完成する。
(中略)
六 長期五年未満の懲役若しくは禁錮又は罰金に当たる罪については三年

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000131#Mp-At_250

それゆえに、暴行事件の時効は三年。省略するが民事の時効も同様である。NGT48暴行事件は2021年12月8日をもって時効を迎えた。だから山口さんサイドが真実の証拠を出しても、NGTメンバー側に共謀犯がいたとしても、その証拠をもって罪には問えない。もはやクソの役にも立たない証拠である。

ではもし時効前に山口さんが証拠を出したらどうなっていたか?
「黒メンバー」は逮捕されていたかもしれないが、NGT48は間違いなく解体。山口さんの今のキャリアもおそらくおじゃん。何かの事務所側との約束もあったかもしれないが推測の域を出ない。
証拠を出さないことで、山口さんは自分を守るだけではなく、おそらくNGT48も救われた。ほかの道はたぶんなかった。芸能界は甘い正義感だければ渡っていけない世界でもある。

もう事件を追う事自体無駄だ。ネット事件民よ、もうやめないか?

(補足)刑事訴訟法には面白い事が書いてある。

第二百五十五条 犯人が国外にいる場合又は犯人が逃げ隠れているため有効に起訴状の謄本の送達若しくは略式命令の告知ができなかつた場合には、時効は、その国外にいる期間又は逃げ隠れている期間その進行を停止する。
② 犯人が国外にいること又は犯人が逃げ隠れているため有効に起訴状の謄本の送達若しくは略式命令の告知ができなかつたことの証明に必要な事項は、裁判所の規則でこれを定める。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000131#Mp-At_255

関係者で海外に居た人、いたなぁ。元AKS社長。この人だけには罰が下ってほしいと思う。

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