ほしこ

料理本、中でもお弁当の本が大好き。食べること・お酒・本屋・温泉銭湯・電車・散歩・FC東…

ほしこ

料理本、中でもお弁当の本が大好き。食べること・お酒・本屋・温泉銭湯・電車・散歩・FC東京について、つらつらと。YNWA.

マガジン

  • 湧き出して流れるもの。掬い上げて

    日々のひとりごと

  • おはなしを、いくつか。

    フィクションだったりノンフィクションだったり。 ぽつぽつと、呟くように。

  • いつも心にユルネバを。FC東京と私

    スタジアムで飲むビールはいろんな味がして、勝っても負けてもまた次の試合のことを考えてる。

  • 読書の時間と、お茶。

    すきな本、雑誌を、お気に入りのお茶とともに。

  • つくったものと、料理本。

    日々のごはん、お弁当と、お気に入りの料理本を。

最近の記事

近況。 いろいろありました。あり過ぎてもうお腹いっぱいな2019年。 車買いました。ベージュのハスラー。 思った以上に行動範囲広がりました。思いつきで日帰り温泉ばっかり行ってます。 趣味でバイト始めました。何年もまた戻りたかった場所に。やっと帰ってこれた気分で楽しいです。

    • 会いたかった人に会ったあとの まだ足りない感が今回はすごい。 渇いて、渇いて 会う前の方が良かったと思うほどに。

      • 青い車の扉が開いたとき しまっていた記憶の扉が開いて 今日雨が降っていてよかったと 心から思った。 動揺した声を 気づかれにくくなるから。

        • あの日撮ってもらった 自分の笑顔のポストカードと 初めて君がうちに泊まった翌朝の 手紙を捨てられなくて 君との印象的な思い出は いつも、早朝か深夜

        近況。 いろいろありました。あり過ぎてもうお腹いっぱいな2019年。 車買いました。ベージュのハスラー。 思った以上に行動範囲広がりました。思いつきで日帰り温泉ばっかり行ってます。 趣味でバイト始めました。何年もまた戻りたかった場所に。やっと帰ってこれた気分で楽しいです。

        • 会いたかった人に会ったあとの まだ足りない感が今回はすごい。 渇いて、渇いて 会う前の方が良かったと思うほどに。

        • 青い車の扉が開いたとき しまっていた記憶の扉が開いて 今日雨が降っていてよかったと 心から思った。 動揺した声を 気づかれにくくなるから。

        • あの日撮ってもらった 自分の笑顔のポストカードと 初めて君がうちに泊まった翌朝の 手紙を捨てられなくて 君との印象的な思い出は いつも、早朝か深夜

        マガジン

        • 湧き出して流れるもの。掬い上げて
          7本
        • おはなしを、いくつか。
          8本
        • いつも心にユルネバを。FC東京と私
          1本
        • 読書の時間と、お茶。
          2本
        • つくったものと、料理本。
          4本

        記事

          初めて2人で出かけた時の服装をまだ覚えてるんだ。 きみが褒めてくれたから。 6月の暑い夜が昨日のことのようで あの焼き鳥屋はまだ同じ場所にある。 その後もいくつか恋をして いまは遠い街で暮らしているけど きみのことだけは今も 今も 触れられない特別さで心の中に

          初めて2人で出かけた時の服装をまだ覚えてるんだ。 きみが褒めてくれたから。 6月の暑い夜が昨日のことのようで あの焼き鳥屋はまだ同じ場所にある。 その後もいくつか恋をして いまは遠い街で暮らしているけど きみのことだけは今も 今も 触れられない特別さで心の中に

          紫陽花の咲く朝におくる言葉探し 制服のきみと肩越しの空

          紫陽花の咲く朝におくる言葉探し 制服のきみと肩越しの空

          ここを出て行く決心が ゆらゆらと 37度の湯に溶けていく

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          背中に羽が見えたんだ。 2015年3月18日を忘れない。 はやる気持ちを抑えて向かった あの夜のスタジアムの空気 ゴールに向かってくる姿 ネットに突き刺さるボール 嬉し泣きしていた観客達 彼が愛されてきたことを 鳥肌が立つほど感じたあの日 石川直宏選手、お疲れ様でした。

          背中に羽が見えたんだ。 2015年3月18日を忘れない。 はやる気持ちを抑えて向かった あの夜のスタジアムの空気 ゴールに向かってくる姿 ネットに突き刺さるボール 嬉し泣きしていた観客達 彼が愛されてきたことを 鳥肌が立つほど感じたあの日 石川直宏選手、お疲れ様でした。

          高校2年生の夏。 海のそばに住む男の子と恋をしていた。 よく、海岸まで自転車の二人乗りで出かけた。 制服の背中越しに撮った空の写真が まだ、どこかにある。 図書館で勉強しながら筆談したこと。 駅までの道、少し遠回りして 手を繋いで帰ったこと。 胸がきゅっとする、青い思い出。

          高校2年生の夏。 海のそばに住む男の子と恋をしていた。 よく、海岸まで自転車の二人乗りで出かけた。 制服の背中越しに撮った空の写真が まだ、どこかにある。 図書館で勉強しながら筆談したこと。 駅までの道、少し遠回りして 手を繋いで帰ったこと。 胸がきゅっとする、青い思い出。

          一年後、 また、同じ場所で待ち合わせよう。 泣きながら出て行った彼のことば その一年後 奇しくもわたしは あの場所の目の前で働いていた 約束の17時 職場の有線が変わった 涙を、おさえられなかった ♪Kiss Me Sixpence None the Richer

          一年後、 また、同じ場所で待ち合わせよう。 泣きながら出て行った彼のことば その一年後 奇しくもわたしは あの場所の目の前で働いていた 約束の17時 職場の有線が変わった 涙を、おさえられなかった ♪Kiss Me Sixpence None the Richer

          店員さんはにこにこして、 そうだったんですか!時々、お子さん連れていらっしゃいますよ。 と。 ーそうなんですね。お元気そうで何よりです。 次いらしたらお伝えしておきますね。 そう言いながら袋を手渡す。 お店を出た。 夏の日差しがまぶしかった。 serendipity.

          店員さんはにこにこして、 そうだったんですか!時々、お子さん連れていらっしゃいますよ。 と。 ーそうなんですね。お元気そうで何よりです。 次いらしたらお伝えしておきますね。 そう言いながら袋を手渡す。 お店を出た。 夏の日差しがまぶしかった。 serendipity.

          咄嗟にレジに向かった。 お会計をしてもらいながら、 店員さんに聞いた。 ーこのポストカードを描いた方、◯◯さんですか? 店員さんは、一瞬驚いた顔をして あぁ、そうですそうです、ご存知ですか? と聞いてくれた。 ーはい。◯◯さんと、あとご主人が高校の先輩なんです。 続く。

          咄嗟にレジに向かった。 お会計をしてもらいながら、 店員さんに聞いた。 ーこのポストカードを描いた方、◯◯さんですか? 店員さんは、一瞬驚いた顔をして あぁ、そうですそうです、ご存知ですか? と聞いてくれた。 ーはい。◯◯さんと、あとご主人が高校の先輩なんです。 続く。

          だいすきだったひとの、 奥さんになったひとは 音楽をやっていて 私と別れる少し前から、 彼とユニットを組んでいた。 背が高くて綺麗で、印象的な歌声のひと。 そして、絵を描いていた。 見つけたポストカードの絵のタッチは 明らかに彼女のものだった。 片隅のサインも。 続く。

          だいすきだったひとの、 奥さんになったひとは 音楽をやっていて 私と別れる少し前から、 彼とユニットを組んでいた。 背が高くて綺麗で、印象的な歌声のひと。 そして、絵を描いていた。 見つけたポストカードの絵のタッチは 明らかに彼女のものだった。 片隅のサインも。 続く。

          別れる前、最後に会った時のことも まるで昨日のことのように、 ぶわっと思い出されて。 あぁ、すごくすきだったな、と噛み締めた。 さらに数年後の夏。 とある高原の街へ旅行した。 雑貨店で、お土産を見ていると。 一枚のポストカードが目にとまった。 隅に、製作者のサイン。 続く。

          別れる前、最後に会った時のことも まるで昨日のことのように、 ぶわっと思い出されて。 あぁ、すごくすきだったな、と噛み締めた。 さらに数年後の夏。 とある高原の街へ旅行した。 雑貨店で、お土産を見ていると。 一枚のポストカードが目にとまった。 隅に、製作者のサイン。 続く。

          おもいでを。 すんごいだいすきだったひとがいた。 高校三年生から大学一年までお付き合いして。 部活のOBで、バイクが趣味。 よく後ろに乗せてもらってた。 別れたのは彼が他に好きなひとができたから。 数年後、人づてに 彼がその彼女と結婚したことを知った。 続く。

          おもいでを。 すんごいだいすきだったひとがいた。 高校三年生から大学一年までお付き合いして。 部活のOBで、バイクが趣味。 よく後ろに乗せてもらってた。 別れたのは彼が他に好きなひとができたから。 数年後、人づてに 彼がその彼女と結婚したことを知った。 続く。

          「くらしのいずみ」谷川史子 まんがを読みはじめた頃から好きな作家さん。 絵がシンプルで好きなのと、 言葉がきれい。 登場人物が強くしなやかなのに 弱くもろくて、人間らしいとこが好きです。 家族をテーマにしたこの本は、 キラキラした感じはないけど しみじみ落ち着く一冊です。

          「くらしのいずみ」谷川史子 まんがを読みはじめた頃から好きな作家さん。 絵がシンプルで好きなのと、 言葉がきれい。 登場人物が強くしなやかなのに 弱くもろくて、人間らしいとこが好きです。 家族をテーマにしたこの本は、 キラキラした感じはないけど しみじみ落ち着く一冊です。