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「クッキンぷっちん」で遊んだら紙粘土の素晴らしさを再確認した話

今回はバンダイから発売されている「クッキンぷっちん ドーナツショップ」で子供と一緒に遊びました。

■クッキンぷっちんについて

クッキンぷっちんはバンダイから発売されている粘土の玩具で、「焼く」「揚げる」など、従来の粘土遊びでは体験することのできなかった体験ができ、”まるで本当のお料理をしているかのように”粘土遊びが楽しめるというものです。

公式サイト  :  https://girls.channel.or.jp/cookinputchin/

公式動画 : https://www.youtube.com/watch?v=DiKbOF6_NXs&feature=emb_logo

■クッキンぷっちんを開封

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なかなかどっさり!粘土や小さな調理器具にテンションが上がります!

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ちいさなフライヤー。可愛い!

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最後に粘土を乾かす場所です。あらかじめ用意しました。

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注意書きの確認。【食べられません】と繰り返し書かれているところに期待感が高まります。それだけリアルに作れるのか!ワクワク…

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※記事の更新が12月になりましたが、実際に遊んだのは7月です。

■まずは粘土をこねる。

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まずは粘土をこねて柔らかくする工程。
さっそく娘が頑張ります…が、粘土が固い!

娘はこの時点で4歳、クッキンぷっちんの対象年齢は8歳以上。4歳は対象年齢外なので粘土が固いのは対象年齢ではないから。とも考えられます。

なので次は36歳児がこねてみます。

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36歳児が本気でコネようとしましたが伸ばすことすら出来ず。対象年齢にはいったばかりの8歳の息子もやってみました…が、

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息子はガンガン!!!と醤油(使うな)で叩きまくっても伸ばすことができませんでした…
まだ開封して5分でしたが、この時点で私はあの記憶を思い出していました。
そう、「ぷっクレイ」で遊んだ時のトラウマです…

●関連記事 : リラックマの「ぷっクレイ!」で対象年齢8歳以上の厳しさを知った【前半】

■粘土をこねることすらできないが次の工程へ

この時点で私は完全に諦めていました。これもう絶対いい感じに作れないわ。パッケージの可愛いドーナツ作った人、いったいどんだけ握力あるんだよ…
でも、クッキンぷっちんの醍醐味は粘土をこねることではない。最悪こねなくても、型にはめることさえできれば可愛くできるはず…

しかしその前にさらに難易度の高い工程が待っていました。

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ドーナツの中に「揚げる演出用の粉」を入れる工程です。

■まずは粘土(?)を平たく伸ばさなければならない。

もはや粘土と言えるのかわからないですが、この鬼固い粘土を薄く伸ばし、その中に粉末を入れて粘土の中にしっかり粉を入れる工程がありました。

その粉を水の中に入れることにより、ドーナツを揚げているパチパチシュワシュワする感じを体験できるのだとか。

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【生地とこなを混ぜる時のガイド線】

こんなに虚しいガイド線があるだろうか。ガイド線に添うどころか、そもそも平にすることもできない。粘土に弾力がありすぎるからだ。

↑画像の白い棒は「伸ばし棒」としてはいっていたもの。粘土の硬さに全く歯がたたない。

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最大限の努力の結果がこれ。丸めたつもりは全くない。これでも必死で引き伸ばそうとした。

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”ビニールから取り出した生地はかたくなる前にすぐに遊んでね!”
の注意書きが悲しい…ビニールから取り出した時には鬼のように硬かったんだよ…

■クッキンぷっちんをドーナツ型にいれるよ!

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手前にある、噛んだ後のガムみたいなやつは、フレンチクルーラーの型に必死で押し込んでみたあとのものです。

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ドーナツに無理やり混ぜた「揚げ演出粉」がめちゃくちゃこぼれてくる。

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次は36歳児の番!ちょっとでも粉をいれられるように渾身の力で伸ばす!

そしてなんとかここまで来れました!↓↓↓↓↓↓

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粘土の弾力が強いので、おしこんでも弾けてしまう。

■次はクッキンぷっちんドーナツをあげるよ!

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クッキンぷっちんの最大の魅力である、実際のお料理のような演出を楽しむため揚げ油を作ります。水に粉を溶かすだけ!

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伸べ棒でまぜまぜ。

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入れてみた!粉がちっとも混ざらなかったので、水に粘土を入れただけに見えますが、すこーしだけパチパチしてます。

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泡がでる!!!!

その隙にドーナツを少しでもマシにするためママ頑張る!

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ハサミをつかって無理やり型に押し込めます。すこしマシになったような…

■チョコレート味も揚げるよ!

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しっかり粉をまぶして入れたらもっとシュワシュワ!本当にあげてるみたい!!

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上から見るとグロい…一体何を見せられてるんだ…

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上がったらトレーに出します。本当のドーナツもこんな風につくるのかなって感じがします。ここへきて子供たちにもようやく笑顔が戻りました。

■クッキンぷっちんをいっぱい揚げた

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たくさん揚げていくと揚げ油が濁っていく。リアル…

■クッキンぷっちん乾燥タイム

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なんだこれ…w

クッキンぷっちんの最大の課題は「粘土が硬すぎること」でした。
その他は、小物も多く、演出も楽しく、最高なのに、粘土が硬すぎることによりすべてが台無しになっています。

今回は36歳が一緒にやりましたが、仮に対象年齢の女の子が自分で楽しむ場合は最初の工程でつまづく可能性が大きいかなと思います。

■結局、紙粘土で遊んだ。

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クッキンぷっちんについていたシリコンのドーナツ型に紙粘土を入れました!めっちゃくちゃ可愛い!!!

粘土あそび用に取っておいていたアンパンマングミの型もつかってあそびました。手前にある紙粘土のクオリティと奥にあるクッキンぷっちん本来の粘土とのクオリティ差!!!紙粘土って最高だな。

子供にとって(いや私にとっても)粘土の硬さがすごくハードルになるんだな。ということがわかりました。細かい小物が充実しているにもかかわらず粘土の硬さによって最初の工程から地獄をみました。今後、粘土系のおもちゃを買うときは粘土の硬さをしっかりリサーチしてから買おうと心に決めたのでした。


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